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【心理的安全性を高めるために】急成長ベンチャーのみなさんへ全社会開催のススメ。

こんにちは、EDEYANS人事の野口です。

EDEYANSでは、コロナ禍をきっかけに長らく開催をしていなかった全社会を先月から復活させました!先日8月分を開催したので今回はそちらのレポートを書いていきたいと思います!
(開催に至った詳細はぜひ、こちらの記事をお読みください)

また、EDEYANSの全社会は オフラインで開催するということにこだわりを持って運営しているのですが、まだ復活後2回目の開催ながら『やっぱりリアルで会うことっていいよね、大事だよね!』ということを実感しているので、オフライン開催にこだわる理由もシェアさせていただこうと思っています♪

この記事をお読みいただきEDEYANSの社内の雰囲気を感じていただいたり、全社会の開催を検討している急成長中の組織を持つ経営者、人事の方にとって何かしらお役に立てば嬉しいです^^


1.EDEYANSってどんな会社?

まずは、簡単に私たちのご紹介をさせてください。
私たちEDEYANS は、ホテル向けのデジタル清掃サービス「Jtas」(ホテル客室清掃の効率化と品質向上を促進する SaaS と客室清掃オペレーション)を提供する、6期目のベンチャー企業です。

Jtasの最大の特徴は、一般的には会社として切り分けられていることが多いSaaS事業とオペレーション事業を1つの会社で抱えているということです。そのことにより、社内で双方の生産性向上、プロダクトの質を高め合いながら共創のサイクルを回すことが出来るのです。このような形をとっているのは、この業界においてEDEYANSだけです。

そんな会社を支える組織としては、ここ1年で社員数が2倍に増加、今期中にはさらに倍の60名を目指しており、まさに急成長のフェーズとなります。


2.全社会の目的とコンテンツ

EDEYANSは、「SaaSの開発・提供」と「ホテルの客室清掃オペレーション」という事業の性質が大きく異なる事業を1つのサービスとして運営しているからこそ、部署が違えば働く場所・時間・休日もバラバラ。バックグラウンドや国籍も多岐に渡るので、しっかりとコミュニケーションの設計をする必要があります。
加えてメンバーの急増により、同じ志を持って集まった仲間といえど部署が違うと分断された違う会社のような印象になりかけていました。

この状態を早急に改善し、改めて同じ目標に向かう仲間として一体感を醸成すること。
これが全社会の何よりの目的です。

この目的を達成すべく、8月全社会ではこのようなコンテンツを実施しました。

▼全社会のコンテンツ
⚫︎新メンバー紹介
└ 役割やポジションに加えてEDEYANSジョインへの意気込みを一言
⚫︎全社への重要アナウンス
└ 会社の成長に合わせて日々アップデートしていることをシェア
⚫︎6期の目標に対する進捗、KPIの確認
└ 全社目標・各部署目標を改めて全社で確認します
⚫︎前月のGoodShare
└ 各部署ごとにバリューを体現しているメンバーを賞賛しよう
⚫︎片山さん(CEO)からのメッセージ
└ 全社的に向き合いたい課題や注力ポイントについて
⚫︎懇親会
└ 立食形式でみんなでワイワイとお酒やご飯を楽しみます🍺

コンテンツは前月とほぼ同様であるものの、前回の反省やメンバーからのフィードバックを生かして資料を見やすく変更したり、伝えるデータをより細かくしていたりとしっかりとアップデートしている運用メンバーはさすがでした!👏

充実したコンテンツの中でも、
①GoodShareと②片山さん(CEO)からのメッセージについて詳細をご紹介します。

①GoodShare

今月のオペレーション部門GoodShareは、廣田さんが選ばれました!
廣田さんは、清掃オペレーション部門でエリアリード(エリア責任者)というポジションのメンバーです。

選ばれた理由は、
『プロダクトに対する忌憚のないGIFTフィードバックをしてくれたこと』

繰り返しとなりますが、Jtasはプロダクトの提供部門と客室清掃オペレーション部門がいかにシナジーを起こし、共創のサイクルを社内で回せるかがとても重要です。
しかし、数ヶ月前までのEDEYANSでは連携が上手くとれていない状態で、優しい人が集まっているからこそ良いところは伝えあえても、互いにもっとこうしてほしい!というGIFTフィードバックをし合うということが出来ていませんでした。

そんな現状の中で、廣田さんがプロダクトに対する現場のリアルな意見を全社員が見える場で発信してくれたことは、共創に繋がる非常に大きい一歩で、感謝と賞賛の意味を込めて全社会でも取り上げさせていただきました😊

②片山さん(CEO)からのメッセージ

今回の片山さんのテーマは、『EDEYANSブランドを作っていこう』

EDEYANSは、まだまだベンチャーとして成長途中です。なので、ルール化されていないことや仕組み化されていないこともたくさんあり、今まさにそこを整備している真っ最中。今までのやり方が変わる時というのは、少なからず混乱やハレーションが起きるものですが、それを乗り越え、みんなで新しいEDEYANSのやり方を創りあげていくことが大事。
そこから生まれる統一感や働くわたしたちの意識の高さそのものがEDEYANSブランドを創っていくというお話をしてくださいました。

ブランドは、一長一短では出来ないみんなの想いを繋げて創りあげていくものだということを改めて考えるきっかけとなるお話でした。

3.全社会開催後の社内変化

全社会を復活させてまだ2回目ではありますが、社内の変化を実感しています。
特に感じるのは、先述のGoodShareにも挙げたような異なる部署との連携意識が向上したこと。

このような変化が起きたのは、全社会でリアルで会い、話し、笑い合ったことで生まれた社内の帰属意識、心理的安全性が高まったことから生まれたのではないかと思います。

4.百オンラインは、一リアルにしかず!
急成長の組織こそ、全社会はオフライン開催すべし!


お察しの通り、これは完全に私が作った造語です・・・(笑)
つまり何が言いたいのかというと、実際に会って膝を付き合わせて話をする、ということは幾度のオンラインでの会話を重ねても埋まらない距離をいきなりギュッと近づけてくれる可能性を秘めている、ということです。

世界中で社内のオンライン会議化が進んでいますが、もちろんEDEYANSも例外ではなく、ほとんどの社内会議がオンラインです。
過渡期の今だからこそ、白熱する会議も日常的に行われています。でも、ぶっちゃけメンバーがどんな人かよく知らない、一度も会ったことがない人に対して自分の意見を率直に言うことってすごく難しいことだと思うんですよね。入社したばかりであれば特にそうかと。

役職や年齢関係なく意見を言い合えるフラットな社風がEDEYANSの良さのひとつですし、メンバーが増えてもこの社風を守っていきたい。
そのためには、仕事の質よりもまず関係の質を高めることが大事で、その第一歩目がEDEYANSにとっては全社会でオフラインで会うことだったのだと思います。

よく言われることですが、やはりこの順番を逆転させて先に仕事の質を求めるのは難しいのです。

オンラインで完結させることはとても便利で一見スマートに見えますが、一体感を醸成したい!もっとフラットに意見を言い合える会社にしたい!と考えているのであれば、全部をオンラインで済ませるのでなく、全社会やまずは幹部会だけでもオフライン開催にしてみることをオススメします。

関係の質を高める方法はたくさんありますが、特に全社員が同じ場所で働く機会のない実店舗型のサービス業の企業様や全社員がリモートワーク中心の働き方をしている企業様、これからカルチャーを創り一体感を出していきたいベンチャー企業のみなさんはぜひ。

リアルでしか埋められない”何か”が絶対にありますから。

とはいえ、EDEYANSもまだまだ試行錯誤中の組織です。もちろん今後も月次で全社会を開催していきますが、全社会以外のコミュニケーション方法も模索していきたいと思います!

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