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はじめての駒場スタジアム

我が浦和レッズのシーズン2021はホームスタジアムである埼玉スタジアム2002をオリンピック東京大会サッカー競技に供出するために使用できない時期が生じることが分かっていました。

もうひとつの『ホーム』浦和駒場スタジアムの出番であります。

私的な駒場スタジアムとの出会いは2000年、まだ滋賀県民の頃。

私のごとき余所者が駒場に足を踏み入れるなど恐れ多くて。しかしこの年、セカンドディビジョンに転落した浦和レッズ、あれほど入手困難だったチケットが手に入った。レッズサポーターを称して『変わらず支え続けた』枕詞は少なからず損なわれていたのだと思いました。

不覚にもセカンドディビジョンを戦うことになったレッズの力になりたくて、とうとうレッズのホームに足を運んだのであります。

オフィシャルビデオやサポーターのホームページで、ビジュアルや雰囲気はかなり掴んでいたつもりでしたが、実物を目の当たりにして言葉がありませんでした。
『見た通りだ(当たり前だよ)』。

ボーイズマッチ、
ウォーミングアップ、
スタメン紹介、
もうたまらん。当事者意識ですよ。

ファーストインプレッションズ、選手入場。
泣いてましたね。

描いていたものが目の前にある感情。
少なからず自分が関与している当事者意識。
自分が何を欲しくてもがいていたのか。
それを知り手に入れた日、2000年5月3日。

今季、Jリーグ2試合、ルヴァンカップ2試合、天皇杯2試合の計6試合。すべて負け無し。チーム状態もさることながら、このスタジアムに宿る力も少しは貢献した、と思い込んでいます。

また、やろうぜ駒場。

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