見出し画像

駐在にはつきもの避けては通れない「急な帰国辞令、その時何がどうなる?!」

こんにちは、EDUBALアンバサダーのHirokoです!もう11月今年も後2ヶ月なんて、早すぎませんか?!このスピードだと気づいたら還暦かもと思う今日この頃です。
さて、以前に復学のお話を書きましたが、今日はその続編とも言えるお話。中高校生の帯同から海外インター校を卒業させようとお考えの方々へ、頭の片隅に留めておいて欲しいこと綴っていきます🎵

Hirokoの他の記事を読む

Edu-more plusはオンライン家庭教師のEDUBALが運営しています!

決まっていない駐在期間

みなさん駐在期間は決まっていますか?大体これが決まっていたのなら、そう悩まずに予定が立てられるのに!!とヤキモキしたことは必ずあると思います。ぼんやり予定が見えていても、「え?!」「はっ?!」というめちゃくちゃ急な帰国があるのも駐在につきもの

私の周りでもそのような話はいくつもありました。小学校・中学校ならそれでも義務教育。帰国後、公立へどどーーっと受け入れてもらう最終手段がありますが、困るのが高校生。これは、本当に深刻です。義務教育から外れますからね。だから中高で駐在する場合、まずは復学校を持っておくと精神的にラクではあります。

母子もしくは子供だけ残る時


中高から一大決心をして駐在に帯同、せっかくインター校を卒業させようとしたのに!という方いらっしゃると思います。その場合は母子で残る、子供だけ残るなどケースがあります。では何が必要か。ズバリお金です!

旧正月(@シンガポール)に配るお年玉アンパオ

駐在中は補助が会社から出る場合が多いですが、残る場合は全て自腹です!学費・スクールバス・家賃。これ、計算したことあります??病気になれば医療費も注意が必要です。

我が家は帰国辞令が出てもインター校を卒業するまで残るつもりでしたので”イメトレ”をかなりしていました。学費は仕方ないので自腹覚悟。まずはスクールバス代と家賃のコストカットのため学校近くへ引越し。子供と2人だし市場でお安い食材を使いやりくりすればなんとか凌げるかなとか。学校近くの市場やスーパー情報も入手していました。あとは、夫の会社の規定もチェックしました。母子で残った時に何がどこまででるのか等。(何も出ないことがわかりました…笑)

子供だけ残すのであれば、ホームステイ先もしくは学生寮を探す。ただ学生寮も高い!週末も食事がついたり、やっぱり心配だからセキュリティーや時間管理(例えば平日は7時から9時まではお勉強の時間に指定されているとか)もしっかりして欲しいと思うと尚更。インター校の費用に追加。相当な額ですよ、オクサン…涙。どの程度なら家計的に耐えられるか。期間はどのくらい?3ヶ月?半年?1年?ざっくり見積もっておいて損はないと思います。

大切な入学時のグレード

卒業までの期間と駐在期間を考える上で大切なのが、入学時のグレード。
良く聞くのが「うちの子、英語ができないから学年を1つ下にしたの!」「学校から学年を1つ下げるように言われたの〜」「折角ならIBを取りたいから学年下げる!」なんて話。

これ確かにいきなりインターはハードルが高いと考えるのも確かですが、当たり前のように『卒業までの年数増えます!』そして高校受験では『高校受験の募集条件G9卒業資格が得られない』(資格不要の学校もあります)など帰国時に「えっ!!!」と気づく不都合が出てきます。入学の時は気づかないんですよね、子供に負荷がかからないようにと思うあまり。だからこそ、気をつけてくださいね。

時には場所をかえて図書館でお友達と課題に

学年ごとに変わる英語のレベル

さらに、中高生の1学年は英語レベルもかなり幅があると思います。G8-10はIB校ではIB準備のMYPカリキュラムやG9-10でイギリス式の中等教育IGCSEのカリキュラムがスタートします。それまでの内容に比べるとググッとレベルが上がると考えていいでしょう。我が子もG8はさらっと進みましたが、G9からはかなり大変そうでした。うわっ大変、と思うかもしれませんが、物事には表と裏がありレベルが上がることは習得できる語彙、単語も増します(その裏で学習はハード)。

どこでどれだけ踏ん張るかは其々ですが、比例して得るものもあるだからこそ「気軽に」学年を下げることは回避したほうがいいのかなぁと思います。もちろん、選択肢は一つではありません、お子さんの状況、ご家庭の経済状況、メリット&デメリット考えて検討してくださいね!ひとりひとりのベストな選択をいつも願っています✨