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感謝の心

うちの会社では社員の誕生月に給与明細と共に、その年の新年の集まりでご講演賜わった外部講師の方の著書をプレゼントしております。

本って新書買うと結構するし、中古は読みたいと思った時に探すの大変だし、更に自分の為になる事多いし、私はありがたいなと思います。

しかし、そういったプレゼントを貰っても響かない人や、全く気にしてない人も社内にはいると言えばいます。

ありがた迷惑という人もいるでしょう。

自分が学びたい事は、自分で書物買うからという人もいると思います。

また、
「バースデーサプライズなんかも、
ハッキリ言って求めてないと、、」

でも、そういう人は自分軸が強いのかなあと思います。
「自分は求めてないのに、こんなもの貰って迷惑だ。」

または、
「求めていないにもかかわらず、
やってやったぞ!的な感覚で思われるのは心外だ!」
とか?

勿論、相手がどういったことに興味あってとか、もしくは、貰っても困らないモノとかをリサーチして、さりげないプレゼントは好まれるかもしれない。

ただ、ここではどんなプレゼントが良いかを言いたいわけではなく、貰う側の視点について少し考えたい。

「これ貰うくらいなら、何か他のものがいいな」とか、、自信持って周りに話しまくってる姿を見ると、とても寂しく感じます。

でも、このプレゼントは自分一人にだけ与えられたものではなく、
全社員(数百人)に同様にしていると見た場合、果たしてどれだけの金額、また、準備に関わる人の時間、労力を費やしているのだろうか。

そうまでしてでも実行し続ける側の気持ちを考えてみると、1:1と思っていた時よりは、きっと違ったものに感じることができるのではないでしょうか?

そういった面を掘り下げて考えてみる事で、相手の意図というところにも辿り着くのではないでしょうか。

貰う側は相手の意図、気持ちを考えることで、
相手軸でものを見るチカラも養われるのではないでしょうか。

コドモは自分の事が最優先です。
オトナは相手軸も考えられるようにならなければなりません。

私が思うオトナな対応とは、決してその場限りを丸く収めるとか表面上の事では無く、相手の気持ちを理解し、相手目線でモノを考えることだと思います。

自分軸を否定はしません。
しかし、自分軸でしかモノを考えられないと、多くの小さな幸せを見過ごしたまま人生を送ることになるのではないでしょうか。

そして自分軸がモンスターのように成長してしまうと、相手軸なんて考える余裕がなくなってしまいます。

毎日愚痴ばかりになっていくかも知れませんね。

逆に、
身の回りのあらゆることに感謝出来る人は、
視点が違う。

苦労に愚痴ばかりこぼす人は多く見ますが、
苦労に感謝する人はそう多くは見ません。

全社員が受け取る事ができる本のプレゼント。
当たり前と思わずに、感謝の心を持ちたいものです。

こう書いた私も、普段自分の身の回りの中で感謝の心が足りてないなあと反省します。

特に自分に余裕がなくなると自己中心的な自分軸モンスターになってるんだろうなと、、
そんな時は自分ではなかなか気付かない。

普段から相手軸で考える習慣をつけなければ。

そして社内では、自分軸モンスターに変身しないように自分をはじめ、同僚にも良い影響を及ぼす発信をしていきたい。





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