Feeling(感情)とNeeds(ニーズ)
今日はこないだショックだった姉からの一言について前に受けた非暴力コミュニケーション(NVC)のWSで体験した方法をもとに検証していきます。何か、感情が動く時、それはニーズが満たされているか、満たされていないかを教えてくれます。
ニーズは、誰もが持っている生きるのに必要な生命のエネルギーです。
何か心が動かされた時に、上の図に下のリストをもとにして埋めていきます。(このリストは完全版ではありません。あくまで参考として)
例として前に姉に言われた言葉を入れてみました。顔の部分にその言葉を受けた時の自分の感情を表す表情も描いてみます。
そして、その感情から自分がどんなことを大切にしていたか、求めていたかのニーズを探っていきます。ニーズは下のリストから同じように参考にします。
このニーズを掘り下げていくと、自分がなぜそのニーズを大切にするに至ったのか、自分の過去の体験が蘇ってくることもあるでしょう。何かの言葉に怒りや悲しみなどが湧く時は、それらのことを追体験することもあります。
私の場合は、「自分のセンス」に関して、自信がないなりに向き合っていきたい向上心があるからこそそれを否定されると深く動揺すると言うことがわかりました。
例えば、外見が美しくないと愛されないと思い込んでいるので、自分が美しくないと思っている私はセンスは磨くことができると思っています。恐ろしく劣等感があるということがわかります。
他人を見下す人は、ひどい劣等感に悩まされているのです。はーおそろしい。
例えば私がすごくセンスが悪くて、ダサくても、受け入れられ、認められ、理解される経験をこれまでたくさんしていたら、最初の姉の言葉にそれほど反応はしなかった気がします。自分の存在を守るために、ニーズを満たすためにこのような価値観が形成されたと思われます。「センスが良くないと認められない」と思う出来事や、「センスが良い」と褒められて、認められてきたこと、友達にプレゼントを選んで喜んでもらったこともありました。
美しいものが好きで、自分はそうではない、でも美しいと感じることを表現したい。恐ろしいジレンマです。
ちょっとした一言で動揺してしまいましたが、思わぬ自分の闇を見つめざるを得なくなってしまいました。あーおそろしい。
「美しくないと愛されない」「センスが良くないと認められない」。これは私が自分で自分にかけた呪いのようなものです。しかし、美しいもの、センスを磨くことに興味があるということでもあります。呪いを解くためには、美しさやセンスを磨くことにもう少し向き合う必要がありそうです。
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