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10-8 サイコロの旅と孔子へのラブレター

8:00 起床
涼しすぎる。布団に籠ってても暑くないってすごい涼しいぞ。このままずっとここにいたい。舐めんな。起きるぞ。

9:00 
今日は地元と東京散策に行く。田舎者臭い?うるせぇよ。都内ちゃんと行ったことないんだよ。知らないから知ろうとしてるんだよ。ボケ。ばか。あほ。すき。

急遽サイコロの旅に変更、ドンキでサイコロを購入。サイコロひとつじゃ進みが少ないのでふたつ振ることにする。
2と4の合計6。駒沢大学駅でーす。
田都に揺られる。
降車、ただ246があってそれに沿って栄えてるだけって感じ。とりあえず降りたけど何するよってなった。なんかしらタスクを決めようと。止まった各所でローソンを見つけることに。三軒茶屋方面に歩いていく。涼しすぎるよばか。あほ。すき。俺は都内割とすきかもな。神奈川県内より栄えてて、建物が高いから己の矮小さを思い知らされる。あと高架と相まって日が余り当たらなくて涼しい。四角い空。
 苦悩は一陣の驟雨となりて 行かすものかと足に縋る嘲笑の泥濘 雨雲に幽閉 隔離された空 捕縛された暗闇からの逃走 掴んだものはすぐにすり抜けた 信じたものはあっけなく過ぎ去った だがそれらが残したこの温みだけでこの人生は生きるに値する 失意の濁流を抜けて 曇天から刺す一条の光 その時既にもう 雨は上がっていた amazarashi空に歌えばより
の「隔離された空」って感じ。空がほぼ見えない。でもなんか俺涼しくて好きだ。進行方向の空だけは見えてるから、これから行く道へのワクワクを感じられる。
途中で外人に話しかけられる。英語を使うチャンスかと思ったら日本語ペラペラだった。駅の方角を教えた。香水の匂いを振りまきながらその外人は俺らが来た方に消えた。
三軒茶屋の直前でローソンを見つけた。
三軒茶屋駅到着、サイコロを振る
5と3、8。神保町へレッツゴー。
神保町は今日の本来の目的地である。中二の頃の東京遠足で小学館に行ったので、その思い出をなぞりたいのだ。
引き強いねーなんて言いながら田都、半蔵門線揺られる。 
到着。
地元の弟のために専修のキャンパスの位置を確認する。しけてやがる。生田キャンパスにしとけよ家近いんだからさ。
小学館の前をうろちょろした。都内は道が美しいね。
昼飯は東京見学の時に食ったスマトラカレー屋、共栄堂に行く。が、閉まっている。ついてないのー。日曜ぐらい開けとけよボケナスカレー。
仕方ないので地元が兼ねてより行きたいと言っていたバカデカポークステーキでおなじみマロリーポークステーキに行く。1番近いのは大手町店。すぐ近くなので歩く。東京丸の内方面に向かっていくので、どんどん街並みが美しくなっていく。
美しいビルの地下一階に目的の店がある。少しならんだがすぐ入店できた。俺も地元も雲取山(350g)の肉をいただく。やっぱバカデカ肉ってロマンだ。なお飽きる模様。マスタードわさび柚子胡椒牡蠣醤油付属ソースと味変しまくってなんとか食事を楽しみ切る。こんだけ食っても1500円なのでお得。是非。
さてここからどうするかということになり、とりあえず近いから東京駅に行ってそっから山手線でサイコロの旅しようと決定。
やっぱり丸の内の街並み最高だなー。みなとみらいと同じぐらい好き。自分もオシャレな町の一員になった気がする。白Tスカジャン安ジーパンが語るな。
サイコロを振る。時間が無いので3つ。3のゾロ目、9駅。こまごめピペット発祥の地、駒込駅へ。
通りは大きいものの、なんか特に目立ったものはなし。とりあえず1駅先の巣鴨まで歩くことに。
普通の都内の住宅地って感じ。ただやっぱ神奈川の住宅地よりも位がいくつも上な気がする。コンプレックスがあるからなのかな。
巣鴨駅到着、珍奇なよさこいを踊るババアたちを横目にまたサイコロ。7。新宿へ。
新宿に行ったらもう小田急で帰れちゃうので帰ることに。
そんなに長旅ではなかったけど非常に楽しかった。またやりたい。
ごめんこのへんバイト終わりに書いてるからイライラしてて元の記憶が無いから簡素になっている。

バイト
 店開けてすぐ高崎から来たいとこ一家と会食、いとこ達は超真面目で苦手である。これはまた別の機会に。
中盤は日曜らしくなく、暇だった。真ん中の卓の若者たちがうまいうまい言いながら肉をかっ食らっていたのが気持ちよかった。
終盤、地獄が始まる。
9時過ぎに町会のものが2名。そこからどんどんどんどん祭り終わりの町会の人達が来る。当初の申告の3倍近くの人数が来た。マジで死ねって思うよ。全員揃ったのが9時半、閉店時刻は10時。
来た中には、太鼓で昔っから世話になってる1個うえの尊敬してる先輩もいた。彼は色んな人から愛され、親しまれ、尊敬されていた。彼の周りには小さい子たちが必ずくっついてまわり、道を行けば色んな大人に声をかけられ、中学校でも大人気、こんな俺にも優しいしノリもいい太陽のような存在だった。 そんな彼が、町会のジジイ達に酒を作り、皿を下げ、肉を焼き、酒を作り、小さい子の面倒を見て、皿を下げ、皿を配り、酒を作り、忙しそうに働いていた。俺はその光景を見ているのが辛かった。尊敬する先輩が、尊敬できないジジイ達に奉仕しまくっている。俺はこの昔から続く「年長者に気を遣う」というか「年少者が働く」という文化が反吐が出るほど嫌いである。中学生の部活の時に、俺はなんてことを後輩に強いてしまったのか。本当に後悔している。
ジジイ達は感謝もせず、当たり前のように大酒を飲み大声でつまらない話をし、大声で笑う。気持ち悪い。これは社会に出れば当たり前なのか、これに適応できない俺は社会不適合なのか。時代は変わったんじゃないのか。
彼より少し年上の女は、何もしていなかった。それも腹が立った。なんで俺らの尊敬する彼だけがこんな苦労しなきゃならんのか。すごくモヤモヤした。そもそも旧時代的価値観ならばこれは女の仕事やろ。クソが。面の良さに甘えてジジイどもに媚び諂うべきだろう。なんでほかのお兄さんのところに行き楽しそうに酒を飲んでいる。
神輿やりたいと思ってたけどこんなかんじならやらないでいいなぁ。町会文化が廃れていくのも納得だよこれじゃ。じじい達に奉仕するのが分かってんのに町会に入る若者はいねーよな。当たり前だよなぁ。
そして退店は11時前。さんざんどんちゃん騒ぎしてくれた癖に金払いは悪い。お釣り入らないとかしろよ。そしてうるさくしてごめんねを、彼が言っていたのもなんか気持ち悪かった。ジジイの尻拭をしてるみたいで。
社会に出て上下関係の中の最底辺として組み込まれるの、すごく嫌だなぁ。孔子の存在を憎むよ。儒学クソッタレ。


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