見出し画像

2021年、夏の土用中に北海道に行ったよ 8/4-8/5

北海道旅行の最後の2日間のことを書きます。江別資料館に行った後は、いよいいよSUNABACO江別に遊びに行きました!電気、ガス、水道がないところにいたから、携帯の充電が車を走らないとできなかったんですよね。ソケットで。で、車で走って充電できたら連絡するから、断続的にしか連絡ができなかった。しかも、旅行中にソケットなくして、2回買った。どんだけモノ無くすんだろう(6つ目のハプニング?)

SUNABACO江別に行く前に、Mさんがおすすめしてたえぞりす亭というところにお昼を食べに行きました。

画像3

画像21

↑お世話になった畑

そこに置いてあった絵本が面白かった。アイヌに火の使い方を教えたカムイがいるんだけど、えらいその方法が具体的なんだよね。サルの腰掛けを使えってさ。これっておそらく渡来人の人が教えたんじゃないかなあと思ったり。

画像2

漫画のうしおととらもあった。なつかし〜

画像1

SUNABACO江別のある大麻銀座商店街をプラプラした後、SUNABACOに行きました!先生はかつもん先生がいて、講義の準備をしてました。データベースのところをやるみたいです。卒業制作で私が他の人に丸投げしたとこだ!なんか聞いても聞いても頭に入ってこない分野のことってあるよね。多分苦手なんだと思う!

画像7

今回、北海道に来る前に、一ヶ月くらい沖縄の北部のやんばるというところに滞在してた時に、習ったスパイスカレーのスパイスを何故か持っていたので、なんかカレーが作れるんじゃないかなあ?と思ってました。エビカレーでめっちゃ美味しいのだけど、我が家では姉がエビアレルギーだし作る機会がなかったので、作ってみたい気分になりました。北海道も沖縄くらい暑かったし、スパイス必要だよ。

その日の夜は、赤井川村で知里幸恵さんの生涯を劇にした催しがあるというので、赤井川村に一泊泊まって赤井川村から帰ってくる途中に小樽かどっかでエビを仕入れて、江別に帰ってきてカレーを作って帰る(関東に、飛行機で)という、無茶な行程を思いつき、実行にうつしました。

江別で高速に乗って、赤井川村まで行って、赤井川カルデラ温泉に入りました。温泉4種類目〜!43度の温泉が良かった。支笏湖もカルデラみたいだし、カルデラがいっぱいあるんだねえ。

画像20

赤井川村は美しい夕暮れの時間帯にいけて癒されました。

画像4

画像5

画像6

知里幸恵さんの生涯を表した劇は、掘り下げがすごくて、自身の心臓の病と闘いながら文字を持たないアイヌ民族のカムイユカラを文字に落とし込むことへの葛藤や、差別するシサムの人たちや同じアイヌの同胞に対する葛藤など何もかもどうにもならなくて周りのせいにしたくなる時期、十代後半の心の揺れなど、全部一人芝居で演じているのがすごいな!と思いました。いやーあれだけの境遇だとそりゃ周りのせいにもしたくなるわ。私が19歳でそんな仕事をしろって言われたらできてなかったと思うな〜。昔図書館で読んだ

 「銀の滴(しずく)ふるふるまわりに」

っていう日本語が単純にうつくしかったから引き寄せられたのもあるんだけどね。

画像17

画像15

画像16

この劇がなぜ赤井川村で行われたかというと、福島からの保養活動を毎年やってて、その主催者の方が福島の子どもたちにこの知里幸恵さんの生涯の劇を見てほしいと思ったからなのだそうです。なので福島の子たちもその場に沢山いたのでした。どうりで懐かしいイントネーションが聞こえると思った!

同じ劇を見たCさんの素敵なおうちに民泊で泊まらせてもらって、翌日はエビを仕入れに余市に向かいました。小樽もいいけど、余市の小さな市場は風情があっていいよと教えてもらったからです。

画像8

ナムプラーとパクチーという、北海道で手に入れることが難しそうなアイテムもCさんにもらえて、これは作れるかも!となりました。

画像18

画像19

ほっけおいしかった



余市では、北海道の北の海にもご挨拶。波が静かでとてもやさしかったです。浜辺にはおかひじきも生えてたから採取してカレーの付け合わせのサラダにした。沖縄では何故か録る気にならなかった海辺の波の音もiPhoneで録音。VRchatの共感バディをするためのワールドでのBGMにする予定です。風の音とかのノイズはAuditionていうAdobeのソフトを無料体験で一回だけ使って取った。もう多分使わないかも。

画像9

画像10

画像11

画像12


余市から、人が沢山いそうな札幌は高速で素通りして江別に戻り、SUNABACOで先生たちが授業をしている間黙々とカレーを作ってました。飛行機のタイムリミットを気にしながら海老の殻を剥いてた。あんまりそういうのは焦って精神衛生によろしくないからやらない方がいい!というのがやってみてわかった。スープカレーを食べてれば良かったな笑

しかし、無事にカレーができてお世話になった先生二人に食べてもらうことができました。野菜はほとんど江別産。江別はほんとに豊かな土地だなあ。お土産のシューマイも好評だったけど、道民の人は崎陽軒のシューマイ知らんかった。あんまり有名じゃないんだね。白い恋人には負けるよね、やっぱり。

画像14

17:30に江別を発って、高速を飛ばして、途中クロネコヤマトで荷物を送って帰ったけど、まんまと飛行機を逃しました(第7のハプニング)。なので、チケットをSKYマークでとり直しました。最後の時間配分を間違えたのと、でも土用中に高速で事故って死ななくて良かった。次からは本当に気をつけます。無理は良くないね。男性性を発揮しすぎたか?

画像13

以上が今回の北海道旅行の顛末です。新しい人たちにも会えたし、北海道の自然にご挨拶できたし、アイヌの人のこともしれたし、お世話になった人たちにも会えたし、何より畑料理に目覚めてめっちゃ楽しい旅でした。狩猟採集向きだな〜やっぱり。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?