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1-30 迷惑客と蹂躙とオタク部屋

6:50
今日一緒に卓球行く約束をしてた相棒に頼んで電話かけてもらって起床。

8:00
地元駅に集合し出発。
満員電車でも平気で話してたのは周りの人に申し訳ないなと思う。

稲田堤につき、菅高校生にまじってきつい坂を昇っていく。
今でこそ少し落ち着いたけど、彼はマウント癖というかイキリ癖というか、自慢話、特に勉強の話が多いんだ。
大学ごとの入試傾向とか今となってはどうでもいいんすわ。

この坂中学時代の大会思い出すなぁ。
多摩スポは反吐が出るほど暑かったなぁ大会の時。狭いし。いやマジで狭かった。1000人が2階のそう広くないランニングコースにすし詰めにされる。下手しいどこにも寄りかかることが出来ない、軽く寝転んで体を伸ばすことも出来ない、暑い、空気も悪い、そんな中で8:30~19:00みたいなことも大会の時はざらに有り得た。
だから大会は嫌いだった。
先輩が負けて早く帰れた時は正直嬉しかった。

8:45
到着。スポーツデイ卓球入場待ちの列に並ぶ。すると祖母がいた。まあそりゃそうだな。毎週火曜日祖母はここに卓球しに来てるから。 
祖母は驚いたようすだったがうれしそうだった。

俺が中学生の頃は早いもん勝ちだった台取りが今は抽選になってるらしい。祖母はシステムの変化とかを教えてくれた。

9:00
開場しチケットを買い、軽く書類を描き、抽選待ち。
16番の台を引いた。
祖母たちは曰く22番台だった。日常的に彼女らは16番台周辺のところで勝手に移動して練習してるらしく、個人的に交換を申し出てきた。
別に俺らはどこでもいいので快諾。

すぐに22番台で準備して打ち始める。
最後に卓球したのは10月頃か?確か日記にも残ってた気がする。
久々に卓球してるけど得意種目ってまじで楽しい。自尊心が磨かれる。

15分ぐらい打ってたら老人2人組が来た。
「そこ本当は俺らの台なんだけど。ホワイトボードに名前書いてあった?」
「あれ?書いてなかったですか?(祖母の姓)って」
「いやー書いてなかったと思うけどなぁ。まあいいよ俺たち元から台移る予定だったし」

なんかわからんけど卓球継続。
サーブが全く入らなくなっていた。

9:30
また別の、口のでかいちょっとムカつく顔のやつが来た。同い年ぐらいか。
「そこ俺らの台なんすけど(バカデカボイス)」
「え、ホワイトボードに(祖母の姓)って書いてあったと思うんですけど」
「いやないです(バカデカボイス)」

ちょうどいいところに祖母が来た。
「書いてあったと思うけど、、」
「書いてないです(バカデカボイス)」

確認しに行ったらどこにも祖母の名前なかった。一緒に来てた人の名前が20番に書いてあった。
台の移動はそもそもちゃんと係の人に言う必要があるし、そもそも番号を間違えてるし、俺らが迷惑客になってしまって気分が悪かった。
   
俺らも爺婆が打ってる方のゾーンへ連行される。

そして知らんおば様と祖母のペアと、俺と相棒のペアで即席ダブルス戦をやらされた。
久々に彼とダブルスを組んだけど息が合うね。
考えてる戦略が大抵一緒というか、サーブのサイン出せばそのあとの展開がだいたいお互い理解できてるからチームワークがいい。と思う。
モルックといい、チームで戦うって楽しいな。
序盤は久々だから押されたけど、後々感覚を取り戻し、勝利した。
若さの勝利だね。強打メインだから。

老婆ペアを下したら老爺ペアが召喚された。
じいさん達のサーブって分かりにくいというか、若者と違いすぎてやりにくいんだよね。
手首を体の前で使うような、横下横上系のサーブ。
慣れれば音である程度わかる。そんな自分が好きというか、センスあると思えるのでまた自尊心アップ。
この老爺ペアにも勝利。

一旦休戦し、普通に俺と相棒でシングルスで練習する。

疲れたので休憩してるとまた祖母が来る。
若者が休むな!!!リベンジマッチするぞ!!
老婆ペアと再戦。
普通に1セット目は取られた。お互いミスしまくったから。
2セット目は流石に婆さんたちに負けたらプライドが死んでしまうので負けるわけに行かないと本気で守りに入る。絶対に入れる。絶対にミスらない。そうすれば基本向こうがミスってくれるから。という作戦で、取り返し、3セット目もその流れで汚い勝ち方をする。
スポーツなんでね。手加減するのはスポーツマンシップに反するよね。

また新しいペアが召喚された。
爺さんとおばさん。
老獪なサーブに苦戦したが、幸いおばさんがそんなに上手くなかったので、爺さんさえしのげば余裕だった。
この爺さんがおばさんにめっちゃ偉そうにしてるし、こっちのことを軽く見下すというか、所詮、、、、みたいな態度だったのキモかった。

また休戦し、2人でラリー。

祖母がここで先に帰ると言いに来た。
その時ついでにまた別の爺さんたちを召喚した。
まあ、若さのナックルボールからのチャンボをスマッシュのシンプルイズベストな3球目攻撃パターンが刺さりまくったので圧勝。

11:30
全勝のまま撤退。
帰りは下り道なので楽ちん。 
昼飯に駅前のラーメン屋に入る。つけ麺屋か。昨日も辻堂でつけ麺だったから今日は中華そば。
めっちゃしょっぱかった。なんかすごい味濃かった。俺がそう思うってことはマジで相当だよ。
でも、すごーく嬉しいね。運動後の濃い味は。

12:00
慶應なんて勉強すれば受かるって言われてぶん殴りそうになった。ずっと同中から慶応言った人他に居ないかなって言ってて正直ちょっとだるかった。が、不登校になりかけた時にわざわざうち来てくれたから恩人。軽く諌めるに留めた。

13:00
俺の家に一時帰宅し、ベースをとる。
作曲したいからベースを教えて欲しいと言われたので、彼の家で練習することになった。
五弦ベースを後ろに背負って、アンプをリュックに詰め込んで前に持って、ヘッドレスの4弦を相棒に持たせる。

久々に彼の家に上がったけど、いつものオタク部屋がさらに加速してた。お姉ちゃんのオタクグッズもここにあるから、オタク濃度が濃すぎる。
相棒はホロライブとグリッドマンとかのオタクで、お姉ちゃんはコナンと男性アイドルアニメっぽいやつのオタク。フィギュアやポスターが部屋の至る所に飾られている。小学生の頃もここはオタク部屋だったけど、こんなに高濃度ではなかった。
他のやつならドン引きだけど、こいつだとなんか全く嫌悪感を抱かないな。別にどうでもいいって感じ。俺と被るところが無さすぎるから理解を諦めてるし、無害だし。

とりあえず、指弾きのやり方とか基礎的なことを教えた。
教えんのムズすぎる。自分で言うのもなんだけど完全に我流だったから、感覚すぎて教え方が分からない。感覚を口にしようと試みるばかり。
とりあえずユニゾンスクエアガーデンの中で簡単な曲ということで、オリオンをなぞるを教えるけどさすがにムズすぎる。
ので丸サに変更。ソロまでは行かなかったからセーフ。
こいつの音楽の趣味的に基礎的な曲やっても絶対満足しないんだよな。だからちょいムズのをやらせた。
そんでこいつ元々ピアノやってるし、ゆゆうた田中秀和ユニゾンの田淵オーイシマサヨシみたいな変態音楽が好きだし、センスがある、というか音楽理論的に勝手に解釈してくれるから、教えることがハンマリングとか指の置き方とか細かめの技術的なことだけだった。

毎度忘れるけど、最初ベースちゃんといい音出すのすら難しいんだよな。カスカスになったり音粒バラバラだったり弦ビビったり。
初めてすぐの頃もう全く覚えてないかも。

15:00
バイオハザードビレッジをやらされる。
初めてバイオやったけどエイムがムズすぎる。
ざんねんながらそんなに怖がれなかった。
ドミトレスク夫人が常に追っかけてくるのはヒヤヒヤしたけど途中で慣れてしまった。

嘘です、なんかいか叫びました。急に降ってくるやつとかで。

バイオVRでやってみたいな。怖すぎるだろうから。

バイォやってる最中に犬っころを連れてきてくれた。
リビングで会った時は狂ったように吠えられまくったけど、部屋に連れ込んだら大人しくなった。あぐらかいてたらその間に入っておすわりし出したレベル。
前こいつの家に来た時もこの犬膝に来てくれたな。覚えてんのかな。

星街すいせいのソアレって曲のギターが死ぬほどかっこよかった。100カノの曲も楽器隊くそかっこよかった。

18:00
帰宅。今夜はホワイトシチュー。

20:00
例のクソ胡散臭いパーティの回答渋ってたら催促されたので値段が高いからと断った。
行っても5000円分の体験を得られるとは思えないし、3500円になってもなんか嫌だし。
だけど胡散臭いパーティに行ったというエピソードも欲しいし、今年の抱負を捨てて迷ったが行くのを辞めた。

いい一日だった。おやすミンチョ


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