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淋しいとちゃんと言える感性

今日は甥っ子について書きます。

彼は筋金入りの鉄男で、文字から何から全て電車を中心に脳みそに入っていくようです。3歳で東海道線の駅の名前を暗唱し始め、4歳で駅名を漢字で読もうと努力していた気がします。色々博識で頭は回るのですが、一度泣き出すと言葉で感情を説明できずに手や足が出て困ります。妹に対する暴力もやばい。男の子ってこんなんだっけ?ママとパパにだけはベタベタで、歯磨きの仕上げも絶対私にはさせない。

甥っ子は今8歳なのですが、基本的に昔から私をライバル視しています。親とか他の大人の注目を取られるのが嫌みたいです。めんどくせえ。私も大人のはずなんだが全く大人扱いされていない。

甥っ子のお父さん(姉の旦那さん)は基本的に単身赴任なので家にいません。今年のGWは家族全員で姉の旦那さんの名古屋の実家で色々楽しんだようです。甥っ子も満足そうで、いつもより若干コロコロして帰ってきました。幸せ太りかな?

甥っ子が2歳の頃に近所の公園に砂遊びをしに行ったら、女の子がお父さんと一緒にきていました。2歳なのにお父さんがそばにいない自分の状況を理解していて、女の子とお父さんを羨ましそうにジッと見ていたのが印象的でした。その表情はとても印象的だったので忘れられません。

GWは高速渋滞が激混みだったらしく湘南から名古屋へは行きが5時間、帰りは13時間かかったそうです。海外行けちゃうよね。

今日は姉の旦那さんは運転で疲れてダウンしていて、みんな一日家にいました。子どもがいると掃除が全然進まないので姪っ子の方を連れて公園に行ったら、一人でゲームをしていた甥っ子も後から自転車に乗ってやってきました。

私の名前に「バカ」をつけて、「ちえバカ!」「ちえバカ!」とニコニコ嬉しそうにやってきました。広い公園で遊具はいっぱいあるのにわざわざ妹と同じ遊具で遊んで妹(姪っ子)にちょっかいを出している。「お前、さみしいから一緒に遊びたいなら素直にそう言え」と言ったら「暇だから来た」と言って妹の靴を遠くに放り出したりしている。なんだかんだ嬉しそうにしてるのがおバカでかわいいなあと思う。

嫌いならほっとけばいいのに、わざわざ近づいてきてちょっかいを出してくるのは、やはり生き物として根源的に「触れ合いたい。暇で一人は嫌だ」と思うことがあるからなのだろうか?しかし表現方法が捻くれてわかりづらい。私は基本的にみそっかすだったので、兄弟の遊びに入れてもらえず一人で絵を描いたり、虫を追いかけたり家出してみたりしてたので良く分からない。

甥っ子も姪っ子も「淋しいから一人は嫌だ」とよく言う。ちゃんと「淋しい」と言葉に出して言うことに驚く。自分は小さい頃はなんだかんだ祖父母がそばにいたので、声に出して「淋しい」と言うことがなかったから恵まれていたのかもしれない。でも一人でぼーっとしているのも好きなので「さみしい」という感情がイマイチリアルタイムで実感できない。

彼らのそのような感性が今後どうなっていくのか見ものです。




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普段はなるべく引きこもってイラストや漫画を描いたり家庭菜園をしたり、たまに味噌作りや茜染めなどの手仕事をして、年に4回プチ断食して、一回だけ旅をして、冬はなるべく寝てます。
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