通信制高校をキャバクラに喩えた文(原典、探し出せず)を読んで思ったこと

子すずめは学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校の通学コース生でこの春高校2年生になりました。2022年4月からN高オンリー、N高純正品です。

出展がTwitterだったかnoteだったか、どこだったか思い出せないけれど、今日から3日以内の過去に「今どきの子どもたちは打たれ弱いので、キャバクラのように薄っぺらい肯定や称賛をしてくれるぬるい通信制高校は今後ももてはやされるんだろうなあ」というような文を読んだ記憶があるのだけれど、ブクマもし忘れたし、いいねもしてなくて、その読んだ時の感想だけがグイっと刻まれた残滓となって私の心に残っているのに、原典を再確認できずにいます。

もう一度、「え?どういう意味?私はその文の中に信制高校へのdisりを感じつつも頷くものがあるなあと思ったのだけど、もしかしてその文の本意を読めてないのは私で、勝手な被害者意識を持ったのは私の方なのか?」と確認したいのだけど、探している記事(文?)が見つかりません。検索力、低いな、私…

キャバクラが実際の所どういう場所なのか、行ったことがないので漫画や雑誌でのイメージで考えるしかできないのですが。私の中のイメージでは、些細なことにも「さすがです!」「知らなかった!」「すごい!」「センスいいですね!」「そうなんですか!」と褒めてくれて、自尊心くすぐるスキルを持つコミュニケーション能力が高い、しかしながら水商売の中ではプロというわけではなくほぼ素人に近い美女が接客してくれるお店…というのが私のキャバクラのイメージです。玄人とかプロのお店じゃないというイメージ。キャストさんが明るく朗らかにお客を称賛して転がしてくれるイメージ。

通信制高校をキャバクラのようなぬるいところと言ってしまう元発言さんの乱暴さには眉を顰めますが、なんとなく私の肌感覚として「キャバクラっぽい通信制高校もありそうな気がする。生徒のご機嫌取って、生徒が入学して、在籍して、授業料等々支払ってくれる、あわよくば別料金のサポート代を払うよう飼い殺すかのように生徒の自尊心をくすぐってる通信制高校もありそうな気がする。通信制高校を卒業したけど、甘やかされて転がされただけで、自立の術は学べずに終わったというケースもあるかもしれない」です。とはいえ、思春期の生徒の感情は鋭敏なので、バカではない。そういう大人の銭ゲバな雰囲気を感じて逃げる子もいるだろうけれど。

通信制高校はまともなところもあるけれど、授業カリキュラムやスクーリングの運用で特色を出して差別化しているので、全体像は把握できかねます。せいぜいが自分の子が志望している通信制高校A校、B校、C校を比較検討して、我が子とのシンクロ率が一番高そうなのはどこか?と検討するくらい。通信制高校というのは海千山千の魑魅魍魎の教育産業だからなあ…と私は思っています。マジ、我が子を通信制高校に入学させる場面で、その辺りの「通信制高校の弱点」から派生する不利益をどう回避すべきか、熟慮しまくったもん。

子すずめに「N高ってキャバクラ?」と聞いてみたところ、「全然手取り足取り優しくないよ。適度にほっといてくれる感じがいい。自分が動かなければ何も動かないのがN高だと思う。自分が動けば、やりたいことをバックアップするリソースは無駄に豊富だと思うよ。私はなんとなく自分のやりたいことがあるから、楽しいよ」とのことでした。通信制高校がキャバクラであるならば、N高はツンデレのキャストしかいないキャバクラなのかも、N高をキャバクラに喩えるのであれば。

どなたか「キャバクラのようにぬるい通信制高校」云々という、私が読んだと思われる文を見つけたら、教えてください。再読して、私のファーストインプレッションは妥当なのか、それとも単なる私の僻みなのか、確認したいので。

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