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苦手なことは人に頼む 〜整理整頓編〜

こんにちは。GWですね。ADHD野郎は渋滞とか行列に並ぶのが心底我慢できないタチなので、わざわざ人が多いところに行くのはよっぽど気になることがないと行きません。

春の土用なので、ADHD野郎がかねてより一番苦手な整理整頓を「ライフオーガナイザー」さんにお願いすることにしました。一昨日2人の専門家に来ていただき、姉と私と合計大人4名で家の整理をしました。とてもためになったのでそのことを書きます。

昨今親の実家の整理で困っているという話をよく聞きますが、我が家も両親と祖父母+祖父一人がすでに亡くなり、合計5名分の遺品の整理が日々の子育ての波に攫われ、遠く沖の方におざなりになっていました。そのせいで物は溢れ、混乱し、若干生活が淀んでいたことは否めません。

遺品整理というのはなかなか腰が重く、例えば亡くなった人の手記でも出てこようものならその都度フリーズしてしまって進まないことこの上ない。ただでさえADHD野郎は整理整頓が苦手なのに、もう全然進まない。

ということで他人の手を借りようということになりました。「ライフオーガナイザー」さんというのは整理整頓の専門家で、資格制度などもあるようです。

片付けの手順としては以下のようになります。

①モノを一旦全部出す(部屋ごと、種類別)

②仲間わけする(いる、いらない、種類別、よく使う、使わないけど捨てない、など)

③導線を考えて収納場所を決め、収納するものの量に合わせて収納用品を設置する。

④使う頻度の高いものは使いやすい場所へあんまり使わないけど捨てないもの(想い出の品)は奥の方へしまう。

文章にするとざっとこれだけのことなのです。が、専門家の手助けにより整理が一気に進み、燃えるゴミは7袋、布ゴミが6袋、紙ゴミが段ボール3箱分、燃えないゴミを多数処分しました。

今回専門家を呼んでよかったなと思うこと。私と姉だけだと感情的になって喧嘩しがちな掃除が、他人の冷静かつ的を得た指摘によってまるで国家の一大プロジェクトのように「仕事的」にサクサク進む快感がありました。余計な喧嘩をせずに済んだ。

オーガナイザーの皆さんは本当に真剣で、いかに効率よく、導線を考えながら、住んでいる人全員が心地よく住めるように物事を分配するか。まさにライフオーガナイズという言葉がしっくりくる采配を考えてくれました。素晴らしい。もうほんとにリスペクトしかない。

自分一人だと多分考えつかなかった収納アイデアや、大事にしたい、飾っておきたいものは「見せる」ことでモチベーションをあげることも教えてくれました。やはり他人の視点というのは大事だなあというのがわかった1日でした。全国のADHD野郎の皆さんは苦手なことはお金を払ってでも他の得意な人に頼んで、自分の得意なことに集中することをお勧めします。



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