見出し画像

ボランティアとしてのボルダリング

 相模原市には、ビレッジ若あゆという場所があります。清流の里と言った方が分かりやすい人もいるでしょう。正式名称は、「相模川自然の村 清流の里」。緑区大島にある公共の宿の施設です。

 隣接する様に隣に若あゆビレッジがあります。こちらも正式名称は、「相模川自然の村 野外体験教室 ビレッジ若あゆ

 若あゆの施設は、主に市内の小・中・義務教育学校の児童・生徒が宿泊体験学習にやってきます。土日祝日・夏休み等は子ども会などの青少年団体が日帰り利用や宿泊体験学習をしています。

緑区のキャラ、ミウル君
あれ、ハンドル持ってるのに、ピースが

 これを読んでいる小学生は居ないでしょうけど、お母さんたちはあーあそこね!となると思います。今現在は、小学生5年中学1年の時に、1泊2日で体験学習に行っているはずです。
 その体験の一つにウォールクライミングがあります。
 数ある学習の中でも、とても人気のある体験の一つです。

 僕はここで、以前よりお手伝いをさせていただいてます。
 約20人ぐらいが毎回体験をするのですが、もちろん一人の引率の学校先生だけでは足りません。ましてや、先生が経験者という確立は非常に低いですよね。
 若あゆの先生たちと、経験者である僕たちボランティア、そして引率の先生の3人体制で子供たちをフォローします。

5年生たち



 子供たちはがチャレンジしている姿を見ているのは気持ち良いものです。
 屋外ですので、晴れた日なんかは暑いのですが、元気いっぱい登り続け、時間になってもまだやりたいなんていう生徒も多いです。大人たちの方がばててしまいます。

ハーネスをつけて登ります

 そうして3時間弱の体験を終えて、振り返りシートで気づいたことや目標や目当てに対してどうだったかを確認していきます。

 クライミングを通して、その面白さを知り、将来的に再びボルダリングなどを経験する生徒もいるでしょうし、非日常な体験を通して、日常に役立つ気づきがあれば嬉しいですね。

 最近はボルダリングジムも増えてきました。オリンピック後に人気が出たことも要因でしょう。夢中で手足を動かすのはとても気持ち良いものです。
 大人になると、支える体重が…なんて皆さん言いますが、それは一理あります。
 軽い子供たちの方が圧倒的に身軽に登ります。
 ですから大人の場合、パワーというより身体の使い方にコツがあったりします。
 そして、ヨガとボルダリングは共通する部分がたくさんありますよ。

 たまには休みの日に、子供とボルダリングジムなんていうのも楽しいかもしれませんね。

 いつかヨガマルクでも、ボルダリングの親子体験ツアーなんて出来たら楽しそうだなとかも考えています。