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続・カード不正使用の被害にあったら

カード不正使用の被害にあったら
のつづきです

これを見ているあなた、今すぐ請求書とか口座残高確認したほうがいいよ!


ここまでとここからの全体の流れ

銀行口座の利用明細でカード会社からの70万円の引き落としに気づく

カード利用明細で身に覚えのない大量の請求を見つける

慌ててカード会社に電話をする

カードの差し止め、再発行と不正利用の大まかな申告をする

カード会社の調査担当からの折り返し電話がくる

不正利用の請求がどれなのか1件ずつ確認する

新しいカードと申請書を送るので記入して返送するよう言われる
※ここまでが1月21日の12時半~13時半の1時間の出来事

ちゃんと不正使用分をすべて申告できたか不安になる
※この記事はここから

WEB明細を見ようとしたが、カード止めてると見れない

カードが届いてWEB明細確認、書類記入、カード会社との確認

書類の送付 いまここ

返金対象が確認できる書類がくる(はず)


それぞれ気になることや、やっておいた方がいいことを書いておきます。


WEB明細の注意点

さて、カード会社からの書類を待っている際、「あれ、自分が使ったものじゃないやつちゃんと全部伝わったかな?」とかなり不安になりまして、

それで再度、カード会社に電話をして調査対象を確認してもらおうと思ったのですが、合わせてWEB明細をチェックしようとしたところ
カードを止めていると、
新しいカードが届いてWEB登録するまで明細が見られない

と言うことが判明しました。

WEB明細を利用している場合は、
キャプチャを取るか印刷をしておくことをおすすめします。

カード会社にもよるかもしれませんが、私が利用しているカード会社はそうでした。今回は8月~1月と被害が長期・多数のため、口頭で確認するのは無理。なのでここで確認するのは諦めて

「追って届くという書類があるとのことですが、そこで対象となる請求は確認できるということでいいですか?」

と、お聞きしたところ「はい」とのお答えだったので、いったん待つ事に。


返金のための手続き書類について

1月27日

「会員保証制度申請書兼権利移転証」と言う書類が新しいカードともに届きました。が、中身を見ても、不正使用の対象となる請求がどれか、と言う資料はありません。

書類の返却期限は2月7日なので、まずは記入できるところはしてしまいます。内容としては

●他人によるカード不正利用を申告する理由・証拠・状況などを詳しく
→私は、行ってもいない海外のもの、利用したことのないUber-eatsなどがあったことを明記したうえで、明細をプリントアウトして該当の部分をマークして送付しました。
●カードやカード番号が他人に盗難・搾取・横領された心当たりはないか
→飲食店などでの使用はあるのですが、このカードでネットショッピングはAmazonやNHKなどだったことを明記。
●カードを手元にまだ持っているか
●ほかのカードで被害に遭った事があるか
●ほかのカードでの被害がある場合はその詳細
●今回の被害時どこにいたか
→私の場合長期にわたるので、勤務時間・在宅時間・旅行先を明記
●今回の請求先(利用先)でカード支払いを利用したことがあるか
→2019年に1度あった(被害が発生する前)のでそれを明記
●上記の請求先に問い合わせをしたか
→iTunesだったので請求メールで確認した旨明記
●今回の請求は家族によるものではないか
→子供が間違って使った、とかですね。ないのでなし、としました。
●ネットショッピングの利用があればその利用先
→これは、カードのWEB明細を再度確認して明記
●普段利用しているPCがウィルス感染していないか
●フィッシング先と思われるところに情報登録していないか

ちょっとわかりにくい表記もありましたが、何度か読み返して、WEB明細もかなりつらいけど見返して記入。ほんとつらい。


3回目、4回目のカード会社との電話

1月31日 

今回の調査対象の請求がどれか、確認できる資料がもらえないのかカード会社に3回目の電話。

しかしどうも、資料提出などは通常やらないとのお返事。しかもこのコールセンターの方「9月からのiTunesのやつ全部ですよね~」とざっくり対応。

お、おう、ちがうよ。

そう伝えると1件ずつ確認しそうな雰囲気だったけれど、明細を持っていなかったので「明細確認できる状態でまた電話します」と言って終了。


お昼食べて気を取り直して、WEB明細をちくちくプリントアウト。
つらい。正直つらい。

だって、9月請求分から2in1両面印刷にしても6枚に収まらないんですよ。

そんなつらいプリントもって屋上へ。
(うちの会社は昼休みにバレーボールできそうな屋上がある雑居ビル)

強風にプリントが飛ばされないように気を付けながら4回目の電話。電話口で詳細を確認したいと伝えると、

「現在確認・登録作業中なので、どれが該当なのかをここで答えることはできません」とのこと。

あ、また言ってること違うわ。


調査してくれているのは、9月から11月前半のおよそ100件、11月後半から1月21日までのおよそ80件の計180件らしく、またちょっとしたショックをうけつつ、いま一度いつからいつまでの取引が対象なのか確認

基本的にはカード会社への連絡から60日前が保険の補償対象になるので、80件は不正使用と確認できれば戻ってくるが、その前の100件は対象外だということ。ただ、

「戻ってくるとはここでは言えませんが、少しでも多くお戻しするためにも、対象期間外の不正使用についても調査登録をしている」

とのこと。また、

「すでに請求・引き落としされているものから返金処理されるものについてはWEB明細にも残り、電話と書面で最終確認がありますが、まだ引き落としされていないものはWEB明細には記載されません」

ということで、最終的に書面確認ができるとのこと。そりゃそうですよね。

合計4回電話しましたが、人によって言う事が微妙に違います。
このカード会社がひどいのかどうかはわかりかねますが、やりとりはメモしておくとか、担当の方のお名前残すなどした方がよさそうです。


カード会社との電話の際の注意点


カード不正使用がわかったら、とにかくすぐにカード会社に電話してください。これ以上被害を広げないために、カードを止めてもらうのが第一です。

ざっと流れを言うと

不正使用発覚

カード会社に被害の申告(ここではざっくり、あとカード差し止め処理)

カード会社の調査員より折り返し電話(ここで明細見ながら詳細確認)

となるので、折り返しの電話(10分ぐらいでかかってきた)までに、以下を確認・準備しておくとよいです。

①不正使用がある月のカード利用明細のプリントアウト
②普段利用している取引先でも不正使用がある場合は、実際に自分がした取引と、不正使用がわかる明細
③いつまでに何をしなければならないのかメモを取れるもの

調査員との電話では、明細を見ながら1件1件該当項目を申告するので、①のプリントアウトがあるといいと思います。WEBでもいいですが、私は後になってちゃんと伝えたか不安になったので。

また、時々使うiTunesも大量に不正使用されていたのですが、カード不正使用の被害にあったらでも書いたように、「自分が実際に取引したものを不正使用として申告すると、IDを凍結される可能性がある」と言われたので、きちんと確認しましょう。

最後にメモです。いつまでに何をしなければならないのか、書かないと忘れます。なんといっても普通の精神状態でないですし。

さて、長くなりましたが今回はここまで。
この後、どれくらい返ってくるのか、また報告します。

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