あきぽの流儀
【大沼晶保はいかにして鍛えられたか】
3月9日(木) 夕方、届いた大沼晶保のメッセージアプリトークの文面は、状況をのみ込むのに暫く時間がかかった。
これは凄いことだぞ…と思いながら、メディアニュースを追っていった。
井上梨名(いのり) 大沼晶保(あきぽ) 武元唯衣(ちゅけ) 増本綺良(きらこ) と、この4人の組み合わせがいい。
あきぽスタイル
さて、私は増本綺良推しを公言しているが、単推しというわけではない。基本的にハコ推しなんだが、新二期びいきではある。
自らのセレクションの不手際を、涙の物語に転嫁する運営の手法には今でも違和感がある。
しかし、その運営側の思惑を遥かに乗り越えて、一人ひとりの成長ストーリーとなっているのも事実だろう。私もその辺りを、このnoteの場でも度々採り上げてきた。
そして、この機会に今回はそのうちの一人大沼晶保についてみてみたいと思う。
大沼晶保を語るには、我々の〜というか私の様な汚れきった心の持ち主の人間が、そのものさしで語るのは大変おこがましいところがある。
ただそこをあえて一言で言うならば、大沼晶保のスタイルとは“生きること”の「人間讃歌」ではないだろうか?
この話一つとっても、彼女の人となりがわかるというものだ。
そして彼女を語る上で、この話の延長線上にあるとも思えるのが(増本綺良も含めた)「大不思議」という括り方だ。
私はこれにも若干の違和感を持っている。
確かに自己PRとして紹介するのに何らかのワードを持つことは一つの方法で強みでもあろう。だから、つかみとして出てくるのは理解はする。
ただ、彼女達を推す者らからすれば「それだけじゃないんだけどな…」とため息混じりに呟く時もあるはずだ。
彼女自身も、自らの座標軸に疑問を持っていた時期があったのがよくわかる。
また表題入りを巡り重要な指標といわれているミーグリの売り上げについても、時に弱音ともとれる思いをブログで打ち明けたりと、愚直なまでに現実と向き合おうとしてきたことは「沼の住人」と呼ばれるあきぽ推しのみならず、Buddiesの多くが知るところであろう。
そして、今現在も彼女は表題入りという目標に真っ向から挑んでいる。
沼ソング
彼女を語る上で外せないのが「沼ソング」だ。この武器はとてつもなく強力だ。
櫻坂の若きエース山﨑天は、大沼をひどく慕っている。卒業した尾関梨香に対してもそうであったように彼女の人をみる感度はとても敏感なものがあると思う。
そして、昨年7月の大沼自身個人では初めてのSHOWROOMにおいて、タブレットをそのままかざしながら沼ソングを披露したのは、ある意味衝撃的であった(笑)
また、私が彼女を評価したいのは、そのSHOWROOMを一人でやりきっていることである。
あきぽはどこまで突き進むのか⁉
彼女が露出(いわゆる外仕事)する一つのきっかけとなったのは、昨秋の「スピリーグ」ヘのゲスト出演だろう。それ以前にも「D.LEAGUE✕櫻坂46ダンスゲームバトル2022」にチームの一員として出演はしているが。
小池美波や大園玲らとのキャスティングではあったが、単独出演をガチ勢ともいえる乃木坂の黒見明香を横にしつつも、しっかりとその任を努めていた。
また、私がライブで印象に残っているのはBACKS LIVEでの『流れ弾』センターもそうではあるが、実際に現場で観た彼女も、とても好感を持てるものであった。
昨年の、2ndTOUR広島公演でのレスは印象的だったのだが、驚いたのはBuddies感謝祭でのファンサだ。あのひどく長かった「お見送り」でも絶えず360度手を振り続けていたのである。あの姿勢こそ「大沼スタイル」といえるものだ。
年末年始に、彼女があげたブログだ。
メッセージアプリトークでも、より詳細に彼女の思いを送ってくれている。
まさに「大沼晶保全力投球」宣言である。
そんな姿勢が段々と実って来たということか〜先月のイオンカードライブでは、増本綺良とのオープニングコーナーMC担当と、ナント待望のライブでの沼ソングの披露という大きな仕事をやり遂げたのだ。
そして冒頭の番組新レギュラー起用という流れになっている。
今後、彼女はどこまで突き進むのか…
私は、先日の三期生おもてなし会にも参加したが、村山美羽の全力のパフォーマンスに大沼晶保の影を見た思いがする。
そして、いよいよ来月から始まる3rdTOURが迫ってきている。
三期生の動向も注目なんだが、大沼晶保は注目すべきメンバーの一人だと思っている。
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