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26 最近聞いたレコード

1年ほど前、レコードを500枚くらい貰った。厳選して400枚くらいは処分した。今手元に残っているレコードが100枚くらいあるのだけれど、なかなか聴ききれない。
まだかけていないレコードからチョイスしてみた。

今日は、The Carpentersにした。
言わずもがなの兄妹グループ。日本でもいつだったかドラマの主題歌に使われ、ベスト盤が大売れした様な記憶がある。
私もそういうわけでかなりメジャーな存在だけれど今までベスト盤くらいしか聴いた事がなかった。曲の良さ、カレンカーペンターの透き通る歌声はとても好きなのだけれど、オリジナルアルバムに手を出そうとはしなかった。オリジナルのアルバムを聴いたのは最初だった。今回聴いたのは、
『A Song For You』

状態は非常に良い


ジャケットもない見本盤。手書きのレーベルも最初期のプレスだということも感じられる。針を落として出てきた音は、とても瑞々しかった。
とりわけカレンの歌声の透明感が素晴らしかった。
私はオーディオマニアではないし、再生環境もさほど良いわけではなく、細かな音質がわかるわけではないけれど伝わってくるものは素人でも分かるほどだった。
数年前にユニバーサルの倉庫が火災に遭い、多くのマスターテープが消失したと聞いた。今存在しているマスターテープはサブマスターとして保管していたものなんだろう。

今となっては、貴重なマスターに近い音を聴ける盤だろうと思う。
曲の云々は、大ファンの方にお任せするとして、ここでは書かないが、音世界に浸ることのできた素晴らしい時間となった。

英語タイトルの方が馴染んでいたので、日本語名のタイトルは正直ピンとこない
リプライズだよね。プリライズじゃなくて。

Carpentersは、もう一枚あって、『Horizon』もある。このアルバムの紹介は後日改めてやろうと思っている。
全盛期のオリジナル2枚を手に入れていたことにようやくながら気づいた。


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