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保育園お迎え帰りの急な雨。雨宿りをしていたら「どうぞ」と傘をくれた天使に出会った

育児をしていると、肩身が狭い思いをすることがあります。ベビーカーで街を歩いていたら邪魔扱いをされるのはもちろん、具合が悪い息子を病院に連れていければ「泣き止ませられないのか?」と言われたり。

でもね、世の中には優しい人がたくさんいて、育児で疲れた心が何度癒されたかわかりません。

直近では先週の火曜日(6月12日)、月曜の台風が去り午後は晴れるはずだったのに、雨が降って来たんです。しかもタイミング悪く、息子を保育園にお迎えに行った帰りだったんです。ベビーカーの雨よけカバーは外して家に置いてきてしまったし、僕は傘もありません。急いで家に向かいましたが、雨足が強まったため雨宿りをすることにしました。

「参ったな」

そう思っていたら、ランニングをしている若い男性が近寄ってきて、

「これ、どうぞ!」

とビニール傘を差し出してくれたんです。僕は一瞬、状況がわからなかった。「こんな素敵なことをできる人がいるんだ。天使かよ!」って。だって、その男性、僕に傘をくれたら自分は濡れて走らないといけないんですよ。自分が濡れてまで、人に傘をあげようなんて、なかなかできることじゃない。

彼の好意のおかげで、息子と僕は濡れずに家に戻ることができました。あまりの優しさに、帰宅後ちょっと涙が出ました。




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