2024年5月9日(木)

昨夜も消灯後、30分も経たないうちに眠れたと思う。ただ、やはり2度ほど中途覚醒はあった。
ただ、明け方の中途覚醒は中途覚醒とは呼べないかもしれない。なぜなら私の部屋の窓は鉄格子で囲われている上、カーテンがないからだ。下の方はすりガラスだが、途中からは丸見えである。つまり、外が明るくなってくるから目が覚めているのではないかと思う。
いきなり目覚まし時計が鳴って起こされるより、4時過ぎ頃に一度明るさで目が覚めた方が身体には優しい気がするのだが、気のせいだろうか。
退院して自宅に帰ったら、レースカーテンだけにして夜寝てみようかと思っている。
睡眠の問題も解消されたとは言い切れないが、それよりも便秘問題の方が今は深刻だ。入院してから今日で9日目だが、下剤を飲んだり座薬を入れたりしてもほとんど便が出ないのだ。
家にいるときよりも3食しっかり食べているし、ストレッチや軽い運動もして規則正しい生活をしているのに困ったものである。
私が食べたものの数々は一体どこへきえているのだろうか。今日は休診日なので明日主治医の先生に相談しようと思う。
そして昨日から私の最も好きな作家である村上龍さんの小説を読んでいるのだが、私の脳みそが悪いのか、龍さんの文章のせいなのかわからないが読むのにめちゃくちゃ時間がかかっている。
作品を楽しんで読んでいるというよりも、もはや早く読み終わりたいという気持ちの方が勝ってしまっている。
この現象は当該の小説に限ったことではなく、ここ最近読んでいる全ての本に共通している気がする。特に村上龍さんの小説なんて以前は面白くて取り憑かれたようにページをどんどんめくって読んでいたのに、今はそんな感じは皆無である。
別に読まないといけないわけではないので読まなければいいのだが、何かしていないと落ち着かないのは私の悪いところというか、特性だろう。
入院前にやった(そして誤って消去してしまった)スペースで、遠藤さんが「エドさんは頭使いすぎなんだよ」的な指摘をしてくれたことを、入院後、何度も思い出している。とてもいいアドバイスだと思う。
今はなるべく頭を使わないようにしようとすればいくらでもできるのだが、問題は退院後の慌しい生活に戻ってからである。
否が応でも仕事と家事・子育てで慌しい生活になってしまう張り詰めた生活を、いかにして緩めるのか。結局それを考えるのにも頭を使うのだが、残りの20日ほどで具体的に何をして「緩める」かを考えたいと思う。
そして、まだ3日くらいだがスクワットをするのに慣れてきたので、今日からムーンウォークの練習をしようと思う。
理由は単純で、ムーンウォークができればなんとなくどこに行っても使えそうな気がするからである。完璧にマスターできたらSNSにアップしたい(果たしてそんな日がくるのか)。
そして、話の順番的に前後するが、昨夜は何かしらの宝くじで5,000万円を当てる夢を見た。昨日だったか、ロト6で1,000円当たっていて、最近よく当たっているな、と思っていたからだと思う。
夢の中で5,000万円を手にした私は「もうこれで安心だ」という大きな安堵感に包まれていた。身も蓋もない話というか、この間どこかで見かけた言葉だが、精神疾患を持つ人含め、多くの人はお金の問題が解決すればだいたいの悩みは消えるのではないだろうか。
実際にそんな大金を手にしたことがないのでわからないが、少なくとも夢の中の私は救われていた。「これで全てが救われた」そんな気持ちだった。

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