見出し画像

櫻坂46 8thシングル『何歳の頃に戻りたいのか?』ミニライブを視聴して〜


4月4日 (木) 20時から『櫻坂46 8thシングル〜何歳の頃に戻りたいのか?〜ミニライブ』の配信があり視聴した。
4日当日は配信直前に、4thTOUR追加公演の東京ドームFC一次の当落発表があった。
今月2日からイオンカードがご利用通知サービスを開始したこともあり、TLでは未明から当選報告が相次いだ。
今回私は、別のカードで申し込みをしたのだが、そんなTLの雰囲気にソワソワヤキモキしながら、夕方までがとても長く何とも憂うつな心もちでもあった。こんなところから今後はイオンカードを使おう〜となるのが、まさにイオンカードさんの思惑通りなんだな…と苦笑してしまった。
長〜い一日でようやく夕方6時になったが、直ぐにはメールが来なかったところを見るとどうやらこれはいったかな〜と思いながら確認した。何とか両日当選で、ホッと胸をなでおろしたところだ。

さて、先に行われた4th ARENA TOURに於いて、私がそのパフォーマンスを観たのは、不参戦の神奈川で披露された『恋は向いていない』以外の六曲だ。
前回の『承認欲求』シングルもそうであったが、ミニラの前にライブが行われるという変則的な形が続いている。これを〜いい悪い〜で語るつもりはないが、本来ならミニラを経ての単独有観客ライブ披露が流れとしては理想的だ。ただ、それだけ現在の櫻坂のスケジュールが、過密で充実しているからこその不規則な形にならざるを得ない〜という証でもあろう。
一つのシングル活動期間は、レコーディング〜MV制作〜振り入れ(ミニライブ)〜メディア対策(番組出演)の流れの中で、ミート&グリート(オンライン•リアル)も並行して行い、そしてライブが入ってくる時期もありと、とにかく列挙しただけでも大変だとわかる。
現状ではミニライブが配信されれば、そのシングルは事実上一つの区切りを迎えたもの〜という形にもなっている。


OVER TUREは、ツアー•イオンカードライブと同様の映像でミニライブが始まった。

① 泣かせてHold me tight !

配信前に大園玲からのreitalkで「体調不良でお休み」することが告げられた。玲ちゃん、こんなぎ、りかたんがミーグリを欠席したから、その前後の収録なのだろうか?どちらにしても、何人かが体調を崩すほどのハードスケジュールだ。季節のかわり目の不安定な天候も大いに関係しただろう。
歌割りを二人でつなぐところが、きらちゃん一人だったから、ここがゾノとのパートだったんだなと判る。
しかし他の曲もそうだが、ツアーで観たとは言え、それとは違うもので〜それこそこれが基本の振りだろうから、その意味でも見応えがあった。
特徴的な手の振りや、縦列からのフォーメーション移動は、やはり流石である。

② 真夏に何か起きるのかしら
③ 心の影絵 
④ 恋は向いてない

②は大阪 ③は愛知 ④は神奈川でそれぞれ初披露された。
私は大阪と愛知で二曲は観たのだが、やはり初見では細部にまで見入ることは中々に難しい。
こうして続けてじっくりと観ていると、るんてんりん三人のキャラクターの特徴が上手くユニットとしても際立って反映されているなぁ…と感じた。
②は三人ともメンバーの中でも身長が高い方だから振りも大きく見える。
対して③は、前回「承認欲求」のフロントの”ちいかわトリオ“だ。
共にパフォーマンスのキレは魅せるものがあるのだが、その魅せ方には違いがあるように見えた。
そしてやはり③でのるんちゃんのセリフパートがとてもいい。
④はその丁度真ん中をとる形で、夏鈴ちゃんのしなやかさがリードする流れにゆーづ•優ちゃんが上手くとけ込んでいる。
未だ把握はしていないが、それぞれの振り付けはTAKAHIRO先生自身ではなく、INFINITYの川村さんらが担当しているのでは?と思わせる構成のようにも思えた。

❲補記❳ (2024.04.11)
TAKAHIRO先生のインスタによれば『泣かせてHold me tight !』は川村茜さん、『真夏に何か起きるのかしら』は北畑向夏花さんが担当したという。



また、驚いたのがMCでの夏鈴ちゃんからの一言。

一気に決定事項をメンバーに告げるスタイルなんだと初めて知った。

この三曲のユニットの構成には、当初私はそこまでの必然性があるのだろうか?と正直疑問にも思っていたが、やはりこうして実際のパフォーマンスを見てしまうと納得せざるを得ないところはある。
特に、三期のそれぞれのメンバーが先輩と遜色ないほどに、かつ真摯に楽曲に向き合っていることがよく判るだけに、尚さらそう感じるのかも知れない。
彼女たちにとってこの経験は大きい。

⑤ 油を注せ!
ちゅけが椅子ではなく座り込んでの曲入りなんだけれど、これがまた見事に様になっている。
そして、えんぴか〜美羽〜小田倉〜むーちゃん〜あきぽ〜こんなぎ〜まりのんと一人ひとりをカメラが捉えていくのだが、みんなその表情が強いこと〜強いこと!
これが櫻坂のBACKSメンなんだぜ!と誇らしくも思えてくる。
この曲もツアーとは違う振りでエンディングも実に見事で美しくカッコよかった。
MCでのちゅけのかすれた声は、やはり色々とお疲れなんだな…と感じてしまうし、先日のブログをどうしても思い出してしまう。
そして5月のBACKS LIVEは「180度概念が変わるライブ」にしたいと、これまたしびれることを言ってくれる彼女だった。

⑥ 何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう
高校を卒業してしばらくぶりに会った同級生が、ぎこちなかったメイクも落ち着き大人の女性になったんだな…と、ふと流れた時と離れた距離を思う瞬間がある。
この日の村山をはじめとした三期生のメイクはライティングの影響もあろうが、赤のリップが映えていて一年前からの成長を見守ってきた者から見ると、とても眩しく感じられた。
もちろん見た目だけじゃない。彼女たちのパフォーマンスが一段とそう感じさせている。
ショーケースの中のマネキン人形のような、或いはオルゴールや、からくり時計の人形〜マリオネットのような静止動作から、タッチをしながら歌い継いでいく様は、三期の息吹が拡がるようでもある。
特に小田倉はツアーでもその評価を高め、この日もかつてない“品の良さ”を感じさせた。
進学した大学名を公表するか否かは、それぞれの判断だから、周りがとやかく言う必要はない。ただこう言っては何だが、やはり「慶應ブランド」を所持しているグループの強みは何事にも代えがたいと思う。事実、TV番組にもよく呼ばれているわけだし。
ちゅけも青学卒とこれからはオープンに言って行くだろうからその意味でも「かしこキャラ」はとても貴重で重要だ。

この日は、MVやツアーでの机を使った演出から離れて、ダンスパフォーマンスで魅せていく構成となっている。
メンバーは大変だろうが、こうして引き出しをいくつか持っていることも武器となっている。

⑦ 何歳の頃に戻りたいのか?
自分が 何歳の頃に戻りたいか♫
日常生活の中で知らず知らずのうちに、この曲のフレーズを口ずさんでいる時がある。
それは、それだけその歌がカラダに沁み入っていると言うことでもあろう。
イントロでの、るんちゃんをはじめとした“やっこさん”パフォにはいつもながらに驚かされる。
恐らくドームでもLast songの扱いになるのだろう。
それだけ終盤の盛り上げ曲にすっかり収まった形になっている。

曲順もパフォーマンスも、とても練られ充実したミニライブだった。
合間のMCからも、今のグループのとてもいい雰囲気が伝わってきている。


さて、来月のBACKS LIVEを挟みながら、六月のドーム公演となるわけだが、この間は、また次作シングルの制作期間となるのだろうか?
だとすればBACKS LIVE〜いや、ひょっとして今月のリアミーには次期選抜の結果が告げられているという、これまでと同様の流れになっていくのかも知れない。
この辺りの厳しさも踏まえながら、我々Buddiesは見守っていくしかないのだが、決してグループの足を引っ張る様なムーヴはするまいとの共通認識は必要だろう。
グループの勢いが増す中で、ファン層の幅も拡がると当然色々なハレーションも起きてくる。
ここはこのツアーでこれまで合ってこなかったアンコールが奇跡的に合ってきたという事実も踏まえて留意したいところだと、口幅ったいもの言いにはなって恐縮だがそう思う。

ドーム追加公演は今回のツアーがベースとなって、そこにイオンカードライブで魅せたような楽曲とパフォーマンスの厚みと豊富さを加えた演出になっていくものと想像している。
そのライブはまだ先のようで、もう二月半先に迫っているとも言える。
メンバーの健康、体調は気がかりながらも、是非、万全の状態で”その日“を迎えて欲しい。
そして新たな「その先の景色」を見せてくれるものと確信している。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?