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奴隷か自爆か

※細部どこか間違っていたらご指摘下さい。
 撤回及び修正・削除も致します。この場を借りて謝罪も致します。

 円安が進行している。「秩序を安定させる為に」日銀が為替介入をしているようだけど却って相場は乱高下。混乱していないか?秩序を破壊してはいないか?手持ちのドルはどれだけあるのか?足りるのか?目先の為替介入。こんな事で円安が止まるのだろうか。金利を上げなければ円高にはならないだろうけど、莫大に刷った国債の利払いと数多ある中小企業の倒産を危惧して金利を上げられない事情があると思う。

 カギは国債と来年執り行われる大阪万博にあるような気がする。

 NHKでやっていた。そもそも国家は借金をしてはイケナイんだけど、「緊急事態」の時は特別に借金が出来る。毎度国会では緊急事態との事で法案が通過しているのは暗黙の了解となっているようだ。

 では国債の乱発はいつ始まったよ?

 どうやら先の1970年の大阪万博の際に発行した建設国債が借金のはしりだと。でもって発行の際には事情が解る官僚とかエライ人達の間でかなりな議論が交わされたと。借金をするべきかどうか。してもいいかどうか。
 結局初めは一年限りとか短い期間で国債は発行されたんだと思う。一年だけで償還して終わる筈の借金がずっと膨張し継続している訳で。

 為替介入をするにあたり、敗戦国日本はアメリカに伺いを立てなければいけないし、アメリカに従わなければいけない。アメリカも為替に関しては日本だけでなく各国を監視している事だと思うけど。

 当然だけど為替の動向は金利に反映される。

 ここで小生が解らないのは、金利の上げ下げに日本はアメリカに伺いを立てているかどうか。である。

1.金利の上げ下げを日本が自由に出来る場合

 国家破綻と中小企業の倒産を覚悟して金利を上げれば為替は円高に振れる。これで一時期日本はカオスな状態になるかもしれないけど世界的に見て正常な状態になると思う。国債の利払いと中小企業の大倒産時代の到来。ある意味「自爆」だ。

2.金利の上げ下げをアメリカに伺いを立てなければイケナイ場合

 こうなっていれば事実上日本はアメリカの奴隷であるという事が出来、日本を破綻させるか否かはアメリカのさじ加減で決まって来る。国家破綻その際には日本国民は上級奴隷と下級奴隷に分類されるだろう。上級奴隷は現在一人1000万円とも言われる日本国民が抱える負債国債借金を払える人。払えなければ下級奴隷とされ、箸の上げ下げまで管理される事になるのでは。

 アメリカの財政も毎度の「緊急事態」だったのではと思うと、先が思いやられるけど、アメリカに鈴を付けている人や国家はどこかにあるのだろうか。そして、アメリカ政府もバカでは無い。

 また、アメリカのインフレが落ち着くならば利下げという事になり、そうなれば多少なりとも円高に振れる。それを日銀は待っているのでは。

 来年、借金のはしりである大阪万博が再び執り行われる。
 ある意味一回転。

 先だってオリンピックや万博の誘致の反対運動をメディアが報道しないと指摘したけど、これらの誘致もアメリカにお伺いを立てているのだろうか。

 それとも、国債発行が名目別になって膨れ上がる借金を続けて行くことが出来るのだろうか。教育国債とか健康保険国債とか年金国債とか。

 アタマがいいとされる人々(政府官僚)はYCCという「神の手」を使用する事が出来た。次はどんな「神の手」を使用出来るのだろうか。

 安倍元総理程のような強引な事はしないような気がしなくもないけど。

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