「今日、会社に行ったら恨むからね」。妻のSOSを受けて働き方を変えたからこそ、今の生活がある

「子どものことが可愛くない」
「私は生きている価値がない」

妻が心身のバランスを崩し始めたのは、産後10日ほど経ってのこと。体の疲れが回復しきらないうちに、夜中に3時間おきの授乳で寝不足をし、疲労に拍車がかかってしまったのです。

目の前にいるのは、ちょっとでも面倒を見なければ命が消えてしまうほどにか弱い我が子。体も、手も、足も、何もかもが小さくて、眠っている息子が息をしているかを何度も確かめます。

生後1か月も経たない息子の命を預かり、育てていかなければいけない重圧は、想像をはるかに超えるほどに神経を張りつめさせるものでした。

当時僕は片道1時間半をかけて通勤していました。往復で3時間。仕事時間を含めると、ほぼ12時間家を空けていました。その間、妻は息子と一緒に過ごし、家事と育児を一手に引き受けていたんです。

そんな中で、妻は心身のバランスを崩してしまい、ある朝僕が通勤のため家を出ようとしたら「今日会社に行ったらずっと恨むからね!」と言い放ったんです。

妻の目には力がなく、悲痛なSOSに僕は事態の深刻さを痛感しました。

仕事か、家庭か。

僕は家庭を優先することにしました。

仕事では僕の代わりはたくさんいます。僕が書かないといけない記事なんてない。でも妻や息子には僕が必要です。僕の代わりはいない。

あれから1年。

妻は昨年と比べ物にならないくらい元気になり、最近は「子どもが可愛い」とよく言います。

あのとき、僕が家庭を優先した決断は、間違っていなかった。その決断をしたからこそ、今のパートナーシップがある。今の生活がある。そんなことを思う夜です。

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そのべゆういち

1歳男の子のパパライター。産後、妻のメンタル不調をきっかけに、「家族の輪を超えた育児」に関心。■お仕事のご相談はこちらから。メール: charoma0701@gmail.comTwitter: @prepapayuyu
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