ねむれる

肝のはたらき

陰陽五行では、「肝」の働きは「魂」が司っていると言われています。

肝臓は「瞳」と繋がりがあり、働き的には解毒をしたり油を分解したり血を綺麗にするところなので、一番綺麗な血液を使っている「目」と繋がりがあるというのもなるほどなと思います。その人の「瞳」を見ると大体魂の状態がわかるという人もいますが、なるほどなと思います。

肝が座っていると言ったような言葉にあるように、物事を計画したり決めたりする時に肝・胆のうの働きがしっかりしているとゆるぎない決断ができるそうです。政治家の人でも大物の人は肝臓が熊のように大きい伝説もあるようです。肝機能は計画の管理、胆のうはそれを実行に移す手段を担っているとのことです。うちの母は大腸ガンが見つかった時に有無を言わさず胆のうも摘出されてしまったので、後半の時期確かに自分ひとりでは色々決断しづらかっただろうなと思います。大腸ガンが見つかるまでは結構怒りっぽかったし。今から思えばかわいそうなことをした。

お酒を飲むと気持ちがゆるむのは、普段張り詰めている肝を、オフに切り替えて緩めるために必要なのかもしれません。

それ以外で肝を緩めるには「泪(なみだ)」を流すとよいそうです。自分はお酒はアセトアルデヒド分解酵素がないのであんまり飲めないのですが、よく泣くので、飲まないでもいいんだな〜と思います。

肝が疲れていると、怒りっぽくなるそうです。肝は自律神経を調整する切り替えの役割もしているそうなので、何かと気配りをしていると疲れやすい。春は特に寒暖の差が激しいのでそれに合わせて体を調整するのも苦労してそうです。

食べ物としては、柑橘類の酸の働きが肝臓の油の分解を助けるそうです。味噌汁もいいらしい。あとはセリとかセロリとかのハーブとかも。カモミールとか。

肝臓は「沈黙の臓器」とも言われていて、肝臓がやばいというのは本当に命の最後レベルになっていることも多いです。普段から酷使している人は「肝臓(背中の右後ろ)」が疲れてるなあ〜と体感で感じることがなかなかできないのではないでしょうか。私も年4回のプチ断食を繰り返してやっと「あ〜これが肝臓が疲れてるってことか〜」と認識できるくらいです。

現代人はPC使いまくりなので基本的に常に肝臓を使いまくりな気がします。温泉とかも緩めるにはいいみたいです。

ここから隠ヨガの本からの抜粋です。

"肝臓の役割は気(いのちのエネルギー)に感情/肉体両面の滑らかな流れをもたらすことなので、自分自身を適切に表現することを規制してしまうと、自己主張が強くやたらと前のめりになるか、頭痛や偏頭痛、月経不順や婦人病、PMS、変化に対応できなくなる、うつ病などの症状が表れてきます"

あれ〜これ春先の自分じゃん!と思いました。頭痛がやばくて、数日寝込みました。

木(肝)のエレメントのポーズも一応書いておきます。

①膝を大きく開いた子どものポーズ

②トンボのポーズ

③半分の靴紐のポーズ

④眠れる白鳥のポーズ

⑤白鳥のポーズ

⑥ツイステッド・ルーツ

⑦寝っ転がってシャヴァーサナ

隠ヨガの本に従ってポーズのイラストも描こうかな。ほんとは本を買いたかったのですが、人気すぎて印刷が追いついてないそうです。本の名前は

「Standing in Balance walking the Earth 地球と暮らす調和した道 5elements Yin Yoga」Written by Maryse Dumasさんです。

今度買ったらもうちょっと紹介できるかも。本人にも会ってみたいな〜

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