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BRIEF Prof. | ヴィクトール・ヨケレシュ

ヴィクトール・ヨケレシュ Viktor Einar Gyökeres (コヴェントリーシティ)
187cm / 87kg スウェーデン出身 1998年6月4日生 24歳 スウェーデン代表

来季コヴェントリーがプレミアリーグに昇格しようがしまいが、彼の来季の舞台がチャンピオンシップではないことは確かだろう。ハンガリーにルーツを持つスウェーデン代表FWヴィクトール・ヨケレシュについて。

21年にスカイブルーズに加わったヴィクトール・ヨケレシュは地元スウェーデンのクラブを経て19歳のタイミングで渡英。ブライトンホーヴアルビオンに加入した。初年度は主にU-23が主戦場となった。トップチームのマネジャーはクリス・ヒュートン。アシスタントにネイサン・ジョーンズという何とも色濃いダグアウトのメンバーを揃えていた2018/19シーズンだ。
その後ザンクトパウリ、スウォンジーでのローンを経てコヴェントリーのトップチームに加入した。

移籍金について覚えておいて欲しい。シーガルズがブロマポイカルナに払った移籍金は85万ポンドだ。少し時を経てコヴェントリーがシーガルズに払った金額は100万ポンド。現在のマーケットバリューは680万ポンド。(すべてTransermrkt)
チャンピオンシップウォッチャーなら、目を疑うだろう。ロビンズのアレックス・スコットについている値段は2500万ポンド”から”、らしいが、ヨケレシュこそ現在チャンピオンシップで最も高値で取引されるべき選手の一人なのではと、毎週彼のゴールを見ている人はそう思うはずだ。
もちろん、シーズンエンドにその価格はTransfermrkt上でも上書きされると思うが、3000万ポンド前後の値段は付いていいのではと思う。

プレーヤーとしての特徴はどうだろう。
今シーズンここまで43試合に出場して20得点と得点王争いの2位につける。
彼の魅力は攻撃時におけるキャリー成功数、そこから決めきる決定力。
PrgC.とPrgPR.はヨーロッパ主要リーグ内でハイエスト。敵陣内で自分で長い距離を持ち運んで、そこからフィニッシュできる、"一人でシュートまでいける"タイプだ。またPrgPR.にあるとおり球足の長いパスを受け、それもビッグチャンスにつなげるのが特徴。

数多いるプレミアリーグのストライカーと競争するところを見てみたい。
中堅クラブでレギュラー争いをするか、もしくは来季昇格組が彼を狙うのか。様々な可能性がありそうだ。
シーズン中も、コンパニバーンリーが狙っていたというような話もあったし、大型タイプのFWはブレイズだって欲しいはず。
PL残留争いを強いられているクラブが、降格を免れた際は狙ってみるのも面白い。個人的にはやはりイングランド国内での活躍を希望する。


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