・・・oh・・oh?・・・OH!
満員の大井競馬場には小雨がぱらついていたようだ。
今回、中央から出走してくる7番ミトノオー(武豊騎手)と5番ユティタム(川田将雅騎手)、この2頭は強い。
いかに5戦無敗の”怪物”と言われようが、今夜のジャパンダートダービーで
”やっぱり地方のみの馬だったんだ”と化けの皮をはがされる可能性は十分にあった、6番ミックファイア(御神本訓史騎手)。
それでも2.0倍の一番人気は、期待値の高さが懸念を上回ったという事か。
5、6、7番と仲良く並んだ1番人気から3番人気の3頭は、ゲートが開いても仲良過ぎて(逆か?)、進路をめぐってごちゃつきぶつかりあった。
中からうま~く(・・・何でもないです)ごちゃつきをすり抜けて先頭を奪った7番ミトノオー、思わず”さすが!”と声が出た鞍上は武豊。
そのまま4コーナーを過ぎてもゆうゆうとトップをひた走るその背中を、ミックファイアは、これまで2番手が定位置だったレース中のポジションが、今夜のこのレースで初めて4番手追走・・・こりゃ駄目か?
しかも外、外を周っている・・・
という流れのまま、4コーナー回って地方では長いとされる大井の直線386mは、中央のコースからすれば短いと言わざるを得ず・・・
そこまで来てもこんな感じであった。
ああ・・・やっぱ駄目か・・お?・・いや止まりかけてるやん・・
やっぱ怪物ってほどのもんじゃ・・・お?・・え?・・えええっ?
・・・さぁセンしたぁ~・・・すげ・・・
終わってみれば、最後は2着キリンジに2と1/2馬身差。
(ミトノオーは2着にクビ差の3着)
中央ダートトップの馬が勝ちにいった逃げを直線残り150mで・・・。
ゴール後の大歓声と御神本コールは地方ではあまり見られない光景だった。
今から秋が楽しみである。
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