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ハッセルブラッド

昨日少し時間が出来たので、福井駅前へ夕方行ってみた。滞在時間は1時間程度。駅前周辺では福井県民による映画撮影イベント「ムービーハッカソン」開催中。二班で撮影している内の一班と遭遇。(当初三班予定が、コロナの影響で二班になったそう)馴染みの顔も。しかしコロナ前に比べ少人数編成。
スチル担当者が持っていたのが、なんと‼️ハッセルブラッド。スウェーデンの名門カメラメーカーだ。
普通の方には馴染みのないメーカーだが、プロカメラマンなら必須のカメラと言える。ポスター撮影や大判の引伸前提の作品創りには欠かせない。センサーが大きく画素数も多いのだ。因みにフィルム時代は、ハッセル買えて一人前だったようだ。
とは言え、ハッキリ言ってAFや高感度は使えないカメラ。しかも重い。三脚を使いジックリ一枚を撮る仕様だ。勿論技術が無いと散々な出来になるだろう。最近お手軽プロカメラマンが激増中だが、彼等では手に負えない代物だ。値段も手に負えないけど。
驚いた事に!その場にハッセルが二台もあった。スタジオ経営のプロカメラマンの方が持ち主。なるほど。
折角なので、少し触らせて貰った。AFは流石に遅い。しかしシャッター音が実に小気味良い。レンズシャッターの独特な響きだ。ファインダーも見易い。これで極上の写真が出来上がるのだろう。正にプロフェッショナルなカメラだ。
ライカという高級カメラもあるが、こちらは高級嗜好品の趣。ハッセルはプロ用のイメージだ。
福井の田舎では、なかなかお目にかかれない貴重な経験だった。田舎の小売店に在庫がある事はあり得ない。プロでも持っている人は多くないだろう。恐らく必要ならレンタルで済ませると思う。
まあ、一生縁が無いけど憧れのカメラだ。

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