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櫻坂46三期生『新参者』公演の配信を視聴して〜



⬜ セトリ等に触れていますのでご注意ください



11月3日より、坂道3グループ新期生(乃木坂五期生・櫻坂三期生・日向坂四期生) による『新参者 LIVE at  THEATER MILANO-Za』公演(各グループ10公演〜計30公演)が東京新宿・東急歌舞伎町タワー内の劇場THEATER MILANO-Zaにて始まった。(12月3日まで)


櫻坂三期生は6日(月) からの登場となり、公演の配信(一回目) は12日(日) の夜の部であった。
今回は、その公演の配信を視聴した感想を記していきたい。

さて配信視聴の感想を述べる前に、先ずこの公演をどう位置づけるのかを考えたい。

東急歌舞伎町タワー内の三劇場(THEATER MILANO-Za・Zepp Shinjuku・ZEROTOKYO)は、東急・SME・東急レクリエーション三社による合弁会社「TSTエンタテイメント」が運営しているという。
つまりSMEグループ傘下の坂道3グループにとっては言わば“自社案件”となる。
また、櫻坂にとっては東急グループとは欅坂46の「渋谷ストリーム」建設当時からの繋がりや、現在の櫻坂46のアートワーク展示、掲示等でのご縁がある。
言わば「持ちつ持たれつ」の両者の関係性を踏まえれば、集客・宣伝イベントに坂道グループが動員されたとみるムキはある意味間違いではなかろう。
一方で”長女“グループの一部ヲタの方々は次女・三女のために我が軍が、お付き合いでかり出されてハタ迷惑だ〜といつもの如くマウントをとっている。
まぁ素晴らしいのは”長女さんたち“でたまたま彼女たちを推している君たちはエラくもなんともないよと言いたいところだが、しかし直接的にはそれを抑えつつ、多くのBuddiesたちは、そんな雑音には一瞥もくれず、粛々と公演を盛り上げていけばいいとのスタンスでいるようにみえる。
やはりグループ活動の現在が好調で、内外の雰囲気がとてもいいことが、いい意味での余裕を生み出し影響していることは否めないだろう。

それぞれの坂に別途、個別のスケジュールがあり、正直オーバーワークも懸念されるところではある。
その上で、体力的にも試練が求められるこの機会を、事故なく三期生全員が乗り越えて、加入二年目でのさらなる歩みを進めてもらいたいとの心境である。



私はこの日曜は出勤で、配信の始まる18時にはなんとか仕事が終わるか〜といったところなので、そのまま帰途についたら前半は見逃すことになる。
リピート配信も後日であるし、さすがに待てないので、そのまま職場に一人残り視聴することとした。

セトリについてはネタバレOKな自分は、自ら追って確認していた。奇数回・偶然回で一部を入れ替えているらしいので、七回目となる今回は奇数回リストとなるのだろうか。

11月12日 (日) 夜の部

影ナレ
石森璃花・山下瞳月
今回は直前のステージ裏の円陣の掛け声から拾ってくれて、三月のおもてなし会を思い出させた。

OVERTURE

センステも花道もない。そしておそらくモニターもない、いうなればBACKS LIVEに近いステージ構成でパフォーマンスをすることになるであろうことが映像からわかる。
正面の櫻坂マークを囲む六角形(ヘキサゴン) と鉄骨は、3rdTOURのセンステ上の八角形(オクタゴン)モニターとメインステージの構造物を連想させる。
しかし現地Buddies、いい加減OVERTUREぐらいペンラの色はそろえようや…
私もあれこれ指図されるのは嫌いだけれど、最初くらいはねぇ〜新規さんが増えたのが現実なのか?
それはそれで喜ばしいことだが。

1 夏の近道

センター谷口愛季の髪型にいきなり目がいく。後のMCでもふれることとなるが、とても似合っている。愛季だけではない。メンバーみんなのビジュがとても整っている。これも自信の現われか?
初めての期生曲であり、想い入れも強いであろうこの曲で、そして私も好きなハーネスを上手く使っているこの制服でライブに入るのは正解すぎる。

2 Anthem time

ミニラ以来のこの曲だ。有観客ライブでははじめてみることになる。
揃ったパフォをみると相当練習したんだろうことをうかがわせる。
それに会場のコールがとてもよく聴こえ、客席のみんな頑張ってるなぁ〜と。

MC 中嶋

3 思ったよりも寂しくない ❲的野 C❳

低音的野のラップはさしずめテキノさんラップと言ったところか。しかし、この曲のラップは難易度高めで中々難しいよね。
途中、村山がターンするところは、オリジナルの遠藤光莉の柔らかいターンと重なり「えんぴかそろそろ…」と思ってしまった。

4 それが愛なのね ❲山下 C❳

しーちゃんの煽りとは珍しい…しかし、彼女はリズムの取り方も上手いなぁと感心する。
直前の“参”坂キャプテンによるYouTube配信は、新期生紹介という形をとった配信販促だったと思うが、乃木坂の梅ちゃん、日向坂のくみてん共に山下のデフラワー(まつり曰くデイフラワー…ってオイw)について触れたのは、少しヒヤヒヤしたが、それだけ彼女の名前が浸透している証なのだろう。
素人の私は「ワック」とかいうものはよくわからないが、彼女の手首が柔らかいことはよくわかる。
そしてあらためて言うまでもなく、身体の動きが非常にしなやかだ。
ライブ後にきた「しーtalk」では彼女なりの悩みも吐露していたが、試行錯誤しながら彼女のスタイルを高めていけばいい。

5 君と僕と洗濯物 ❲向井 C❳

この曲に限らず、終始笑顔な向井の存在は、櫻坂にとってもとても貴重なことだろう。
櫻坂では関西メンバーのそれぞれの方言はなじみのあるものではあるが、「いとはとーく」の広島弁全開の着信はとても新鮮だ。
彼女には自分の思いのままに振る舞ってほしい。

DANCE TRACK

6 偶然の答え ❲谷口 C❳

個人的には、この谷口の「ぐうこた」が今回のベストだ。彼女の歌声や切ない表情が、曲の世界観にとても合っていると感じた。
何事も難なく、ちゃっちゃとこなすイメージのある谷口だが、研修時ドキュメントで一人涙するシーンは印象的だった。恐らくこれまであんな思いに至ったことはなかったのではないのだろうか?
しかし、7thで選抜入りしフロントに抜擢されたことは、ますます彼女の表現の幅を拡げていくことになるのだろう。

8 ブルームーンキス ❲村井 C❳

村井がこの曲のセンターとは意外であった。ブルムンと言えばもちろんあの科白である。
るんちゃんもれなぁも「お主…やりおるな…」の囁きなのだが、優ちゃんはこんな言葉はこれまで口にしたこともない〜と思わせるほどの”うぶさ“であった。
しかし最後にあのウインクで持って行くあたり、やはりこの人只者ではない。

8 桜月 ❲小田倉 C❳

公演前に、腰を痛めてしまい万全のパフォーマンスが出来ず悔しいと「reinatalk」で報告があり、今回もみた限り「静寂の暴力」と「マモリビト」には加わっていなかったようだ。
「無理をしないで…」と念じながら見つめていたが、この「桜月」と彼女は上手くかみ合っていたようだ。まさしく“二人麗奈”のつながりか〜
しかし、えんりことのダジャレ披露は相変わらずではあった(笑)
最後の「オダクラ〜!」は明らかに興醒め…どうにも頂けない。
「アサクラ〜!」と松下由樹さんもお怒りだ。

MC 石森

9 Nobody's fault ❲村井 C❳

おもてなし会一曲目で、村井をセンターにしたこの曲披露を観た際、「これで三期生の(高い)ポテンシャルは理解した」と思わせるほどに、櫻坂にマッチしたパフォーマンスだった。
久々にみることができて嬉しかった。そして、村井のあの2回転ターンだ。

10 なぜ 恋をして来なかったんだろう? ❲的野 C❳

藤吉夏鈴の印象が強いこの曲に挑んだ的野は緊張したとあとで話していた。糸を使った演出まで再現するのだから、そりゃそうだろう。
最後の澤部さんお気に入りの夏鈴ちゃんの笑顔のシーンだが、美青タンもとてもよかった。変に意識しないで自然にこぼれた笑みだったんだろう。

11 半信半疑 ❲村山 C❳

私は「憑依型」という表現は、何故かあまり好きではない。実際の表現に対して、少し安易に聞こえてしまう気がするからだ。
じゃあそれに変わる言い方があるのか?と問われればやや答えに窮すが、「一心不乱に集中する」と言ったところがしっくりくるのか?
村山美羽は、まさにそんなタイプだろう。
髪の毛を振り乱しながら、周りの雑音はシャットアウトしたかのパフォーマンスに私は強く惹かれる。
そして、この曲の見どころは間奏のアイソレーションだが、村井優のそれは、とてもシャープでカッコイイの一言だ。
もちろん村山もキレている。この辺は天様にご教示たまわったのだろうか?いや、天ちゃんが積極的にアドバイスしたかも知れない(笑)
村山の鋭い視線と石森の優しい眼差しが対象的で、そこもまた見どころであった。

MC 山下

12 静寂の暴力

ライブ後半の一つのヤマだ。
MVで観た限り、やや広く互いの距離をとっていたようにも思えたのだが、このステージでは接触するのでは?と心配するほどに接近した距離感だった。
ここでも、先の参坂キャプテン鼎談の話題が意識される。谷口の「愛しても忘れられる」のところだ。
しかし、梅ちゃん凄いわ…と思わされたシーンでもあった。
そして山下のパフォーマンスの独壇場である。
歌い終われば当然にして会場は拍手に包まれる。
その余韻にもう少し浸りたいところであったが、次の「Dead end」へ直ぐに移ったのは、いささか残念ではあった。

13 Dead end ❲村井 C❳

ノバフォから衣装チェンジし、懐かしの3rdシングルBACKS LIVE衣装を身にまとっての登場だ。これは通称”金魚“衣装と呼ばれていたものだったか?
そしてこの衣装でのデドエンと言えば、これまた伝説の藤吉夏鈴のパフォーマンスだ。
村井はどこまでそれに迫れるか?それとも村井自身の新たな表現を出し切るのか?
3rdTOURで、彼女がセンターを務めたという意味をあらためて押さえておきたい。

14 BAN ❲石森 C❳

全てはここから始まったと言えるこの楽曲に石森とメンバーたちは向き合ってきた。
そしてこれからも向き合うことになるのだろう。彼女たちの成長と共に…


小島凪紗のMCと言うのは不正確だろう。
小島の口から語られる三期生の確固たる決意表明であった。

先輩方が築いてくださっている櫻坂46という美しい歴史。
今度は私たちの番でもあります。
自分には何が出来るか?私たち三期生には何が出来るのだろうか?
そのことを一途に思い続け、私たち11人はしっかりと根を張って、大好きな先輩方と大好きなBuddiesの皆さんと共に、この櫻の木を守っていきたいです。
ここに誓います。

小島凪紗発言要旨 抜粋


15 マモリビト

クライマックスは当然すぎるほどに、この楽曲だ。
アンコール時には、配信開始直前にMV100万回再生を達成したそのことを会場で共有し、祝いあったがそれは後ほどの話。

「BAN」のエンディングでの「Hey!」が、この「マモリビト」の冒頭の「Hey!」に繋がって来ると思える。
そして途中、こんなぎの青春の咆哮が響き渡る。
村山の目には光るものがある。
この紅白の衣装の彼女たちは、聖なる場所で神に仕えし者がまとっているかの如くの佇まいで輝いていた。

En 1 Buddies

En 2 櫻坂の詩

19:50分を時計は表していた。
あっと言う間の「新参者」ライブであった。
加入一年にも満たない彼女たちの姿は立派なものであった。
そして彼女たちの未来は明るいものに相違ないと確信させたライブだった。


もう一つのセトリは、いとはの「Microscope」えんりこの「流れ弾」そしてしーちゃんの「五月雨よ」があるやに訊いている。衣装も変えているとか…
ラストの公演の配信はそちらのリストで来るのだろうが、またアレンジされるかも知れない。
どちらにしても楽しみだ。

そして3rdアニラも迫ってきた。
一旦は、こちらに集中する彼女たちの体調管理に各方面配意していただいて、元気な姿をあらためてZOZOマリンでみたいと思う冷え込んできた深まる秋の夜だった。













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