自主調査1

今の職場に満足していない人は半数以上!職場満足度からわかる社員たちの本音とは?『職場環境への満足度調査 2019年度』


株式会社イー・クオーレでは、全国の有職者を対象に
現在の職場環境についての満足度を把握するため「職場環境に関する意識調査」を実施いたしました。

<調査結果まとめ>
1.今の職場に「満足していない人(どちらともいえない含む)」は約6割。新卒社員は、中途社員よりも不満を抱えている人が多い。
2.半数以上の人たちが、今の職場で「働き続けたいと思わない(どちらともいえない含む)」と考えている。勤続年数でみると、働き続けたいと思わない人が最も多いのは、7~9年目の社員。
3.性年代でみると、「働き続けたいと思わない(どちらともいえない含む)」人が最も多いのは、男女とも20代。
4.働き続けたいと思わない理由ランキング、1位:給料・福利厚生、2位:評価が公平でない/これ以上の成長が見込めない、4位:会社に将来性がない。
5.7~9年目の社員は、「給料や業務の割り振りに不満」を感じており、3年以下の社員は、「自分のやりたいことと違う」と感じている。
6.働き続けたいと思わない理由として、職場の空気の悪さがあがるのは『機械・電気メーカー』。
7.上司が30代の場合は「仕事の指示出しや人間関係の悪さ」が、上司が40代以上の場合は「自分に対する評価に不満を感じる」が原因で、働き続けたいと思わない人が多い。
8.働き続けたいと思う理由は、1位:待遇がよい、2位:仕事内容が適している、3位:希望の勤務地/人間関係が良好。


<調査概要:職場の環境に関する実態把握調査>
■調査方法:インターネット調査
■調査日:2019年6月12日(水)~ 2019年6月14日(金)
■調査人数:800人
■調査対象:全国の男女、20~50代
「会社員/公務員/契約社員・派遣社員」のいずれかに当てはまる方

■実施主体:株式会社イー・クオーレ
■利用パネル:クロスマーケティング パネル

※引用・転載時のクレジット表記のお願い※
本調査結果の引用・転載の際には、当社名をご明記いただきますようお願い申し上げます。「株式会社イー・クオーレ調べ」


1.今の職場に「満足していない人(どちらとも言えない含む)」は
約6割。新卒社員は、中途社員よりも、不満を抱えている人が多い。

有職者の職場満足度について、約6割が「満足していない(どちらともいえない含む)」と回答。半数以上が、職場に対して何らかの不満を抱えている状況である。
中途採用(現職場が2社目以降)よりも新卒採用(1社目)の方が、職場に満足していない人が10%高いことも注目ポイント。他の会社を知らない人の方が、不満を抱える割合が高い。

2.半数以上の人たちが、今の職場で「働き続けたいと思わない(どちらともいえない含む)」と考えている。勤続年数でみると、働き続けたいと思わない人が最も多いのは、7~9年目の社員。

有職者の内、全体の半数が今の職場で「働き続けたいと思わない(どちらともいえない含む)」と回答。
その中でも、7~9年目の社員の満足度が低く、10年目を超えると「働き続けたいと思わない」意向は下がる。
そのため、中堅社員のフォローが最も重要であると言える。

3.性年代でみると、「働き続けたいと思わない(どちらともいえない含む)」人が最も多いのは、男女とも20代

男女とも20代が「働き続けたいと思わない(どちらともいえない含む)」と回答している人が多く、いずれも約6割。(男性59%、女性57%)

4.働き続けたいと思わない理由ランキング、1位:給料・福利厚生、2位:評価が公平でない/これ以上の成長が見込めない、4位:会社に将来性がない。

働き続けたいと思わない理由の中でも、「職場に威圧的な人がいる」についてみると、3年以下の社員は20.2%、7~9年目の社員は5.9%となっており、先輩・後輩で意識の違いがみられる。
「職場がギスギスしている」についてみると、10年以上の社員は18.6%、7~9年目の社員は9.8%となっており、ベテラン社員の方が職場の空気が悪いと感じている。

5.7~9年目の社員は、「給料や業務の割り振りに不満」を感じており、3年以下の社員は、「自分のやりたいことと違う」と感じる人が多い。

働き続けたいと思わない理由についてみると、3年以下の社員はやりたいことと仕事内容にギャップを感じている。

4~6年目の社員は、際立って目立つ理由は見当たらないが、休日や残業等の待遇に不満を感じている人がやや多い。
7~9年目の社員は、給料への不満が突出しており、それ以外にも残業、業務の割り振りへの不満が目立つ。仕事内容の大変さと、結果としてもらえる給料にギャップを感じている可能性が伺える。
10年以上になると評価や職場の人間関係への不満が上位にあがってくる。

<生の声>

6. 働き続けたいと思わない理由として、職場の空気の悪さがあがるのは『機械・電気メーカー』

「業種別」で働き続けたいと思わない理由を分析をしたところ、「ギスギスしている」「威圧的な人がいる」などの職場の人間関係に関連した理由では、メーカー【機械・電気】が最も高い。
仕事内容について、「やりたい事とは違うと感じる」割合が高い業界は【金融・保険業】、「相談に乗ってくれない」割合が高い業界は「IT・通信・インターネットサービス」となっている。

7. 上司が30代の場合は「仕事の指示出しや人間関係の悪さ」が、上司が40代以上の場合は「自分に対する評価に不満を感じる」が原因で、働き続けたいと思わない人が多い。

上司の年代別に働き続けたいと思わない理由をみると、30代の上司を持つ人と、40-50代の上司を持つ人で傾向が異なる。
30代の上司を持つ人は、「一貫性がない」「ギスギスしている・信頼できない」等が働き続けたいと思わない理由の上位にきており、上司側の未熟さが伺える。40-50代の上司を持つ人は、「十分評価されていない」「これ以上成長できない」等、自分と上司の評価にギャップを感じている。

8.働き続けたいと思う理由は、1位:待遇がよい、2位:仕事内容が適している、3位:希望の勤務地、3位:人間関係が良好。

・働き続けたい人の理由は、給与や勤務地以外にも、「仕事内容が適している」「職場の人間関係が良好」がそれぞれ30%以上を占めている。条件面以外にも、適した仕事を任せる、人間関係を円滑にすることで、満足度がアップする。



さらに調査の詳細を見たい方、データとして入手したい方は、
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●ローデータ
●集計表
●報告書(43ページ)

をご用意しています。

集計表は、性別×年代(10才刻み)・勤務エリア・役職・勤続年数などで
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