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「リビセンに聞く!エリアリノベーションのすすめ」開催レポート

みなさんこんにちは!EFCの絹張蝦夷丸です!
今回は先日開催したイベントのレポート記事です!

「町のために」みたいな文脈で話をするのが苦手です。
自分たちがやっている事業も「まちづくり」という言葉に当てはめて話すことになんとなく違和感を持っています。(お仕事やイベントなどで便宜上「まちづくり」という言葉を使うことはあります)
でも、町の交流スペースを運営しているし、今回も「エリアリノベーション」というテーマでいかにも「まちづくりっぽい」イベントを開催しました。

ただ、自分たちとしては「もっとこうだったら自分たちの暮らしや生活が今よりもおもしろくなりそうだ」と思うことを実践している感覚なので、結果的にそれが「まちのために」なっていたとしても、はじめからまちのためにやっているという意識はないですし、「俺たちがまちを作ってるぜ!」なんて気持ちも全くありません。
きっと住み良い町は一人一人の「あったらいいな」を一つ一つ実現していくことで見えてくるのだと思うんです。

なのでEFCは、自分たちを含めた上川町で暮らす人々の「こうだったらいいのにな」に寄り添い、一緒に考えたり取り組んだりしていくぞ!と日々色々な事業を行なっているのです。

さて、前置きが長くなりましたが、そんなわけで今回は、EFCが運営している上川町交流&コワーキングスペースPORTOにて、「リビセンに聞く!エリアリノベーションのすすめ」というイベントを開催しました!


上川町の現状とイベント開催の経緯

北海道のほぼ中央に位置する上川町は、「通年型山岳リゾートタウン」というビジョンを掲げ、様々な企業との連携や地域おこし協力隊の制度を活用した「KAMIKAWORK」という新しい働き方や暮らし方を実践する取り組みを行っています。

そんな取り組みの成果として、移住者が増え始めたり、町内での新規開業が増え始めている町です。
しかし、移住希望者や開業希望者が増えているものの、移住して住む家だったり、お店を始めるためのテナントを見つけるのが難しいという現状があります。

同時に、高齢化が進み、人口が減少していく中で残されている「空き家」の問題もあります。
私たちEFCは、この「住む場所やお店を始める場所が必要だ」というニーズと、「増え続ける空き家をどうにかしないと」という課題を、空き家の利活用と流通を通して解決できるのではないかと考え、昨年10月にこのようなイベントを開催しました。

株式会社オコソコのお二人を講師にお招きして開催した空き家利活用を考えたイベント

このイベントを通して、空き家利活用の事例を学び、実際に上川町内の空き家を見ていただいて、どのように活用できそうか、賃貸契約の際の進め方など具体的な実践の方法まで詳しくお話を聞くことができました。

そして、これまでにポルトやシェアハウスなど、実際に自分たちのできる範囲で実践してきた空き家・空き店舗の利活用の取り組みを、自分たちだけでなく、上川町全体、地域全体へと広めていくことができれば、もっと空き家の利活用が進み、エリア全体として住みやすくて、暮らすのも訪れるのも楽しい地域にしていくことができるのではないかと考えました。

「もしかしたらこれがエリアリノベーションなのでは…!?」

そう考えた私たちは、以前からファンだった長野県の「リビルディングセンタージャパン」が、「株式会社すわエリアリノベーション」という会社を設立したというニュースを知り、これはぜひお話をお聞きしたい!と思い、知識も繋がりもない中で、熱量だけで代表の東野さんにオファーをさせていただきました。

ReBuilding Center JAPAN
長野県諏訪市で、古材と古道具を販売する建築建材のリサイクルショップを営んでいる通称リビセン。
家屋や工場の解体や、お片づけの現場に、大家さんから直接連絡をいただいてお伺いし(またはお店に持ち込んでいただいて)、行き場を失ってしまったものをレスキュー(引き取り)しています。
また、リビセンは古物の取り扱いをベースとしながら、REBUILD NEW CULTUREという理念のもと、今の社会を楽しみなおすトライアルチームです。
いまの日本では、時代の変化とともに使われなくなってしまったものや、失われつつある文化がたくさんあります。
受け継ぐことがあたりまえだった家、農作物を長く保存させる術、壊れたものを直して使う暮らしの知恵。
家だってすぐ建てられる、食べものだって豊富、欲しいものはなんでも買える、そんな便利な時代には、そういった価値を感じづらいのかもしれません。
「でも、それらを現代の暮らしにあった形にインストールしなおせないかしら?一度は役目を終えたものや文化の本質的な価値を見つめ直し、資源として再び利用されていく世界ってつくれないかしら?」
そんなことを考えながら、環境問題の改善や、愛されてきたものへの思いを継承する伝え手になっていきたいと思います。

https://rebuildingcenter.jp

わたしたちの課題とこれからやること

突然のオファーにも関わらず、こちらの思いや意図を汲んでくださり、引き受けてくださったリビセンの東野さんご夫妻。
イベント前には、これからEFCが手掛けようとしている空き家を見ていただきました。

イベントのはじめに、EFCから上川町のまちづくりや空き家の現状と、これまで自分たちが取り組んできた空き家活用についてお話しました。

これまではラッキーパンチで、たまたまちょうど良い物件に巡り会えていたけれど、移住したい人やお店を始めたい人が増えてきている中、もっと簡単に物件を見つけやすいような状況にして行くことが必要ですが、まだまだ移住希望者が住むための家を見つけるのも一苦労な現状です。

そこで、これから私たちがやりたいことは、空き家に残された残置物のお片付けサポートや古物の買取(レスキュー)を通して物件情報をたくさん集めて整理すること、そして必要としている人たちにその情報を繋げられるようにしていくこと。
さらに、実際に自分たちが物件を取得・改修して運営していく事例を増やすことで、「自分たちにもできるかも」と思ってくれる人を増やし空き家や古物・古材を循環させていくこと。

そのための次の動きとして、新たな空き家を改装してシェアオフィスとゲストハウス、古物の販売などを行う複合施設を作る「安心堂プロジェクト(仮)」をスタートします。
元薬局の鉄筋3階建の空き家と、木造2階建の空き家が不思議なつながり方をしている大きめの物件です。
まだまだわからないことだらけで、事業計画や資金調達もこれから。
なのにもう取得してしまいました。賃貸ではなく、購入です。
やる気と元気が自慢のEFCです!

上川町で暮らす自分たちが、どうしたらこれからも豊かに暮らしていけるのか。
どんなお店があればもっと住み続けたい町になっていくのかを考えている段階です。
人と建物と営みが"まち”を作っていくのだとしたら、その一つ一つを丁寧に、自分たちの手で作っていきたい。
そしたらもっとこのまちを好きになれるし、そういう人が集まってくれば、今よりさらに住み良いまちになっていくと思うから。

リビセンのお話

満員の会場でいよいよリビセンのお二人のお話がスタート

リビセン立ち上げ前に夫婦で全国各地の現場に泊まり込みで空間を作っていた「medicala」時代のお話から始まりました。

そこからリビセンの立ち上げや、どのような理念、思いでリビセンを運営しているのか、具体的にどのような事業を行なっているのかなどをお話していただきました。

リビセンは、空き家や解体現場から古材や古道具を買取(レスキュー)して、それを店頭で洗って販売したり、店舗設計や施工に使うことで、本来捨てられるはずのものを循環させながら利益も出しています。すごい。かっこいい。

さらに、次の人へ繋いでいるのは古材や古物というモノだけではなく、家主さんの「気持ち」も一緒に届けているというお話が印象的でした。

家主さんは、捨てたくて捨ててないし、壊したくて壊してない。
ただ壊して捨てるだけだと、その場所やモノにある思い出も無くなってしまうけど、思い出も一緒にレスキューして、次の使い手に繋げることで「ありがとう」と感謝される。
元々は資源の循環を目的に始めた事業だけど、実は本質的にはこっちの方がリビセンの役割として大事なんじゃないかと気づいた。

そこで、リビセンで販売するものには8~9割くらいの商品にレスキューナンバーをつけて、レスキューカルテに情報をまとめたりして、いつ、どこでレスキューされたものなのかを管理できるようにしたそうです。
希望があれば買い取ったものに付随したお手紙を家主さんに書いてもらって、購入した人に手紙と一緒に渡すということもやっているそう。

誠実に、まっすぐに、関わる人たちに寄り添った気持ちの良い取り組みをしているリビセン。
東野さんのお話を聞きながら、会場の皆さんがどんどんファンになっていくのを感じました…!

リビセンでは、自分たちと同じように古材屋さんやレスキューをやってくれる人たちを全国に増やしていくために、ひろげるための取り組みも行っているそうです。

面接なし、条件なしの「サポーターズ」と呼ばれるボランティアを募集して、店舗での古物古材の清掃や品出し、レスキューなどをお手伝いしてもらっている。月に30人〜40人くらいのサポーターズが集まっている。
「SUPPORTED by リビセン」は、古物屋さん開業に向けたコンサル的な取り組み。事業規模に合わせたアドバイスや伴走をしている。

これは今まさに僕たちが求めているやつでは!?
と思い、今年必ずリビセンに行こうと決心しました。サポーターやるぞ!

すわエリアリノベーション社について

リビセンは古物・古材をレスキューして、再び市場に戻していくことで、本来捨てられてしまうはずのものを資源として活用していくことを事業として行って来ました。
しかし、個人のお店をたくさん作っていくだけでは解決できない課題も見えてきたそうです。

お店を始めようと思った時、気に入ったまちに移住しようと思った時、状態の良い物件を見つけるのは難しい。
ニーズに合った物件(飲食店向きとかお花屋さん向きとか)を見つけるのはもっと難しい。
物件を見つけて、なんとか開業まで漕ぎ着けたとしても、個人事業の人たちは自分のお店を続けることに注力してしまうので、エリアにお店が増えてきた先に現れる次の課題「エリアに駐車場が少ない」とか、「大きな物件は個人の事業主では扱いにくくて空いたままになりがち」といったエリア全体の課題解決にはなかなか取り組めない。

そこで、地元の信金さんと不動産屋さんと一緒に立ち上げたのが「すわエリアリノベーション社(すわリノ)」だったそうです。

リビセン、信金、不動産屋の3社で出資して設立したすわリノは、それぞれのニーズから生まれました。

【リビセンのニーズ】
エリアを面白くしたい。近所の仕事を増やしたい。空き家情報を集めたい。
【信金のニーズ】
地域密着金融。新規顧客獲得。
【不動産屋のニーズ】
古民家が好き。仕入れた不動産の活用。

自分たちが暮らすエリアを面白くしたいし、近所の仕事を増やして、近所に良いお店が増えれば、それがそのまま自分たちに返ってきて、暮らしの豊かさに繋がる。

すわリノで最初に手がけるのは古くて大きい四軒長屋

この古くて大きな長屋をリノベして、複数のお店が入れる建物にしようというのがすわリノ第一弾のプロジェクトです。

①地元の不動産会社が四軒長屋を購入!
②この長屋をすわリノが丸ごと借り上げる(マスターリース)
③そしてその長屋をリビセンがデザイン!
④地元の工務店が施工!
⑤きれいになった長屋を1部屋ずつテナントとして貸し出す(サブリース)

というスキームらしい。
信金さんは、長屋の改装にかかる費用を融資/出資してくれたり、入居するテナントの開業費用を貸してくれたりするそうです。
すごすぎ。

さらに今後も候補になる物件を探しているそうで、エリア中心部にゲストハウスにちょうど良さそうな空き家が見つかって、これからそこも手がけていくらしい!
これは楽しみすぎますね!オープンしたら絶対泊まりにいこう!

トークセッション

「自分たちにもできるの?」とか「これってどうやってやってるんですか?」など、トークセッションでは我々EFCが、これから自分たちが暮らすまちで「エリアリノベーション」的な取り組みを進めていく上で感じている課題や疑問を素直にぶつけてみました!

お二人の優しさと的確なアドバイスのおかげでしっかりと「俺たちにもできそう!」と思わせていただけました。

エリアリノベーション的思考を持つことが重要

それぞれ状況や条件が異なる地域からこのイベントに集まっている参加者の皆さん。きっと皆さんも気になっていたはず。
諏訪だったからできたんじゃないの?
リビセンだったから、もっと言えば東野さんだったからできたんじゃないの?
って思っちゃいますよね。
でも、どうやらそういうことではないようです。

エリアリノベーション的な思考があれば、業種は関係ないと思う。
ただ、リビセンはたまたま本業(デザインや古物)との相性がよかっただけ。
一般的には古物屋がエリアリノベーションをしているケースの方が珍しい。ゲストハウスなどがまちづくりやエリアリノベーション的なことをやっていることの方が多いと思う。

なるほど。業種は関係なくて、自分がやっている事業のことだけを考えるのではなく、自分が事業を行っているエリアにどんなお店やサービス、場所や人があるとよりよくなるか、住みよくなるかを考える「エリアリノベーション的思考」を持つことが大切なんですね。

とはいえ、やっぱり自分の事業をやるだけ一杯一杯になっているのが現状という事業主の方が多い気がします。
リビセンはどうしてエリアリノベーションを始められたのでしょうか?

リビセンという本業があるからできてる。
毎月の売り上げがある程度見えているとか、お店を守ってくれるスタッフがいるとか。自分がお店に立ち続けているとなかなか外のことはできないから。
リビセンを始めて数年は、拾いきれなかった案件もあった。事業が回り始めて、売り上げが安定してスタッフが増えて来たから、できるようになってきた。

まずはしっかりと本業で稼ぐこと。そして覚悟を持って人を雇用し、お店や事業を任せていくことで、自分が外に出てエリア全体のことに取り組むことができるようになるんですね。

EFCはまだ自社事業として安定した売り上げを立てられている事業がない中で、気合だけで人を雇用して物件を買って「よし!エリアリノベーションだ!」と言っているだけなので、この辺をもっとしっかり考えて進めていかないと、足元がグラグラすぎてやばそうです…(頑張ります!)

圧倒的に寄り添い、伴走する

リビセンでは、開業に向けた店舗デザインの依頼を受けた時に、事業計画書や収支計画書を事業主さんに提出してもらっているそうです。

もちろん店舗外の売り上げがたくさんある事業者さんだったり、長くやって来ている事業者さんで経営の心配がない方には口出ししない。
たとえばカフェだったら、客単価とかメニュー構成とかを見ると、テーブルのサイズとかソファ席があった方が良いかどうかとかが見えてくる。

この圧倒的に寄り添い、専門外のところまで伴走してくれる「お節介力」の高さがリビセンの魅力なのかもしれません。
実は諏訪に移住してリビセンの近くでお店を始めた方々のほとんどが、華南子さんからの「物件あるよ!改装もできるよ!ワンストップだよ!」という「お節介アシスト」により開業に繋がったのだとか。
移住や開業を考え始める前から、リビセンを通して何度も諏訪を訪れる機会をつくり、その度に諏訪のまちを案内しまくって、諏訪を好きになってもらう。
ここまでやってくれるリビセン、東野夫妻がいるからこそ、「このまち良さそう!ここならできそう!」と思えて、諏訪に新しい素敵なお店が増えて来ているんですね。

欲を出さず、謙虚に、誠実に、与え続ける。

お二人のお話を聞いていて感じたのは、とにかく誠実であるということ。
そして、謙虚に欲を出さず、常に仲間や地域、クライアントなど関わる人々にとっての最良を考え、行動しているということでした。

実はこのイベントの翌日に、華南子さんから今回の上川町訪問とイベントの感想、そして東野さんや同行していたスタッフのユメさんと話し合ってまとめた、ポルトでの取り組みのアイデアや、安心堂プロジェクトの店舗活用アイデアなどのフィードバックをいただきました。
ここでは全部は紹介しませんが、本当に、スタッフ一同が涙するほどに心のこもった言葉たくさんいただきました。本当はここで全部紹介したいくらい。

イベントが終わって、その後の懇親会にも参加していただいて、夜遅くにホテルに着いたはずなのに、それから話し合って、内容をまとめて、翌日に共有してくれたんですよ?信じられますか?すごすぎる。
我々は久しぶりの大イベントを終えてホッとしていたタイミングだったので、リビセンのみなさんの熱量に触れた途端、自分たちの未熟さを痛感して恥ずかしくなりました…

圧倒的な利他の精神で、本気で相手のことを考えて、全力で与える。
目先の利益や、いま楽をすることに流されず、常に本質をしっかりと見極める。

そんな、本来であれば暑苦しくて息が詰まりそうなスタンスを、さらりと、さわやかに、押し付けがましくもなく、心地よいコミュニケーションで伝えてくれるリビセンのお二人に感動しました。マジで悔しい。

リビセンのお二人、最後の最後まで本当にありがとうございました!
次は諏訪まで会いにいきます!

俺たちにだってできる!

今回のイベントの企画担当である志水陽平がイベントの最後に言いました。
「リビセンに憧れるのはやめましょう」

そうです。WBCの決勝戦で試合前のロッカールームで大谷翔平が言っていたあのセリフです。
でもまさに、その通りだと思います。
リビセンはすごい。でも、俺たちにだってきっとできるんだ。
これは勝負じゃないけれど、ただ憧れたり、マネしたりするのはもうやめよう。

「あの時見てもらったあの空き家、こんな素敵な場所になりましたよ」ってまた見に来てもらえるように。
「あれからポルトの周りにたくさん素敵なお店ができましたよ」って案内できるように。
自分たちのやり方でこのまちでの暮らしをもっと面白くしていきます。

ぜひイベントにご参加いただいたみなさん、配信をご覧になってくださったみなさん、そしてこの記事を読んでくださったみなさんも、一緒に考えて、それぞれの地域で実践していってほしいです。
困った時や、助けが必要になった時には、声を掛け合って、相談し合って、助け合って一緒に乗り越えていきましょう!

スタッフ・参加者からの感想

イベントに行って良かったです。内容も良かったですし、参加してる皆さんにもシビれました!
帰りの車で一緒に行った方と話していて、2人ともマインドがより前向きになって最高です!
萩原由美乃 / 北海道つべつまちづくり株式会社

リビセンは、リビセンや移住者だけでなく、ちゃんと昔から住んでいた地域住民の方々に応援してもらっていて。
それってエリアリノベする上で、ものすごく大切だと個人的に思ってて。
その信頼関係を壊さないように、みなさん丁寧に進められているんだなぁと知ることが出来ました。

きゃしー / ポルトサポーター・中富良野町地域おこし協力隊

わたしは、東野さんご夫妻から
「全てあなたのことでもあるんだよ」というメッセージを感じました!
暮らしにある小さな愛とか、足るを知るためのものの見方(華南子さん愛の眼鏡)をお借りしたような気持ち😍
あなたの充足感はなに?
いちばん愛してるものはなに?
今のあなたの仕事でも、もっと良くすること出来るよね?🥰
と対話してくれてるような、この感じ。
上川町に来てくれるゲストや人々を四季折々の愛を込めて
この町の暮らしをアテンドしたい。
次回何かの機会に【町人ナビゲート&スチール】兼務したりもできる自分が想像できましたー!

Izumi Iwaki / ポルトサポーター・カメラマン

家主がタダでくれると言っているのに東野さんが「タダはちょとなぁ」と50万円くらいお支払いしようとしているというお話がとても印象的でした。
東野夫婦がスーパーマンということではなく、それ以上に、欲をかかずに相手のことを考えて、お節介の領域まで一歩踏み込むような誠実さが、まちやひとの信頼を生み、会社やプロジェクトの芯になっているんだなと強く思いまいした。

大村優介 / PORTOマネージャー

取り組みや方法などたくさん勉強になりましたが、今回最も心揺さぶられたのはリビセンさんがお客さんだけではなく、古材のレスキュー先、ご近所さんにも気持ちが良いお仕事をしていること。もっと言えば相手を想う姿勢、そしてそれを実際に言葉にしたり行動していることでした。
相手を想って行動することはエネルギーがいることだし、ふと自分たちが得をするように考えてしまいそうなところ。それをビジネスの場で当たり前のようにやっていて、凄すぎてため息がでました。(ご本人達はおせっかいと爽やかに笑っていました...!)
おおらかでたくましいこの人たちとなら頑張っていけそう、楽しく暮らせそうと思ってしまう。人としての魅力がリビセンさんの活動を包んでいるのだとわかりました。
エリアリノベーションだろうがまちづくりだろうが目の前の仕事だろうが、相手を想い行動すれば、次第にまわりも動いていく。そんな身近にある本質をドンと教えてくれたような優しくも気合いが入るイベントでした!

志水陽平 / EFC Inc.

【ゲスト】
ReBuilding Center JAPAN
東野唯史さん・華南子さん
【企画・運営】
Earth Friends Camp
ディレクター:志水陽平
運営:大村優介梶日菜子中川春奈
司会:大水聡子(ポルトサポーター/中富良野町地域おこし協力隊)
レポート記事制作:絹張蝦夷丸
【フライヤー・カバーデザイン】
小澤綾香
【配信】
渡辺誠舟(Dipper's Studio)
【スチールカメラマン】
Izumi Iwaki(ポルトサポーター)
【会場】
上川町交流&コワーキングスペースPORTO
〒078-1741北海道上川郡上川町中央町563

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