編集のがっこう サロン――ここでしか言えない編集長の本音 Vol.1<前半>『CLASSY.』今泉祐二氏

「編集のがっこう」をレポートする場だけではつまんないなーと思い立ち、編集長だった過去の栄光を振りかざし、さまざまなメディアの編集長や面白い編集者たちに会いに行こうと決意。

記念すべき第一回のゲストは、右肩下がりの雑誌不況のなか、堅調っぷりを発揮する『CLASSY.』編集長、今泉祐二さん(以下文中、今ちゃん)。

編集長時代に偶然仲間を介して飲み、意気投合。

以来、さまざまな海外ブランドの要人が来日し宴席が開かれる度、PRが席順に困ると、私と今ちゃんを隣の席にしてくれるというほどオフィシャルで仲良し。

言いたいことをズバッと言う正直で真面目な男、46歳。SNSで軽く炎上経験あり(笑)。しかし、すべては『CLASSY.』愛によるもの。

そんな今ちゃんを「お酒を奢る」と呼び出し、聞き出した内容をまとめました。
*もちろん本人了承済み
*話がディープになったので、前半と後半に分けました。


目次<Vol.1/前半>
・えっ!『CLASSY.』ってそういう女性像だったの!?
・男性編集長がつくる女性誌と、女性編集長がつくる女性誌、その決定的な違い
・『CLASSY.』史上最もウケた企画は?
・Google先生の功罪で編集者が危機に


えっ!『CLASSY.』ってそういう女性像だったの!?

校長S(以下S):『CLASSY.』という名の雑誌を知らない方々のために、始めにどんな雑誌か、ひと言で解説すると、20代後半〜30代の女性をターゲットにしたおしゃれコンサバ誌。

雑誌業界やファッション業界に精通していないと、「おしゃれコンサバ誌」って言われてもイマイチわからない人も多いと思うから、もっとツッコんで聞いてもいい? 読者に届けたい具体的な女性像って、どういうの?

CLASSY.編集長今泉氏(以下 今泉):イヤな言い方かもだけど、“スクールカーストの上位層にいる子”が女性像。

学年に数人いたでしょ? 女の子も男の子も全員が“あの子かわいい、あの子みたいになりたい、あの子に近づきたい”と憧れるような学校のスター。まさに『花男』F4の女版。

ページをめくってもめくっても理想の女がずっと出てくる感じ(笑)。“こんな子が隣にいたらいいのになぁ…”というコーディネートやメイクを提案しているのよ。

男性が引いてしまうようなスタイリングは絶対に『CLASSY. 』では出さない。人に憧れられるような女性って、周りに違和感を感じさせるような個性的なカッコはしないでしょ。そもそも、男性って激しいカッコは好きじゃないし…。

S:ということは、『CLASSY.』を読めば、たいていの男性が好きな女性になれるってことよね? 

今泉:なれるよ! でも、それを“モテ服”って呼んでしまうと“どうせピンクの甘い服やリボンがついてるでしょ”と女性読者が拒否反応を示す。
女性が勝手に抱く男性が好きそうなものの間違った認識が流布してしまっているからね。逆に黒タートルでも十分モテるコーディネートになるのに…。

S:もっと若いときから『CLASSY.』を読んでおけばよかった(笑)。


男性編集長が女性誌をつくるのと、女性編集長が女性誌をつくる違い

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「編集のがっこう」校長 兼 Pomalo株式会社コンテンツスペシャリストの澄川恭子のnote。これからのコンテンツ時代に編集力を磨こう!をスローガンに、若い才能を発掘や育成、編集力の生かし方を日々考え続けています。

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