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SONY FX30

数年前、ブラックマジックポケットシネマカメラが発売されて、俄然シネマカメラが注目された。それまで映画を撮るシネマカメラは数百万円台が当たり前。コンパクトで安い機種でも50〜60万円位。それがブラックマジックポケットシネマカメラは10万円台。プロ向けからコンシュマー向けの価格帯で売り出された。
YouTuberなんかが飛びついた。しかし、録画時間は10分も厳しく、何よりプロ技術知識が扱いに必要。価格はコンシュマー向けだが、やはりプロ機材なのだ。YouTuberでは扱い切れず手放す事続出。
その後の後継機で、ある程度長回しが可能になった。値段は20万円台になる。しかし相変わらずプロ仕様。オートフォーカス性能がまだまだで、マニュアルのピント合わせが基本。映画のルックを作るのは、カラコレとかグレーディングが必須。これはプロフェッショナルな領域。パソコンの性能も問われる。
とは言え、本格的な映像制作のプロを目指す人には、コスパ最高の機種。映像制作会社でも多くで導入された。

前置が長くなった。このブラックマジックポケットシネマカメラの対抗馬が今月発売された。SONYのFX30だ。値段は20万円台。機能的にもほぼ同じ事が出来る。しかもSONY製の優秀なオートフォーカス。何よりシネマ的なルックが簡単に出来る。
このカメラにはピクチャープロファイルにs-cinetoneがある。プロの技術知識無しで、それなりにシネマルックの映像が撮れる。
またもやYouTuberが飛びついている。今回は普通のカメラと扱いがあまり変わらないので、挫折する事ないだろう。
趣味で映像をやってみたい人にも、機能、値段的にも魅力的だろう。
そう言う自分自身も興味津々。ただ残念ながら、手持ちのカメラはCanon製ばかり。レンズのマウントが合わない。もしCanon製で対抗機種が出れば、ちょっと本気で購入を考えるかも。

もうネット上では話題沸騰の機種だ。

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