2024年5月7日(火)

今日は朝から天気が悪く、今は結構雨が降っている。
昨夜は20時半頃に眠剤を飲んで、部屋の電気が消える前に寝てしまっていたようだ。
しかし2回ほど中途覚醒をした。
学校のレポートを片付けてしまい、さらに取引先とも5月の仕事は無しで、6月から再開でOKの返事をもらったので、なんだかとても気持ちが楽になって、午前中、本を読むわけでもなく、お風呂の時間まで寝たりスクワットなどしながらのんびり過ごしていた。
お風呂の時間は非常に慌ただしく、閉鎖病棟の人たちの中私のように何の介助もなくお風呂に入れる人は少ない。
今日は風呂場に行くと私の前に車椅子のお婆さんが2人いたのだが、どちらも男性の看護師さんが介助していてめちゃくちゃ大変そうだった。特に後に入った方のお婆さんは、ちょっと服を脱がそうとしただけでも「痛い!」と大声を出し、その上オムツを脱がそうとしたら大量に大便をしていたようで、看護師さんも「これはちょっとマジでやばい!」と悲鳴をあげていた。
それにも関わらずお婆さんは「痛い!」を連呼しており、「もうそんなことばっかり言うならお風呂入れないよ!」みたいなことを言われていた。
確かにヨボヨボのお婆さんではあったが、あんなに大きな声で叫べるなら元気なのでは?と疑わずにはいられなかった。
連日おそらく保護室から聴こえてきているのであろう大声についても同様のことが言える。声量と心身の健康状態は全く別物なのだろうか。
車椅子のお婆さんたちがいなくなって、私のお風呂の番が来た。
今日で2回目の入浴だったがもう慣れたもんで誰からも指示されず全てを終えた。というか、私は「自立の人」にカテゴライズされているのでもはや誰からも心配されてなどいないのだ。
今日から売店が連休明けで再開したので、預けていたお金を遣ってカフェオレを買った。入院した日以来のコーヒーはめちゃくちゃおいしかった。
今はロビーでこれを書いているが、さっきも売店で激熱のカフェオレを買って飲んだ。
なお、私は病状のレベル的には確実に開放病棟にいるはずなのに、おそらく部屋の関係で先生の指示のもと閉鎖病棟に入れられているので、師長さん(いい人&おじさん)の優しさによりこっそりOKになっているが、おやつは今のところ買ってはいけないことになっている。
その代わり、閉鎖病棟の人はA・B・Cのセットからおやつセットを購入できるようになっており、週に1回だけおやつが食べられる。
売店にはかなり色々な種類のおやつや飲み物、スイーツがあるのに、私が頼んだセットはコカコーラゼロと麩菓子とビスコというしょぼい組み合わせである。
入院前から太っているので、おやつはむしろ買わなくていいんだ、これでいいんだと自分に言い聞かせているが、単純に開放病棟の人が羨ましく思う。
でも閉鎖病棟の中でスマホを触れるのも私だけなので、やはりそこは高望みしないでおこうと思う。私は閉鎖病棟の人なのだということにしておく。
あとは今朝間違えて知らないお爺さんが部屋に入ろうとしてきたり、だいぶ私の存在が認識され始めたからか、知らないおばさんに何かよくわからないこと(会話が成立しない)を話しかけられたりした。
それから、病院の食事は魚料理がかなりの確率で出てくることに気づいた。私は魚料理はアジフライと鮭のムニエルと鯖を焼いたやつくらいしか普段家では作らないので、魚料理が食べられるのは非常にありがたいことである。
全体的に不味くはないものの、下手したら刑務所よりも酷い食事なのでは?と思うときも少なくはないが、毎食料理が出されるだけでもありがたいと思う。
逆を言えば(?)、刑務所のような食事を避けるために、普段は食材選びから献立決め、調理、片付けという作業をしているということになる。
何が言いたいのかというと、やはり普段はやることが多すぎるのだ。もっとやることが減らせないか、残りの入院期間にぼんやり考えてみたいと思う。

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