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コミュニケーションチュートリアルの授業の感想

私立VRC学園で、昨日は緋鷹さんの授業を受けました。授業の最初にあなたはコミュ障ですか?という質問があって、どうしようと思って手をわちゃわちゃしてました。選択授業の希望は三番目だったし、自分がコミュ障かどうかはっきり言えなかったのでなんとも言えなかったのですが、授業の最初にコミュ障でない奴は直ちに去るべしな感じだったのですがコミュニケーションに関する授業がいくつかあるのもVRC学園の特徴なのかもと思って受けました。

私は、多動性っぽい傾向があって、人の話を聞かずに話しすぎてしまう傾向があるという点でコミュニケーション不全の時もあるし、たくさん寝たら割と人間関係は上手く行くことが多くて、寝不足の時は大体コミュニケーションがうまくいかないし、授業の日は朝新聞配達してずっと起きてて22時から授業なので結構意識が白濁としてたので、ずっとミュートでよかったのはある意味ボロが出なくてよかったかもしれない。

睡眠不足の頭で聞いてたので緋鷹さんの話を全部網羅できてないが、私のざっくり理解では、「コミュ障であるということに甘えていませんか?」という投げかけがあり、人間は、共感、共有したがる生き物であるという説明と、コミュニケーションは数をこなしてナンボなので、それをサボっていませんか?別に目が見えないとか耳が聞こえないとか障がいを持っている訳じゃないよね?という投げかけがあった。コミュ障であることを選ぶのはあなた次第ですということでした。

後グループでの会話に入っていく時は(本当は一対一からをお勧めするけど)、グループでの会話の主導権を誰が握っているとか、力関係やキャッチボールがどのように飛び交っているかを読み取りそれに合わせて①コンテンツ(話題やスキル)を提供したりそれに対する②リアクションをとったりするといいということだったのかな?リアクションは正直な方がいい。とのこと。

授業の後、昔高校で留学してたドイツのホストシスターに「お前、会話のキャッチボールできてなくね?人として大丈夫?ロボットなの?」みたいなこと言われたの思い出してうう、、、ってなってた。間違いなく古傷が刺されました。その子とはその後和解しましたが、、、やっぱコミュ障だったのか私は、、

なんというか、自分がロボットみたいだなと思うことは幼少期からあったのです。感情は制御できないし、溜め込むし、ため込んだと思ったら爆発するし、冷酷なところや人を見下すところがあるし、独り言やたらと多いし、吃音もあったし。ケアレスミスは多いし。末っ子で幼少期は人見知りだったこともあったような。

今でも会話のキャッチボールができてるのかどうかわからないのですが、話が「脱線してもいい」相手や場であるか、話が飛んでないか?などはシチュエーションによっては気をつけるようにしてます。

しかし、相手との距離をいきなり詰めすぎたり、間合いの測り方を間違えてるな〜と思うことは今でもあります。ごめんなさい、、、

ある地点から、人見知りとかをやめようと思った動機となることがあって、はっきりそれとわかるのは二つきっかけがあるのでそのことを書いておこうと思います(前にもnoteに書いたような気もするけど)。

一つは、中学生の頃に父が重度の双極性障がいになって、本人が全く感情を感じられない状態になったことです。薬の副作用とかもあるかもしれませんが、感受性そのものが剥奪されたような感じになってました。

私は、朝の海の散歩に父を連れて行きました。今から思えばそれは感情を「共有」したかったのかもしれません。何かをきれいだなと感じれば、病気が良くなるかもしれないと、思いました。私は朝の空や海が好きだったので。父は特に何も変わりませんでした。きれいな空や海をみても何も感じないようでした。

全くもって感動を分かちあうことはできませんでした。それは共有、共感に失敗した経験でした。私が感じていることを、同じように相手が感じるとは限らないという経験でした。今は、あの状態の父に比べればこの人はまだ意思疎通できる、自分と全く同じ感情でないにしても何かしらを感じているということが確認できるので、その後の他者とのコミュニケーションに役立ってる気がします。

もう一つは、ドイツで高校生活を一年過ごした時に、あんまり友達ができずに寂しい思いをしたことです。それなりになじもうとする努力はしたのですが、当時日本人は珍しくて、それこそ極度のアニメ好きの人でないと日本に興味を持ってくれる人もいなかったので、特にコンテンツ力がある訳でもなかった私は表向きは留学生としてフレンドリーに接してもらえてましたがどこか表面的な対応で、心の友を作ることはちょっと難しかったです。

でもその時よく考えたのですが、日本にいて友達を作るのが難しかったら、当然ドイツでも難しいし、この先どこに行っても友達作るの難しいだろうな、じゃあどこに行っても自分から変わらなければ、全部結果は一緒なのでは?

とまさに緋鷹さんに授業の冒頭で刺されたようなことに思い至りまして、自分なりに馴染む努力をさらにしました。その時先輩の留学生に教わったことは結構役に立ったなと思うので、新しい環境に馴染むの大変だわあって人は参考にしてみてください。

Talk   とにかく自分から話しかける

Obey  なんかルールやその国、地域、組織の風習があったらそれに従う

Participate 家族や学校の行事があったらとりあえず参加してみる

Help  家のことや学校で友人など手伝えることがあったら手伝う

Appreciation 相手がしてくれたことを評価する、 感謝の意を述べる

Trust 自分から信じる

Smile 笑う(これはちゃんと寝てないとできない。引きつった笑顔になる)

このTOPHATSを毎日手のひらに書いて学校行ってたよ、、、うう、、、

その後結局ドイツでは心の友はできませんでしたが、ホストファミリーには恵まれ、毎年クリスマスプレゼントなどをいまだに贈ってくれます。

今は、10代の繊細ガラスハートの頃に比べたらだいぶ面の皮が厚くなった気がするのですが、ここにきてVRchatという全く新しい世界に出入りしていて、

年齢や性別、見た目や肩書きなどに捉われない自由な感じ、現実世界とはまた違ったコミュニケーションの作法があるのだなと驚嘆しているところです。

特にみんなが可愛い女の子であることに「全力」で取り組んでいるという

ことに対して、自分がどういう立ち位置で接するとしっくりくるのか

まだ少し戸惑っていますが、

自分から話しかける、行事参加のところとかまたサボりがちなので、その辺ちゃんとしてこうかなと思います。もう今週でVRC学園終わっちゃうけど、、、

授業の感想としては、他の人は間違いなくロンギヌスの槍で刺された、って言ってたし、でも受けた人は緋鷹さんの厳しさの裏にある優しさを感じたって言ってました。ファッションコミュ障はやめる!と言ってた人もいました。

私の感想としては、間違いなく自分はコミュ障であったよということを認識したことと、今から思えば言ってもらってよかったなあということ、あとコミュ障の人はいきなりグループの会話にカチ込んでいくより自分よりさらにコミュ障の人に話しかけるとコミュ障じゃなくなる

というハックもあるよ、、、一人でモジモジしてる人が狙い目だよ、、、という感じかなあ。私はちゃんと人の話を聞くように頑張ります。


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