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関西弁、コテコテやな!/45冊目 水野敬也『夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク』 文響社

始めに

見てくださって、ありがとうございます。
えだまめです。

今回は話題のシリーズである「夢をかなえるゾウ」の最新刊の紹介です。

自分、インパクト凄いな!

表紙を見た時、そう思いました。
頭はゾウで、それ以外は人間。 
まあ、ガネーシャやからか。

でも、なんか見事に中年太りのような体型してる。特に面白くもない駄洒落をよく言うし、多分中身は…、うん。手にはよく分からん生き物持ってるし。
※それが、バクです。

それがこの本の第ニ印象。
第一はどれって?
「話題のシリーズで、たいていの本屋に売ってる」かな。

パラパラと読んでみたら、「え?ガネーシャ、関西弁なん?」となった。なんで?いやいや、関西在住の私からしたら、読みやすいかぎりやけど。

その疑問も、本書に書いてあった。

そして、お気づきかもしれないが、私はこのシリーズを読むのが初めて。この本、こんな感じで進んでいくのね、はいはいはい。
…よし、読もう!読みやすそうやし。

ガネーシャ、自由すぎん?

このガネーシャ、一見自由極まりない。めっちゃ食べるし、勝手に姿を変えるし、勝手に主人公の「僕」のお金で高級マンションを予約するし。
そのガネーシャの行動に、「僕」も、ペットのバクもおおいに振り回される。

でも、それらにはきちんと理由がある。「僕」は夢を見つけるという目的のため、ガネーシャから出された課題をこなしていく。その課題の意味を示す理由となることが多い。

この本を読み終えた私は、今もこう思っている。
…ほんとは好き勝手したかっただけで、それを神様パワーで理由付けしただけなんちゃう?って。
※そんなこと、ないです。

そして自由なのは、ガネーシャだけではなく、ガネーシャの父親もである。ガネーシャは、父親によーく似ている。気分の乱高下が激しいところも、フランクに話すところも。
…遺伝やん。

大きな気づきが詰まってる!

私がこの本の中で、1番取り入れよ!と思ったことは「日々の生活に『初めて』を取り入れる」こと。

そうなのだ。効率的にやろうとすると、日々に新鮮さが失われて、気づけば同じことばかりになる。そんな毎日は面白くない。

そこで、「自分」の好きなこと、やりたいことを少し毎日に取り入れる。好きなことややりたいことだから、取り組むのは苦にならないし、楽しみになるので生活にハリが出る。
生活が、日々の暮らしが、面白くなるのだ。

私はとりあえず、帰り道をいつもと違うルートにするから始めてみようと思う。少し遠回りだけども、楽しそう。

最後に

ガネーシャの教えはこんなもんじゃないです。
神様だって、人間のような葛藤を抱えているのかも?とも思えました。

読んで良かった。

見てくださって、ありがとうございました。
えだまめでした。

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