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内定式直前に第一志望の内定辞退した話を聞いてほしい

え、バカなの?
って多分みんなに言われると思うし思ったと思う。

私もバカやと思う。笑

第一志望を蹴ってまでしたいことがあったのか、なにを思ってそうしたのか。

何をやりたかったのか

私が行きたかった会社は地元の会社。
簡単に言ったら地方のweb制作の会社。

私がわざわざ、地元に戻ろうと思った理由は

「何もないからできることがある。」

そう思ったから。

私のやりたい事は、人々の選択肢を豊かにする事。
特に学生の就活の選択肢を増やす事。

そのために何がいるのか、それをずっと考えてた。

・企業のPR力
・学生の機会

これが足りないんじゃないかな、そう思った。

だから、地方の会社で企業のブランディングや発信のお手伝いをしながら学生たちの集まる場所を作りたいと思った。

それが地元に帰る事に決めた理由。

なんでその会社を選んだのか

正直言って同じような会社はどこでもある。

やろうと思えばどこでもできる。
ただシンプルに私はそこの会社の理念が好きだった。
社長が好きだった。

直感でうわこの人めっちゃ好きって思った。

私は就活を始めた時、
・何ができるか
・どんな人が働いているか
・プライベートを大事にできるか
・ワクワクするか
といくつかの軸を作った。

誰と働くか、どこで働くかは割と私の中でめちゃくちゃ重要で社内イベントとか仲良くしましょうっていうイベントは本当に苦手だったから人は本当にこだわった。

だからこそ社長に惚れたらその社長の選ぶ社員もきっと大丈夫だと思ったし、なによりもワクワクした。

ここだったら自分はどう働けるか、すぐに考えられた。
ピンときた。

だから始めの説明会でもう他は受けないと決めたし、受けていた会社も全部流した。

それくらいビビッときた会社だったから、そこに行きたくて仕方なかった。

なんで辞退したのか

辞退した理由は、自分が大切にしたいものを選んだから。

本当にそれだけで、それ以外のなんでもない。

他のことがしたかったわけじゃないし、嫌になったわけでもない。

大切なものって何なのか。それは想像に任せるとして、私は悩んだ時に自分が何でライターを始めたのかを思い出した。

ライターになった理由、それは自由に生きるため。

融通のきく仕事で、いつどこでも働ける。
それが良かった。

ただそれだけの理由で始めたライターだったのに、いつのまにかライターの仕事でプライベートを後回しにするようになっている自分がいた。

あ、その日仕事があるから。
とか言って逃した機会はきっとたくさんあった。

いつのまにか仕事で時間をなくすようになっていた。

だから今回悩んだ時に会社の場所で自分の大事なものを後回しにするということにめちゃくちゃ矛盾を感じた。

あれ、いつのまにか自分の中で仕事が1番大事なものみたいになってる。って気づいた。

仕事はずっと付いてくるものじゃない、でも大事なものは後回しにしたら失う事になるのかもしれない。

そう思ったらなんかあほらしくなった。

たしかにやりたい事はやりたい。
でも1番自分がやりたい事はふつうに笑って生きる事で、自分の中で仕事は絶対じゃない。

やりたいことがあるって素晴らしい。
夢に向かって頑張ってるって素晴らしい。
仕事ができるって素晴らしい。

そんな世界にしか目がいかなくなってた。

将来の夢はお嫁さん。
それでよかったはずなのに。

いつからこんなに欲張りになったのか。

なんて考えていたらもう他の仕事を探し始めてた。

やりたいことをやるってことも大事やけど、自分がどう行きたいかってことも忘れちゃダメってことに気付かされた選択だった。

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