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12月の近況報告|ポルトのげっぽう

明けましておめでとうございます。

大上川神社はいつ行ってもかっこよい。皆様初詣はいかれましたか?

ポルトスタッフはるなです🦔🦔🦔
あっという間にお正月は過ぎ去り、1月5日からポルトも営業を開始しました。
12月のポルトはいろんな方の行動力や思いに圧倒されっぱなし。今回のげっぽうはお伝えしたいことが多すぎて長文になってしまいました…今月も振り返っていきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください🙇‍♀️


12月1日「少しだけはやいクリスマスパーティー」

般若さんと参加してくれた皆さん。

ラッパーで俳優の般若さんがクリスマスパーティーを開催してくださいました。般若さんが中心となって活動しているFOR CHILDREN PROJECTは子供達への虐待をなくすために子供向けのイベントを開催しています。
当日はクリスマスオーナメントをみんなで作って飾ったり、般若さんと韻踏みゲームを行いました!なんて贅沢!
お子さんから大人までごちゃ混ぜになってほっこりする場面がたくさん。
ポルトのような交流スペースも子育てをしているお父さんお母さん、子供達がひとつでも「つらい」を言えたり、誰かに助けを求められるコミュニティーを作ることに繋げられたら児童虐待を減らすことにも貢献できるのかもしれないなと思っています。

FOR CHILDREN PROJECTの活動もぜひ注目してみてください。


12月9日「ハーブでシャンメリー作り」

ハーブをぐつぐつ煮てシャンメリーシロップ作り。

ほしのけ商店星野さん主催でみんなでハーブを使ったシャンメリーを作りました。
ハーブをぐつぐつ煮て、シロップを作る。
炭酸で割ればあっという間にシャンメリーの完成です!
市販されているシャンメリーは食品添加物や人工甘味料が使われているものが多いそう。人工甘味料は腸内細菌を乱したり、食欲を増進させてしまう作用もあるそう。
そんなお話を聞きながらみんなでゆっくりお話をする。
忙しい毎日、自分や家族の体のことを考えて、体にいいものを作りながらゆっくりお話しもできる。そんな時間を作り出してくれるイベントっていいな〜と思いました。ほしのけさんの今後の活動に大注目です👀

素敵な空間でみんなでお話し。
なんだかリッチな気分を味わえるもの日常から一息つけていい空間でした。

12月13日「ちょっとプロに聞いてみよう」

テーマ
実は身近なことだった!?少しの意識でわかるマーケティングのコツ編

Webマーケティングディレクター平田武さん

ちょっとプロに聞いてみた!シリーズ緊急開催!
今回はマーケティングについて教えていただきました。なんだかかっこいい言葉だとちょっと距離を置いてしまっていたマーケティング。
今回は基礎の基礎を教えてもらいました!聞いてみたらどんな仕事にも関係する考え方でした…。「生活の中にある需要とどんなサービスを提供できるのかを結びつけること」と私は解釈しました。ポルトもどんな需要があって、自分たちができるサービスを具体的に整理してみるのが良さそうだなと学びになりました。
今回講師をしてくれた平田さん、クラウドリンクスという会社の副業プログラムでワーケーションとして1ヶ月上川町に滞在していました。ポルトで開催しているイベントを取材にきてくださったことをきっかけに、「自分も上川町に還元できることがあれば形にしたい!」という思いで急遽イベントを開催してくださることに!
町内の人はもちろん、町外の人が上川を好きになって、ここでイベントを開催してくれる!ただただ嬉しい気持ちでいっぱいになりました!

平田さんをはじめとするワーケーションで上川町に滞在してくださった皆様が書き記してくれたnoteです。ぜひ、読んでほしい!

12月13日「トビさんのゴミ拾い発表会」

STAY FOREST トビさん

STAY FORESTのトビさん。高原沼を中心にガイドをされています。
そんな大雪山を知り尽くしたトビさんが主導で今年の夏から秋にかけてゴミ拾い活動を行いました。今回はその活動報告会と今度どんなことができるのかみんなで考えました。
数人で1時間程度活動するだけでも大きいゴミ袋に何個もゴミがでてくるのが層雲峡の実情。中には排泄物がペットボトルに入って捨てられていることもあるそう…。そして、ゴミ拾いよりも大変なのがゴミの分別。
すぐ近くに住んでいても全然知らない事実でした。

そして、写真を収めていなかったのが悔やまれますが発表会の後に、今後どんなふうに活動していけるのかみんなで検討会をしました。

・ゴミ出しにかかる費用をどうするか。
・負担なくより多くの人を巻き込んで活動するにはどうすればよいか。
・ゴミ拾いの前に不法投棄を減らすためにどんなことができるのか。
・くまや自然と共存するためにはどうしていけばいいのか。

こんなに熱く自分たちの暮らしを考える人たちがいるのかと感動しました。
正直私もゴミ拾いに誘ってもらっていたのに、忙しいからと参加していませんでした。
でもトビさんのお話しを聞いて、参加してくれた方の熱い思いを聞いて自分にはなにができるんだろうと自然と考えていました。
行動してみて、みんなのやる気を自然と引き出しているトビさん。
まずは自分がやってみる!本当にだいじだ!

12月17日 上川林業アップデート事業 展示、トークセッション

旭川農業高校 森林科学課の2、3年生が林業に関する学びを発表しに来てくれました!
上川林業アップデート事業は、林業に携わりたいと思う学生を増やすために林業に関する様々な体験や実践を学生にしてもらい、最終的に上川の木を使い上川のお土産になる木製品を商品化するところまでやるというかなり大きなプロジェクトになっています。
学生たちは1年次に気について学び、2年次にデザインについて学び、3年次に製品化を行うという3年間を通して学びを深めてきました。
今年から伴走役としてEFCが関わらせていただきました。学生たちが少しづつ自分の考えや思いを伝えられるようになっていたことが何よりの成果ではないかと思いました。
自分が学生だったころからそうでしたがなかなか公教育の中では「自分の考えを授業に反映させる経験」をする機会が少なく、自分のアクションが社会に影響を与えることが想像できずに学生を終えてしまうことが多いなと思っていて。今回の事業では少なからず彼らのなかで自分のアクションが何かを動かせるという実感につながったのではないかと思います。
みんなお疲れ様!◎

2年生が考案した孫の手
3年生が制作した酒枡キット

12月19日 大地の侍 上映会

HAL財団 磯田憲一さん

「大地の侍」は明治維新後の戊辰戦争に敗れた藩士たちが、武士を捨てて農民になり、北海道に移住し開拓民として生きるべく奮闘する姿を書いた映画です。
農業支援を通して地域社会への貢献を目指すHAL財団の皆さんは映画を通して北海道開拓の歴史に改めて想いを馳せ、農業に対する理解と共感のすそ野を広げていきたいと考えて各地で上映会を開催してくださっています。

私も自分の先祖を辿っていくとルーツは東北にあるらしいのですが…映画と同じように険しい道のりを歩いて北海道まできて冬も長い北海道を開拓していたと思うと他人事とは思えませんでした。

上川町でも「大地の侍」を通してみんなで自分たちの暮らしを考える時間をつくれたらいいなと思っています。
また、上映会の機会があればHAL財団の皆様が来てくれるそうです。ご興味ある方ぜひ、ポルトまで!

12月20日 「ミライ・キャンバス 寄り道編」

お久しぶりのミライキャンバスは大盛況!

ミライキャンバスは上川町役場魅力創造課、地域おこし協力隊、株式会社あしたの寺子屋さんが一丸となって開催している小学生から高校生までが対象のみんなの塾企画です。
上川町には学習塾がありません。受験生たちは旭川の塾まで片道1時間かけて通っていることもしばしば。ご両親が送り迎えをしてくれているのです。めちゃくちゃ大変‥‥。町内で学校以外に勉強を教えてもらったり進路相談に乗ってくれる場所は絶対にあるほうがいい!
そして、そんな場所でいつもは関わらない大人たちと気軽にお話しできる場所があったら最高。そんな教育現場の「あったらいいな」がぎゅぎゅっと詰まったのがミライキャンバスなんです。
今年の春は数人の学生しか来ていなかったのですが、今ではポルトがぎゅうぎゅうになるほど。就職後の生活の心配ごとを話していたり、ナチュラルに相談ができる場所になっていました!

12月23日 ポルトマルシェ「もうすぐクリスマス」

今年になってから月1で行ったマルシェも12回目。
いままでで最多の8店舗に出店していただきました。
今回は初めて上川大雪ヌクモとイベントを同時開催!
どちらの会場も楽しんでもらえるような工夫を一緒に考えて実施しました。

今回はは真ん中にまったりスペースを作ってみたことでお菓子を食べたり、肉まんを食べたり
だれかをお話しする時間を作れました◎
ヌクモと中継。どちらも会場の様子がわかるのはもちろん。
手を振りにきてくれる子供達がいたり、スタッフ同士もやり取りできたりと大成功。

12月26日 なんでもない日

担当:おおむら

今日はイベントとしては何にもないのですが、冬休みということで学生が遊びに来ていました。赤ちゃんを連れた方が展示を見に来て傍らではカップ麺をすすりながらゲームをする子供たち、パズルをする高校生、コーヒーを飲むおじいちゃんがいたりと、絶妙な年末感が漂うハッピーな空間になっていました。その中でも北海道市町村パズルが全然進まない高校生と地理に詳しいおじいちゃんが一瞬交流していたのが良いシーンでした。同じ空間に集まって自分の時間を楽しむ人がいることはとても良いことですが、そのさらに一歩先の自然なつながりの創出を生み出すことがこの場所だからこそできることだなと思いました。その空間に集まる人たちの共通の友人として関係性に踏み込むことを恐れないことが必要だなと思いました。

大村には見せまいと謎のプライドを持って部屋の端でゲームをする小学生's

12月も本当にいろんなことがあった!
熱く語りすぎて全ては振り返れていませんが他にも魅力的なイベントがあり、いろんな出会いがありました。
2024年は少しずつマイナーチェンジをしながら、パワーアップしていきたいと思います。今年もポルトをよろしくお願いいたします🙇‍♀️




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