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2024年4月おから味噌ダイアリー

こんにちは、野菜と豆腐の料理家/江戸野陽子です。
今月も、おから味噌講座で作成した味噌のフォローアップ情報を発信していきますよー! よろしくお願いします。

さあ! 今シーズンの味噌講座が終了し、みなさんの味噌のために私の作った味噌の様子を公開していく段階に入りました。最近、味噌を見ましたか? まだだったら確認してみましょう。

私は講師ではありますが問題なく1年を過ごせるのかというとそんなわけはなく、よくカビを発生させています。でもすぐとり除けばOKなので、この時期はしっかりとチェックをしておきましょう。(今月も発生させました)

さて、それでは早速今月のダイアリーのトピックは以下となっております!


2023年12月に作成したおから味噌

12月に作成した味噌はこのような感じです。汁気が増して、色味も茶色っぽくなってきています。上から触ってみると、全体てきに柔らかくなっています。

先月、左の袋にカビを発生させてしまったわけですが、きちんと取り除いた結果、カビが広がることなく今に至ります。

12月の味噌講座
◎エディオン倉敷本店で作った味噌(かじはらのおから)
◎創作カフェ遊で作った味噌(小幡豆腐のおから)

2024年1月・2月に作った味噌

◎ショールームれすぱ/夢工房で作ったおから味噌

1月に水島ガスのショールームれすぱ、2月頭に夢工房にておから味噌作りをしましたが、写真のような状態で発酵が進んでいます。

こちらは前回に引き続き、発酵がそれほど進んでいません。(寒い日に作ったからですね)
色づき始めてきており、汁気が少々出てきています。

中の空気を抜いてカビと匂いをチェックしてくださいね。

◎エディオン倉敷本店で作ったおから味噌

2月の半ばに早瀬豆富のおからを使ったおから味噌を作りました。色づきはじめ、先月発生してた汁気は全体となじんでしまったようです。そして…

袋を開けたとき表面にカビがあるのを発見。

黒い粒はおからに含まれた大豆の胚芽部分なので問題なし。問題なのは右の方に発生しているグレーの粒々です。これぞカビ! 数か所に発生しているので清潔なスプーンを用意して即除去しましょう!

2024年3月に作成したおから味噌

3月に作成した味噌はこちらの通りです。
◎エディオン倉敷本店クッキングスタジオの交流会
◎古民家カフェ陶

こちらは作って1か月経過したくらいなので、まだ汁気もなく、色味も白っぽいままです。もう少しこの状態で保管できそうなので、この状態をキープしておきます。

昨年の味噌ーー1年以上熟成させる場合

さて、おから味噌はおよそ1年かけて発酵・熟成させていくのですが、もっと熟成させることも可能です。ここでは2年目に突入させる様子を載せておきます。

方法は簡単。常温でそのまま放置。たまに袋を開けて確認してあげましょう。時間が経つと、麹が溶けて、水分が抜けて固くなっていきます。こちらも定期的に様子をお見せしていきますね。

次回のダイアリーは5月半ばを予定しています。よろしくお願いします!

野菜と豆腐の料理家 豆腐をきっかけに知っていただけたらありがたいかぎりです。