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時間の国のれなぁ そして桜月

《れなぁ加速する 》②    守屋麗奈



櫻坂46 5th『桜月』のMVが25日に公開され、100満開(万回)再生も27日夜に達成した。

達成直後に早速、守屋麗奈からメッセージアプリで御礼の言葉が届いた。このことでも、彼女自身が今回の5thシングルのデータの推移を、注視していたということがよくわかる。

メンバーからのメッセージアプリトークが、一時的に送られて来なくなりパタッと止まる時がある。
「あぁ恐らくMV撮影とかしてるんだろうな…」と察する時期だ。
そんな忙しいと思われる時でも何人かはお詫びの言葉を添えて送ってくれる場合もある。
守屋麗奈もその一人だ。特に今回は初センターで拘束される時間も多いだろうに、何通かメッセが来た時は「お疲れ様〜無理なさらないで…」と恐縮してしまうほどだ。

日頃から彼女は、工夫をこらしたメッセを送ってきてほぼ毎晩「やっほー」で始まる癒し着信にホッコリする。
そんなひたむきな姿勢が、例えばラヴィット関係者からも愛され、出演が続いている理由の一つかも知れない。

Buddies感謝祭にて

先に開かれたBuddies感謝祭二日目、質問コーナーでの採用者の中には、夏鈴ちゃん推しの小学生から、学校図書のアドバイスを求める校長先生、当日に入籍したという素晴らしいカップルなどが紹介され、幅広い年代の人達が集まって来ていたのがよくわかった。
私自身の感覚でも若い年代、そして女性が思っていたより多く参加していたように感じた。
中でも印象的だったのは、座席右二つ隣りにいた小学生とおぼしき男子である。みたところ4年生か5年生くらいか〜
母親が付き添ってはいたものの、開幕までの待ち時間まで分厚いファイルに当日手に入れたのであろう生写真を整理していた。
親御さんも理解があるんだろうなぁとは思ったが「坊や若いうちから、そんなことしてたら周りにいる大人みたいになっちゃうぞ…」と羨ましくも微笑ましく見ていた。
その彼が整理していた推しメンこそ守屋麗奈だったのだ。当然タオル、ペンライトなど完全武装である。やっぱ、れなぁ人気あるなぁ〜と思った次第。
ふと、そんなことも思い出した。

れなぁプライド

私は、裏付けのない精神主義の強要が大嫌いな人間なんだが、こと人に関しては、必要以上に感情を表に出さずに、それでいて「ガッツ〜根性」を感じる人が好きだ。
守屋麗奈にはそれがある。とにかくチャレンジしていく姿勢がある。
ラヴィットのシーズンレギュラーになった当初、ロケでバンジーブランコ(キャニオンスイング)に挑戦した時などは、正にそうであった。思えばあれが彼女に注目が集まる一つの契機となったのは間違いない。

それぞれに思いを語ればいい


さて、今回のMVは誤解を恐れずにいえば、守屋麗奈のプロモーションビデオといってもいいくらいに彼女がクローズアップされている。
楽曲と映像、衣装の良さも相まって彼女とメンバーの魅力が十二分に引き出されているといえる。
私自身は今回の作品は高く評価しているのだが、さて、どうなんだろう?

恐らく「路線論争」は、5th以降も続くんだろう。
楽曲、MVの評価だけでなく、センター、フロント、エイト、選抜のあり方、メンバー構成に対する思惑も絡み合って「櫻坂らしさとは?」の議論が、他者を誹謗、排除しない形で侃々諤々とやっていけるのならば健全なことだとは思う。

また、今回顕著だったのはTwitterでの再生呼びかけから、他界隈の人達と交流が生まれたことだ。
CDからストリーミングなどへ比重が移りゆく経過の中で、一つの流れとして出てきたのであろう。
賛否があるのは承知しながらも、これも時代の趨勢なのだとみるべきかも知れない。

それにSNS上でのMVに対する色々な考察が興味を深めていく材料にもなっているのは面白いところだ。

いずれにしても5th期間は始まったばかりだ。息の長い取り組みになるし、三期生の活動がどう関わってくるのかも強い関心がある。

れなぁ ますます加速する


時間遡行がテーマであろうMVを観ていると、ザ・アイドルの象徴の一人ともいえる松田聖子の『時間の国のアリス』(作詞:松本隆 作曲:呉田軽穂) を思い出した。
そしてタイムトラベルがテーマの小説『夏への扉』と、それをベースにした山下達郎の同名曲(作詞:吉田美奈子 作曲:山下達郎)も思い浮かべる。

僕は未来を創り出してる過去へと向かいさかのぼる
そしてピートと連れだって君を迎えに戻るだろう

『夏への扉』


色んな想いが交錯しながらも、今は『桜月』の発売を待ちたい。

そして、煌めく『存在感』を示している守屋麗奈
ますます加速する彼女は我々をどこへ連れていってくれるのだろう🌸🌕
これからも彼女の活躍を見届けていきたい。




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