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櫻坂46 新・櫻前線 -Go on back?- 咲くやこの花 そして櫻へ〜大阪



【櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 大阪公演参戦記】

⬜ セトリ等公演内容に細かくふれていますのでご注意ください

そして今回もムダに長いです。語ってます。
あしからず。

大阪城ホール外観

〜難波津に咲くやこの花冬籠り 今を春べと咲くやこの花〜
百人一首の序歌で詠われる「この花」とは梅の花と言われている。今、春の訪れを告げる梅から、やがて桜(ソメイヨシノら)が開花する時期に移行しようとしている、その“なにわ”の地で〜

今月2日に福岡からスタートした櫻坂46の全国アリーナツアーは、12(火)〜13日(水)の両日大阪・大阪城ホールにて開催された。
本稿は福岡から引き続いて参戦したひとりのオジサンBuddiesの、大阪公演での感想〜呟きを記録したものである。


◆ 3月12日 (火) Osaka Day_1

雨中の高速バスは、予想通り定刻の到着時間を越えて11時過ぎに阪急三番街バスターミナルに着いた。
そこから天満橋のホテルに行き一旦荷物を預ける。会場の大阪城ホールへは様子を伺いに行くつもりだったが予想以上に雨が降っており、予定を地下鉄と地下街で雨に濡れずに移動出来る市内のCDショップ巡りへと変更した。
やがて雨も上がりかけてきたので一旦会場に向かい様子を確認した後、ホテルに戻って3時のチェックインの手続きに。「もうお前ら全員Buddiesだろ…w」と呆れる位の長蛇の列に、自分を棚に上げて苦笑する。

雨もほぼほぼ上がり入場開始前には傘も要らない判断が出来るほどの天候になった。


さて大阪一日目ではあるが、この日の注目点は、松田キャプテンを欠くライブでのまわしをどうするのか?夏鈴ちゃんのコンディションはどうなのか?そもそも欠場ではないのか?など日々スケジュールをこなしていく中で、予測不能のイレギュラーに直面したグループはどう対応していくのか?を見極める機会ともなった。
そして、その答えは影ナレで早速示してきた。

今回もセトリに沿って追っていくこととしたいが、福岡では気がつかなかった点や違いを中心に記録していきたい。

影ナレ
山﨑・田村
現地大阪組だから〜と言えばそれまでだが、今日、まつりを欠く布陣で他の二期生同期がどうカヴァーしていくかがポイントだなと、解りすぎるほどの今回の試金石でもあった。
そんな中で二人はまつり不在の不安を感じさせないほどのMCやライブでの中心的なまわしをやってのけたである。
「天ちゃん大阪やで〜」と呼びかけた保乃ちゃんの声のトーンからこの日のライブの成功を予感していた。

OVERTURE
決して福岡が小さかったわけではない。しかし、大阪の声出し声量の大きさは他の会場とはまたケタが違うのも事実。
会場の真ん中辺りにいて全方位から聞こえてくる大音量の声の波にのまれてしまうほどだ。

1.マンホールの蓋の上
この日の座席はアリーナD4ブロックで、センステのほぼほぼ正面。センステでの展開を中心にしっかり観ておこうと思っていた。
メンバーが会場を煽っているかにみえる頭上クラップについては、前日に視たGOHST HILLさんの福岡公演ネタバレ配信においてTSUBASAさんが「色んなやり方を全部まとめて(メンバーから)“こうやろうぜ”との意思表示を感じた」と仰っていたがまさにその通りだと。
福岡と同じ一曲目ということで、ペンラよりもクラップだな…と構えていたところ、それまで気がつかなかった事実にあ然となった。

福岡にあったメインステージの後方スクリーンが、ここ大阪城ホールではとっぱらっていたのだ!
つまりステージバック席がそのまま障害なくステージを観れるということだ。違いと言えばモニターが観られないぐらいで、むしろメンバーに圧倒的に近い「超神席」と言えなくもないほどのセッティングだった。
正真正銘の超満員とはこのことだ!

福岡でのメインステージ設定スクリーン
大阪でのメインステージ〜ステバがそのまま見える

過去に武道館で行ったBuddies感謝祭が円形ステージの360度設定だったが、変則的とは言えアリーナで、ほぼ同様の形式を採用するとは「運営さん〜やってくれたな…」の驚きの瞬間だった。

2.摩擦係数
ほとんどの観客が今ツアーでは初めて〜或いは櫻坂は初めてのライブだったろう。そのステージ使いや演出に衝撃を受けたに違いない「摩擦」だったと思う。

3.BAN
センステに移ってきてのBANだが、るんちゃんを正面から間近でみていて「綺麗な顔に生まれてきてよかったですね」と、きらこのセリフ通りだなと納得してしまう。

MC〜田村
この日のMCは前述の通り、影ナレの二人〜主に保乃と天ちゃんで仕切ってきた。
先ず保乃は、いのりを先日放送された中京テレビ制作の「パシャリ櫻坂ふたり旅」に絡めて「伊勢に行って来た」と独特の紹介をし感想を求める。(正確に言えば志摩だが、伊勢志摩と言う事でそこはよしとしようw)
ちゅけも加わりパルケエスパーニャの魅力を語る。
続いて天ちゃんに先の福岡二日目の「昼食付き指定席」の件について聞いていく。
天ちゃんは公演後みんなにイジられた。本当に”昼食付き“だと思っていた。でも、みんなそんなことはもう忘れてね〜(その上で) 盛り上がっていきたいと〜
そして高校を卒業することに会場全体からの「おめでとう♪」の声に応えての「ありがとう!」でライブは進んでいった。

4.Anthem time ↔ ドローン旋回中
ライブぶち上げ曲のマッチアップで会場はすっかりテンションが最高潮に〜

5.Don't cut in line !
自分の座席の周りにも的野のメンバータオルをかけている観客が目についた。それだけシッカリ支持を拡げているんだなと思った。
洗濯は嫌いじゃない♫〜からの早着替えもバッチリだった。

6.真夏に何か起きるのかしら
福岡ではここで『コンビナート』だったから、「真夏」初披露ということよりも「あぁ今日はないんだ…」のガッカリ感が正直勝っていた。
しかし、この曲で天ちゃんがリードしていくのは先輩として経験上でも当然としても、いとは•こんなぎの二人もそれぞれキャラクターを活かし、そしてあの笑顔で魅せてくれた。そしてこうなると想像が及ぶのが…

ということだが…さて…

7.コンビナート
今日は入れ替わり曲になったか…と落胆していたところに、おなじみのあのイントロが流れ、即効ペンラをオレンジに!
正面でみるきらちゃんのパラパラ風振り付けに「あっ⁉ 意外とこんな振り付けも彼女に合ってるな〜」とあらたな気づきが。

8.何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう
モニターが三期生の顔を一人ひとり捉えていく。その都度起こる「超絶カワイイ」コールが見事に揃っている。個人的には超絶カワイイ系のコールは櫻坂には不要と思っていた自分だが、こうも揃うと「これも悪くないな…」と感じてしまうのも不思議なところか。

DANCE TRACK〜武元
少しのインターバル〜ブリッジの音が続いて、その後に武元が登場しソロのダントラが始まる。
しかし、こうして実際の姿とモニターを交互に観ていると、ちゅけやっぱり上手いなぁ…と見とれてしまった。

9.油を注せ!
モニターがえんぴかと美羽の髪を振り乱した渾身の姿を映し出す。この流れがとても美しく素晴らしい。

DANCE TRACK〜Coolチーム
センステでゾノと天ちゃんらのダントラ
ゾノが3rdTOUR一曲目に入る時のあの雰囲気も醸し出しつつのCoolへ〜

10.Cool
センステの左右にサイドステージを配しているのだが、それぞれにタワーとして高く上昇する仕掛けになっている。
渡邉理佐の卒コンでも導入して、それ以来すっかりおなじみになっているあのセットだ。
福岡では誰が立っているのか角度的に確認出来なかったのだが、双眼鏡で視てみると下手側には増本が立っているように見えたが、視力が悪いと確信が持てない…どうなんだろう〜元々のオリジナルメンバーではない彼女はゆいぽんの後か、みいちゃん或いはゆみちゃんの代わりに入ったということなのか?
上手側も誰かはわからなかった。今後の公演で確認したい。

11.承認欲求
先週放送の『不適切にもほどがある!』(TBS系列)で、脚本家宮藤官九郎は台詞に「承認欲求〜聖徳太子〜流れ弾」のワードを続けて放り込んで来た。これには全国のBuddiesから確信的に「クドカンやりやがったなw」と声が上がったに違いない。
そんな意識の流れでこの曲を聴いていた観客もいたのだろう。
フロントのあいりとしーちゃんのポップアップが若さを爆発させ、やや控えめなるんちゃんのポップアップは先輩の余裕と貫禄をみせつける。
しかし、この承認欲求は演るごとに進化していくパフォーマンスで、スタオバとの並びで後半怒涛のセトリとして定着していくのか〜とあらためて思った。

❲追記❳ (3/15)
15日に、そのドラマ『不適切にもほどがある!』の第9話(22日)のゲストとして守屋麗奈の出演が発表された。
これで伏線回収⁉

12.静寂の暴力
三浦大知もかくや〜のサイレントダンスを正面から観れたのは格別だった。しかし、しーちゃんの身のこなし方は実にしなやかだ。
不満だったのは前にいた若い観客が、手拍子をしたり拳を上げたりと全く「オイ若いの…あんた全然わかっちゃいねーな」と思った位で、これは全くメンバーには関係ないことだ。
とにかく胸ぐら掴んで「顔を洗って静寂を百万回聴いて出直してこい!」と会場から叩き出したい衝動にかられた程だが…
それはともかく変な言い方になるが、今後は敢えて出し惜しみをして、レアな楽曲になって欲しいとも思ってしまうアマノジャクなオジサンだった。

DANCE TRACK〜山﨑

13.泣かせてHold me tight !
天ちゃんのダントラからの入りがよい。
ただコールはまだ探りさぐりか…?

14.Start over !
昨年この城ホで初披露したスタオバが帰ってきた。
とにかく隣の夏鈴ちゃん推しのネキが、最初から思いっきりスタオバジャンプを始めてそれには面食らった。
こちらはイントロからメンバーと合わせて〜と構えていたんだが、前の静寂の勘違い野郎とは違う意味で、これはオッサン流石に若さには勝てないな…と思い知らされた次第。
さて、ペンラカラーは会場の演出での照明に引っ張られる〜との声が共通認識となっている部分もあるのだろうが、この日気づいたのは、会場はバイオレットの照明であったということだ。つまりそういうことなんだな…と思い、夏鈴ちゃん推しのいつもながらの訴えと嘆きもなんとなくわかった気がした。
しかし以前と比べてバイオレットは増えていたようにも見えたが…
ちなみに隣のネキはしっかりバイオレットだった。

15.何歳の頃に戻りたいのか?
冒頭に流れる映像が福岡と違っていたのでは?と思った。
モニターは時計を表示し秒針がカウントダウンをしていく。やがて、アポロのサターンロケットの発射シーンや、これはひょっとしてヒロシマか?ベトナム戦争か?と思わせる映像など、それはまるでNHKスペシャルの『映像の世紀』を彷彿とさせるものであった。
最後に「Buddies」などの天ちゃんのMV映像を重ねてくる。
そんな流れからのLast songである。
そこで、この日ふと頭をよぎったのは、この楽曲は「櫻坂が唄う青春讃歌」ではないか⁉ということだ。
過去•現在•そして未来に想いを馳せた時に流れる、ある種の切ないメロディーだ。
福岡であった櫻吹雪はなくなったのか、最後に天ちゃんがコインを拾い上げ、指で弾いていくコイントスのような演出でカッコよくステージを締めていく…

そして、ここで本編は終了。

スタンドCブロック辺りからの「サックラザカー」のリードがとても力強くて上手側スタンドが「フォーティーシックス!」と応える形がキレイに全体に伝播し、信じられない位にコールが揃った。


En-1 Buddies
『Cool』に続きこの曲でもタワーを使い観客にレスを送っていた。
私が見た限り、るん•夏鈴と美羽•保乃の組み合わせで昇っていたように見えた。

MC〜山﨑
ここからのMCは「山﨑天ショー」と言える位の天ちゃんの独壇場であった。とにかく天ちゃんが乗りに乗っていた。
その天ちゃんがメンバーに感想を聞いていく。
先ずは「美青GOODから〜」と的野に振る。
的野はBuddiesの時、向井と承認欲求の振り付けをバクステ側に見せていたと言いテンションが上がっていた。
続いて夏鈴ちゃんに〜
夏鈴ちゃんからは「皆さん気づいてましたかぁ…?」のインナーカラーを入れたことの問いかけがあり、会場はやんやのリアクションで応えた。もちろんお隣りのネキも。
こうして360度埋まった客席を見て、去年のことを考えてもうれしいとメイクさんと話していたと〜
皆さんとここまでやってこれた去年が愛おしいが、来年もそういう気持ちになれるような一年にしたいと、いつもながらの淡々とした言葉ながらも強い決意を感じた感想だった。
そして急遽ふられたきらこからは、戸惑いながらも今日は天さんが中々目を合わせてくれなかったが、最後に合わせるという高校を卒業するタイミングで、そんな焦らしの高度のテクニックを身につけたことを報告?した。
ゆーづからは去年は緊張していただけだったが、今年は地元福岡からスタートし、大阪でさらにハッピーになって力になっていると。

最後に天ちゃんから〜
ライブはBuddiesからの愛をたくさんもらえる。
もう少し〜もう少しと頑張れた。明日からももっと頑張っていきたい。
皆さんもお仕事、学校、家事育児を頑張っていこうと力強く呼びかけてくれた。

そして、ここからは公式既報の通り、特報と大々的にモニターで打ち出しながら、4月からのLeminoでの「そこさく」見逃し配信開始の発表があった。
どのコンテンツを使うのかは、色々と予想されていたし、4月から何らかの動きがあるはずとの見方も強かった。
Leminoを使うということで落ち着くところに落ち着いたか…との感想だが、その発表を地方公演で行ったことに大いに意味がある。
天ちゃんからは再三「おもしろいから〜」とのアピールがあり会場はまたまた大いに盛り上がった。

En-2 櫻坂の詩
メンバーが花道を周回しながら名残り惜しくも大阪初日は終演となった。
時計は、ここまでぴったり二時間の8時丁度を示していた。

公演の度に最高点を更新していく櫻坂を今回も痛感した。
そしてこれまでとは少し違う不思議な感覚にも陥っていた。
それほどまでに、メンバーとオーディエンスが一体になり、演出がピタリとハマり「これが今、最高の櫻坂!」のライブを体現したのだった。
会場を出て帰路につくBuddiesたちと、すれ違う公園ランナーたちをみて、まさに人生は人それぞれと感慨にふけってもいた。


◆ 3月13日 (水) Osaka Day_2

朝からすっきりとしない天候だったが、昼過ぎには晴れ間が出て、外に出て歩けばうっすらと汗ばむほどでもあった。

この日のセトリは基本的に福岡パターンを踏襲してのプラス1ユニット曲。その8thユニット曲の扱いをどうするか?が一つのポイントだった。
座席はスタンドCブロックやや後方。もちろんステージからは遠いのだが、全体を俯瞰で見ることが出来るポジションだ。
各曲の感想は、あらためて気づいたところだけ書き留めておく。


影ナレ
藤吉•山下
第一声から夏鈴ちゃんと判る少し滑舌とトーンを意識した影ナレ。

1.マンホールの蓋の上
これまで何度もこの場で言っているが、ペンラは首掛けストラップを使ってハンズフリーの状態にすることをおススメしたい。私はグッズのPakeの紐を代用している。
これなら躊躇なくクラップできる。

2.摩擦係数
やはりどの角度からみても「摩擦」はいい。

3.BAN
MC〜田村

松田キャプテンからは、皆さんの暖かい声援を聞いてうれしい。参加する曲は絞りながらになるがどうぞよろしくと復帰のあいさつ。

ケータリングで出たたこ焼きの話題となり、このたこ焼きはアメリカ村で人気ですとの紹介に、あきぽが「アメリカでも人気なんですかぁ〜」とのマジのリアクションにその場が湧いたとのこと〜沼ちゃんらしいな(笑)

夏鈴ちゃんのインナーカラーにもふれるが、そのご披露に本人まんざらでもなさそう〜「美容師さんて凄いな〜」との感想。
会場全体からの「カワイイ」コールに、場内から「もう一回」の声がかかり、再度のコールに夏鈴ちゃん「うれしい〜」と応える。

4.Anthem time ↔ ドローン旋回中
恐らくこの演出も今ツアー限りのものだろう。
全員でのライブアゲアゲ曲が出た時こそが櫻坂の新時代と言えるのかも知れない。

5.Don't cut in line !
あの早着替えは恐らく重ね着したのではなかろうか?じゃないと余りに時間がなさ過ぎると思うが…

6.真夏に何か起きるのかしら
ひょっとして別のユニット曲にチェンジするか?とも思っていたが、大阪は「真夏」披露に留めた。
次の愛知は“ちいかわ”トリオのあのユニット曲の順番か?

7.コンビナート
一期曲はともかくとして、二期曲は入れておかないとバランスを欠くとの判断か?
次は二期生ユニットも(特に新二期)欲しいところ。

8.何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう
この日で4回目の披露だが、その度に精度を上げている感がある。

DANCE TRACK〜武元
9.油を注せ!
ちゅけのダントラからの流れがいい。コールも整然とした中で段々と熱を帯びてくるようだ。

MC〜中嶋
ゆーづから三期生何人かに感想を聞く。
えんりこは、たこ焼きの話題から「皆さんはトロトロ派?〜カリカリ派?〜それとも理子派?」とのおなじみの問いかけを。会場からの「りこ派〜〜〜」は、かくも美しき予定調和。それでいいんだよオジサンたちは納得&満足♪

DANCE TRACK〜Coolチーム
ゾノがソロで繋ぎながらBACKSメンの合流を待つ形か〜

10.Cool
タワーに立つメンバーを確認したかったが、ホテルに双眼鏡を忘れてきたので、次回の愛知に持ち越し…

11.承認欲求
次に来ると知っていてもやはりこの曲のイントロには毎回ゾクゾクする。
後方スタンドから肉眼で見ていても、るんちゃん先頭に安定のパフォーマンスだとハッキリと判る。

12.マモリビト
この日のこの曲は、ペンラを置いてジックリとこんなぎを見てみることにした。
当初見えてたやや不安気な表情も薄れ、自身に語りかけるかの様なパフォーマンスだった。
まさに「マモリビト」だ。
スモークの中での三期生のパフォーマンスと、天井から射すサーチライトのような照明が素晴らしい演出となっている。
ウーハーからの重低音が時折割れるような場合もあるが、福岡から聴いてきて、逆に、これは敢えて意識的にギリギリを攻めているのかも?と思えてもきた。

DANCE TRACK〜山﨑
13.泣かせてHold me tight !
緑のレーザーが様々な形態で変化し、まるでエヴァの使徒のよう〜とはいい得て妙。
敢えて人気のラヴィアンをやらずに、このテンポの曲を並べた意図が判ったような〜そうでないような…

14.Start over !
まぁペンラなんて「好きにやればよい」勢〜の私でさえも、この曲の赤•バイオレット論争は興味深いものがあった。
明らかに昨日よりバイオレットが増えている。その割合がどう写っているか?は各人の意識によって変わってくるとは思うが、スタンドから私の見たところでは6割から7割はバイオレットだったように見えた。
変われば変わるものだなぁ…とその景色は不思議な感覚だった。
今後さらに割合が変わってくるのは必至だろう…
TLをみると、この二色が混在した姿もいいのでは〜との声もあり、なるほどそう感じる人もいるんだなぁと、これまた興味を引く感想だった。
夏鈴ちゃんはまた一つ吹っ切れたかのようなパフォーマンスだった。
しかし、インナーカラーにした直接の理由が知りたいな…

15.何歳の頃に戻りたいのか?
とにかく天ちゃんが夏鈴ちゃんとは違ったスタイルで、自由におおらかにパフォーマンスしている姿をみると、今の櫻坂の強さを感じずにはいられない。


これで本編終了。

Bブロック付近からのアンコールとFブロック付近からのアンコールが入り乱れ「あぁ今日はダメだな…」となっていた。前日を意識する余り、前のめりになり過ぎたようだ。
しかし、この状態も間もなく収れんされていく。
これも経験か?
昨日ほどではないにせよ大阪でのアンコールは気持ちのよい形になったようだ。

En-1 Buddies
それを見計らったかのようにメンバー登場。
3rdTOURやアニラのようにスタンドゲートにメンバー現る!なら尚、言う事なし…だが、流石にそれは欲張り過ぎかw
「みんなと一緒に歩んで行きたいです!これからもよろしく!」と天ちゃんが力強く叫んでくれた。

MC〜松田
まつりからは、とにかく会場の熱気が凄い。後ろからも見られている不思議な気分と。
待機中は天ちゃんからテレビ電話が毎日あり、みんなからもメッセージがたくさん届き励まされた。ありがとう〜と。
あいりからは、いのりが前髪を分けているのがキレイでその感想をメイクさんに伝えた〜と言えば、いのりからは、まりのんもみんなも自分に直接言わないで、メイクさん伝いになっているのが不満と。
きらこはスタンドの一番後ろのお客さんにもレスを送ったが判りましたか?との問いかけに、流石きらちゃんとうれしくなった。
まつりからあらためてLemino「そこさく」見逃し配信開始のお知らせが。


En-2 櫻坂の詩
エンディングは福岡同様メンバー同士で手を繋いだり腕を組んだりで、左右に揺れながらのほっこりしたものに。
最後にセリを下がる時にモニターに映ったハートを作った手は天ちゃんだったのだろうか?
こうして大阪の二日間も大盛況のうちに終わった。


アリーナの形状から可能になったのだろう〜今回の全方位櫻坂!だったが、今回ほど、バクステ〜注釈(昼食)付き席のBuddiesが報われた公演もなかったろう。
悪条件を覚悟の上で積極的に席を埋めていこうという意識の高さには日頃から敬服している。こちらはチケトレ絞りであわよくば神席を〜とセコセコやっているオジサンだからなおさらだ。
今回は、そんな人たちにも支えられているグループでもあるんだと実感もした。


言葉で表すことがこんなに難しいと思ったこともない位に、この大阪公演は新しい景色を魅せてくれたライブだった。
ライブは演者が創るだけでなく、観客、スタッフも一体となって初めて素晴らしいものが生まれるのだと痛感もした。
とにかく乗りに乗っている今の状態に決して奢ることなく誠実に立ち振る舞うメンバーの姿をみて安心もした。
ただ、やはり気になるのは「ドーム後」のことだ。
しかし、今それを語るのは無粋だし余りに早すぎるだろう。
私の今ツアー参戦は次週の愛知で終わる。ドームはどうなるかまだ判らないが、いずれにしても、いいものを魅せてくれると確信している。


【補 記】

今回の遠征で大阪市内のCDショップにも何店舗か足を運んだ。
それぞれのCDコーナー、ラックをみると櫻坂として一棚確保してくれているショップもあれば、乃木坂•日向坂よりは明らかに少ないスペースのショップもあった。これが現実なんだろう。
オタクが意識して見た限りでもそうなんだから、一般のお客さんからすればなおさら目に留まる機会が弱まると容易に想像出来る。
X上では、ショップ側の理解と認知についても、データを基礎として語られることも出始めた櫻坂界隈だが、一つの大きな指針として注視したいところだろう。


タワレコ あべのHoop店 井上梨名
ヨドバシカメラ マルチメディア梅田店 大園玲
HMVグランフロント大阪店 藤吉夏鈴


























 




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