みくら さんさんか

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  • 『ザ・ライジング』

    2003年12月── 深町希美は17歳、海沿いにある地方都市の女子高生(吹奏楽部所属)、教育実習で出会った年上の男性と交際中。 そんな希美に、羨望と嫉妬で彩られた<悪意>が忍び寄り、それはやがて彼女を自死へと追いこんでゆく。 希美を支えるのは友達と恋人、救うのは彼女を愛する死者……。 そうして深町希美は人生でいちばん忘れられないクリスマスを迎えることになる。

最近の記事

『ザ・ライジング』連載中のご挨拶(LLS風に始まって曜ちゃんの台詞で終わるが、千歌っちのツッコミが入る;沼津を舞台にした小説だから、『ラブライブ!サンシャイン!!』絡めちゃうよ、むりやりだけど!)

(前回までの『ラブ◌イブ!サン◌ャイン!!』じゃなくって、『ザ・ライジング』! み・か・ん! Voice; 伊波杏樹/高海千歌)  いまから15年ほど前にね、わたしたちと同じ沼津市に深町希美という女子高生がいたの。その年にバリ島のテロでご両親を亡くして、ひとり暮らしをしているんだって。  ひきこもったり、ぐれちゃったり(死語?)してもおかしくないんだけど、幼馴染みや高校に入ってからの友だちの支えもあって、どうにかアフター・テロの日々を過ごしていたんだって。いやぁ、友だちってや

    • 『ザ・ライジング』連載再開の挨拶(LLS風に始まり、曜ちゃんの台詞で終わる;沼津を舞台にした小説なら、『ラブライブ!サンシャイン!!』絡めたいよね、むりやりにでも!)

       (前回までの『ラブ◌イブ!サン◌ャイン!!』ならぬ、『ザ・ライジング』! ←斎藤朱夏/渡辺曜の声で再生されたらうれしい。というか、伏せ字の意味、もはやナシ)  ……むろん、そんなポップな話ではない。  さて。  いまから15年ほど前、伊豆半島のつけねの町に深町希美というJKがおりました。おなじ年にバリ島のテロで両親をうしない、ひとり暮らしをしている女の子です。  ともすればひきこもったり、やけのやんぱちで煙草すったりしてもおかしくないのですが、さいわいと彼女にはつよい友情

      • 連載、始めます。

        これから毎週日曜日、長編小説『ザ・ライジング』の連載を始めることにしました。 実は拙ブログ《Let's be friend's》にて既に連載、完結した小説ですが、そのあとで若干の手入れを行いました。現時点ではnoteで読まれるものが最新ヴァージョンとなります。 ただしストーリーの変更や、エピソード、キャラクターの増減などはありません。今回の作業は文章表現のブラッシュアップに主眼を置きました(継続中)。 <どういうお話ですか?> 2003年12月── 深町希美は17歳、

        • note、ようやく始めます。

           アカウントを作って早10ヶ月、表題通り、ようやくnoteを始めます。まずは自分がどのようにしてnoteを知ったのか、そこからお話ししましょう。  去年の7月だったか8月だったか。フォローしているブロガーのTwitterを眺めていたら、ほぼ地元というてよい場所で怪談実話の会が催されると知ったのは。怪奇党としては馳せ参じなくてはその名がすたるようなイヴェントだが、noteに参加しているクリエイターたちが中心となって行う催しであるらしい。それがnoteを初めて知ったきっかけだっ

        『ザ・ライジング』連載中のご挨拶(LLS風に始まって曜ちゃんの台詞で終わるが、千歌っちのツッコミが入る;沼津を舞台にした小説だから、『ラブライブ!サンシャイン!!』絡めちゃうよ、むりやりだけど!)

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