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料理写真を撮るという癒し

仕事に子育て、その他もろもろのプレッシャーから心身のバランスを崩してしまったけど、この1週間は休みを多くとって回復した。

自営業をして4年経って、一番感じる課題は「気持ちよく仕事に向き合える状態をキープすること」だ。

リモート中心のやりとり、時間を問わず入ってくる連絡、複数案件の同時進行、そこに自己主張が激しい息子のお世話が加わる。その中で「仕事楽しい〜!!」と思い続けるようにコンディションを調整するのは、予想以上にハードだ。

隣に仲間がいるわけではない、落ち込んだとき「大丈夫、次があるさ」と声をかけてくれる人もいない。自分でどうにかする必要があるのだ。僕はプレッシャーをひとりで抱え込みすぎて、頭が完全にフリーズしてしまった。

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休み中に僕がやったのは、カフェに行って料理写真を撮ることだった。

ライターとしてキャリアはグルメライターから始まったこともあり、料理写真の撮影は大好きなことだ。プライベートでも出かけるときには愛用のミラーレスカメラを携えている。

美味しいコーヒー、スイーツ、料理が目の前に出されたら誰しも「わー、美味しそう!」と感動すると思う。その感動を抱えた状態でシャッターを切るのだ。

自分の中に瞬間的に生じた「楽しい!」「最高!」「シャッターチャンス!!」という気持ちを抑えることなくカメラにぶつけていく。そのプロセスが、僕は楽しくて、楽しくて仕方がない。

「この角度かな」「いや、真横から撮ってみよう」といった感じで、まるで子どものように目をキラキラさせてカメラを構える。

不思議と時間があっという間に過ぎている。写真を撮っているとき、僕は無心なのだ。

何も考えず、ただ無心になってシャッターを押していると、なんだか自分が悩んでいたことがおかしく感じてきて、気持ちが楽になる。

僕にとって、料理写真の撮影は大きな癒しだ。同時に、妻と過ごす日々を記録する日記のような役割も果たしてくれている。

今日はどんな写真を撮ろうかな。楽しみだ。

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お肉の写真を撮ったお店:とろけるハンバーグ グリルフクヨシ 相模大野店

コーヒーとケーキの写真を撮ったお店:眞田珈琲

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