見出し画像

オカメの開運パワスポ旅&手水ブログ(東照宮②)

日光東照宮(日光市)パート②

 このシリーズ初のパート2です。まだ読んでない方はからパート1からどうぞ。

 さて、東照宮の意外と知られていない、本殿の豪華神さま方々を紹介しました。
 ここまできたなら、家康さまのお墓を見ずに帰れません。

看板が出ています

 看板に従って進むと、前回の有名なお猿さんたちに続いて、今度は眠り猫ちゃんです。
 意外と小さく見落としがちなのですが、
みんな写真を撮っていたりするので分かると思います。
 奥社へと続く階段へは、必ず猫ちゃんの下を通りますので。

平和の象徴

 猫ちゃんを見て癒されたところで、
ここからは少し気合いが必要になってきます。
 皆さま大好きな階段でございます(笑)
 その段数207段。
 途中、休んでいらっしゃる方もいますが
季節によっては、木々とマイナスイオンで気持ち良いはずです。
 途中、本殿や祈祷殿などを上から見下ろすことができて、山深い中に、屋根の金色の装飾が何とも言えません。

 狛犬さんたちが見えたら、もうゴールです。何か、人間の顔のようにも見える狛犬さんたち。


 ここの上の拝殿をいったん通り過ぎて、右回りで周ります。
 すると、青い青銅の門が見えてきます。

この狛犬だったら破られない

 門の前には、いかにも守っているというとても強そうな狛犬さんたちがいます。
 ここには近づけませんので、遠目からです。
 そして、この辺りから少し空気感が変わってきます。
 それまで階段ながらも癒される雰囲気の木々の中を登ってきましたが、ここはやはりピンとした空気が流れています。
 そこはやはり家康さまのお墓。
 背筋が伸びるようです。

 門前には強そうな狛犬さんたちが守っていましたが、門の中のお墓前にはさらに、鶴さんと亀さんが守ってまいます。
 鶴さんは亀さんの甲羅の上に乗っています。
 そして、その後ろにあるのがお墓です。

 このお墓を右回りにぐるりと周れるようになっています。周りきったところに、授与所があり、拝殿で拝めるようになっています。

 興味深いのが、この場所がずっと閉ざされた場所であったこと。東照宮自体は400年ぐらいの歴史と前編で書きましたが、この奥社こと家康さんのお墓は350年もの間、一般公開はされていませんでした。
 観れるようになったのはここ50年ぐらいの話です。

 都市伝説好きに有名な話ですが、この奥社の地中深くに、かの徳川埋蔵金が隠されていると。しかしここは国宝かつ世界遺産のエリアのため、掘ることは出来なくてもう確かめようがないんです。
 実際のところな謎ですが、ロマンがありますよね。
 さらには、「かごめかごめ」の童謡がこの埋蔵金のありかを示す暗示の童謡だとか。
 興味ある方は調べてみてください。
 へぇーと驚きますよ。

 そんなロマンを感じながら、この場所を楽しむのもありだと思います。

 そうして、階段を降りて戻っていきます。
陽明門を過ぎると、今度は右手に薬師堂があります。そうです、神社内にお寺があります。
 ここはなんと言っても、「鳴き龍」です。
 昔は下で手を叩いたりしてましたが、今は駄目だそうで、住職さんが龍さんの下で木を鳴らしてくれます。
 実際に体験してみると、少しズレると鳴き声は聞こえないのですが、真下だと
「ビーン」という鈴のような鳴き声とともに、その音の振動が身体に伝わります。
 不思議な体験です。
 住職さんに聞いてみると、音が鳴ることが考えられて天井画が描かれたわけではなく、後から発見したということでした。
 それにしても顔の下だけで、鳴き声が聞こえるなんて、それも偶然じゃないんじゃないのか、と考えてしまうほどです。

 前編、後編と続きましたが、
今でも謎多き、東照宮ですが、そこがまた面白いところです。
 訪れると、この地がパワースポットの中のパワースポットといわれる訳がわかる気がします。

 今回は東照宮だけですが、輪王寺、二荒山神社など、この一帯がそういう場所ですから、どこを訪れても何か感じるものがあると思います。
 日光周辺や今市周辺にはたくさんの見所と美味しいお店もあります。
 是非、ガイドブックにはないそれぞれの楽しみ方をしてみてください。