【EDH】レポ161: 第3期関西帝王戦 統率者

※全文無料です。
また参加してきました。関東勢としては多分唯一の皆勤賞。今回は何故か関東勢が15人くらい遠征してくる謎の事態。なんで…?参加者74人。

前回決勝を踏まえたのか今回は土曜開催。こっちも更に余裕あるスケジュールの夜行バスをとって備える。土曜開催ならバス逃しても適当に泊まって朝に新幹線で帰るプランも取れるので心に余裕があります。ちなみに今回決勝も22時30分くらいに決着がついたのでやっぱり当日新幹線では帰れません。

今回のエドリックは《柔順な替え玉》の代わりに《二重視》を採用。苦手な《イーオスのレインジャー長》《沈黙》にスタック上で対抗しつつ中盤以降はシャクれる可能性があるカード。対象を取りますが《秘密売り、ティヴィット》相手もスタック上なら問題なくコピー可能です。

1戦目:ペレグリン・トゥック→ティヴィット→エドリック→モルヴォ
ペレグリンが1t《ジェラードの砂時計ペンダント》、ティヴィットが2t《ドラニスの判事》、モルヴォが《リスティックの研究》。やることなくなったんですが…。
ペレグリンの《一つの指輪》を《マナ吸収》で消し《海門修復》まで撃つが追加ターンだらけでやることがなく《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》が単体で6/6になって殴る始末。
ペレグリンが《森の知恵》《ヌカコーラ自動販売機》《アカデミーの整備士》と並べジェネラル無しでもガンガンドローしていき大分ヤバそうという場面でようやく《約束された終末、エムラクール》が間に合う。ティヴィットとモルヴォがお互い潰し合ったのを見つつ、操ったペレグリンの手札を見ると《歩行バリスタ》が。《ドラニスの判事》を焼いてペレグリン本体を出して無限ドロー無限マナから《歩行バリスタ》で勝ち。

エムラ勝ち。盤面自体は本当にどうしようもなかったのに突然勝てるから偉い。ペレグリンは《歩行バリスタ》を途中から持ってたけど消されると思って出さなかったそうです。《払拭》《誤った指図》しかなかったよ…。

2戦目:勝利械→エドリック→トラシオス&テヴェシュ→旧ミンスク
勝利械がマナ加速連打。こちらが《フェアリーの黒幕》、トラテヴェは《神秘的負荷》で対応するも《頭蓋骨絞め》まで出てくる始末。
ミンスクが2tミンスク、3t《魂の洞窟》込み《アカデミーの学長》をやるも勝利械の《精神壊しの罠》に消され、トラテヴェの《神秘的負荷》も《エンチャント奪取》される。《エンチャント奪取》は割られるが勝利械が自前の《神秘的負荷》で滅茶苦茶に。
《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》はいたのでトラテヴェの《オークの弓使い》の機嫌を伺いながらX=6で起動し勝利械を殴り倒す。トラテヴェがフルタップだったのでそのままカウンター2枚引っ下げて《時間への侵入》を撃つもピッチ3枚に阻まれる。
《選別の儀式》で流され《悪魔の教示者》まで撃たれたが何かミスしたみたいでゲーム続行。ミンスクの《イーオスのレインジャー長》と除去・カウンターで睨み合いになるが《約束された終末、エムラクール》が間に合いトラテヴェを《Demonic Consultation》で退場させる。ミンスクとタイマンになり《召喚の調べ》をカウンターして殴り倒して勝ち。

相手のミスに助けられました。フルタップ相手手札10枚から2バック込み追加ターンが消されたところが反省点。とは言え直前にカウンター2枚吐いてるしやるよなぁ…。難しすぎる。

3戦目:旧パーフォロス→トラシオス&アキリ→エドリック→グウィン卿
順調にクリーチャーを展開するもパーフォロスから《冒涜の行動》。何もなかったので土地セットゴーしてるとグウィン卿が《厚顔の無法者、マグダ》と《世慣れた見張り、デルニー》プレイしたのでバウンスしお茶を濁す。
今度はパーフォロスが《ウルザの物語》から《活性機構》サーチ、《魂の洞窟》込みの《犯罪小説家》をプレイ。サクリ台が見えないから悩んだが《精神壊しの罠》で消すと《ゴブリンの戦長》《群衆の親分、クレンコ》《鏡割りのキキジキ》と展開し始める。
パーフォロスにターンを回すと死ぬという名目の下、エドリック単騎での追加ターン連打が許され続け、《召し上げ》までたどり着く。流石にトラアキリからカウンターを撃たれたが《誤った指図》で弾いてあとは好き放題やって勝ち。

12ワープ型の強みがエドリック単騎でもそれなりの盤面にできるところで今回存分に発揮した形ですね。とは言え流石に厳しいゲームでした。ライフ攻められると弱いんよ…。

4戦目:ケレス&フランシスコ→カディーナ→暴動の長、ラクドス→エドリック
ラクドスの《伝国の玉璽》を《精神的つまづき》しゆっくりスタート。なんとかしてラクドスが出ないよう努めるが《顔壊しのプロ》からたどり着かれてしまう。
こっちもエドリックを出してドローするが追加ターンがなく《海門修復》。ラクドスに触れないか見るもバウンスもクローンもなし。手札13枚で無駄にヘイトを稼いでしまう。
ケレフラ(略称思いつかない)がラクドスの《レイヴンロフトの冒険者》の死亡時追放置換に気付かず《溜め込む親玉》+《Saw in Half》を失敗。
今度はカディーナが変異とか全然関係ない《タッサの神託者》+《Demonic Consultation》を撃ってきたのでカウンターで卓の平和を守ったら許してくれないかな、と消したが普通にカディーナとラクドスの軍団に殴り倒されて負け。
死んだあとはケレフラが《生き埋め》からウーズコンボ決めて勝ち。

痛恨のプレイングミス。デモコンタッサは《厳しい説教》で躱せたのでブロッカーを1体は出すべきでした。ライフ30あっても相手の打点はちゃんと計算しよう(1敗)。
カディーナに《進化した謎、ヴァニファール》を使われて思ったのですが、変異と予示は区別できるようトークンカードみたいなものが出てますが、偽装と変装は区別できないんですかね。「謎のクリーチャー」とかいうトークンカードみたいなものは出ていますが…。どうやって出されたカードなのか分からず混乱が生じていました。俺が視認性破壊(?)で負けるなんて…。

5戦目:ギランラ&東の樹の木霊→ティムナ&クラム→エドリック→戦慄衆の勇者、ネヘブ
《魔力の墓所》《溢れ出た区画》でエドリック、更に《モックス・ダイアモンド》から《フィンドホーンのエルフ》と展開し、エドリックをギラ木、マナエルフをネヘブに殴らせたら《敏捷なこそ泥、ラガバン》と相討ちし一気に辛い展開に。
ギラ木は《ヴォリンクレックス》を、ティムクラは《息詰まる徴税》をプレイ。土地引けないかと期待して殴るも引けず《フレッシュの複製体》で渋々《ヴォリンクレックス》をコピー。ネヘブはラガバンが死んだせいで2t《秘儀の印鑑》、3tネヘブと普通の立ち上がり。
木霊が出て土地2枚置いて返したところで《フェアリーの黒幕》+《息詰まる徴税》で好き放題引かれて《堂々たる撤廃者》から普通にコンボ入られて負け。

単色2人なので期待してませんでしたがやっぱりティムクラ完全フリーはキツイ…。エドリックドロー+ラガバン捲り+宝物1個がほぼ確実に得られる《敏捷なこそ泥、ラガバン》を最序盤に手放すはずがないと思い込んだのが敗因。道連れ上等と思わせるくらいヘイトを上げてしまいましたかね。


6戦目:エドリック→トラシオス&ブルースタール→ティヴィットA→ティヴィットB
トラブル、ティヴィットBが土地事故。こっちは《森の知恵》+エドリックで過剰なほど引き始め、順調にマナ加速したティヴィットAがジェネラル着地。
ティヴィットBがサーチを撃ちながらもマナ加速しなかったので《タッサの神託者》+《Demonic Consultation》を狙ってそうだと思いつつティヴィットAから出てきた《オークの弓使い》を相手する。
《二重視》でオークを処理し案の定デモコンタッサを狙ってたティヴィットBを殴り倒し追加ターン。トラブルがピッチを多数持っていたがなんとか突破したところでティヴィットAから《サイクロンの裂け目》超過。
追加ターンはまだ持っていたものの《魔力の墓所》《古えの墳墓》を使わないとマナが足りなくなる状況で残ライフ9。クリーチャーを並べつつ走り続けるがバウンスは引けず残ライフ3で追加ターンを迎え、クリプトダイスに失敗して死亡。死亡後はトラブルが無限マナ決めて勝ち。

《セファリッドの円形競技場》弱いんで抜きます!(1敗)
《一つの指輪》《完全化の杖》戻したからライフ減らす土地は弱いですね。《冠水樹林帯》抜くのも真面目に検討しよう…。《神秘の教示者》からの《時間の熟達》奇跡を相手ターン中に狙えるのですがそれ以外の使い道がほぼないんですよね。どの道マナ減るのはかなりの痛手です。

3連勝からの3連敗でかなり終わった感出てましたが順位発表見たら11位で準決勝進出。ボーダーラインは3-3だったようです。74人だとそうなるんだ…。

準決勝:イナーラ→エルシャ→エドリック→マルコム&薬瓶砕き
マリガンが嵩み、《徴用》以外大分ぼんやりした初手。
イナーラが走るかと思われたがエルシャが《相殺》。マル砕きが減速させられる。更にエルシャは《息詰まる徴税》を追加。《徴用》切るか悩むも手札に何もなくなりイナーラが走って終わりそうなのでスルー。
エルシャ+相殺が揃い1マナ域が潰されていく中こちらは《思慮深き人工知能、キュリー》《完全化の杖》でお茶を濁しイナーラに対処を任せると、イナーラがエルシャをコピー。トップからマナファクトを連打し《毒の濁流》。しかしエルシャに果敢誘発連打で耐えられてしまう。
エルシャにターンが回り《師範の占い独楽》まで追加してきたのでこちらとイナーラで抑え込む。
なんとかターンは回ってきたが手札もないわ盤面も《毒の濁流》で壊滅してるわですることもなく、《一つの指輪》を置いていたイナーラがそのまま走られて負け。

全然良いところなく死にました。《息詰まる徴税》に《徴用》を切るかどうかでしたが手札なくなってもエドリックでなんか引くやろ精神で突っ込んでいくべきだったかも。
エルシャは去年のドラスタのEDH大会にもいた人かな?噂は聞かないけどプレイは上手かった印象。

そんなわけで準決勝負け。《息詰まる徴税》《つるむ面倒》の面倒エンチャント増えてきてるし《機能不全ダニ》戻すかなあ…。
6戦目で致命傷になった《セファリッドの円形競技場》は音速で抜けていきました。デモコンタッサへの回答としての場面なかったし。青青使って自分に撃つタイミングもそんなないんですよね。
採用した《二重視》は普通のインスタントクローンとして《オークの弓使い》を焼いたくらいで目立った活躍はなし。1回しか引けてないのでもう少し試します。

終わったあとは夜行バスで帰宅し翌日の渋谷の大会へ。続く。

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