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そのキラメキを追いかけて/書く週間1ヶ月チャレンジ14日目

これまで夢中になったものも、ことも、多分人に話したら目が点になりそうなくらい多い。

だいたい、ゆんは自己紹介で好きな物100個書いてもまだ出てくるくらい好きな物があるのだ。
寧ろ、この世は好きな物を増やした方が楽しいをモットーに絶賛まだまだ好きな物を増やしてる最中ですらある。
その中から更に、夢中になれるほど好きな物……いや、好きな物は厳選してるから結構どれも夢中かもしれないけれど。

好き嫌いが激しいゆんは、割と好みに五月蝿い。尚且つ、人が好むものが逆に無理だったりする。
例えば、本で言えばファンの方には本当に申し訳ないが村上春樹さんの作品は何度チャレンジしても読めないくらい苦手だ。
皆が好むスナック菓子があまり得意ではないので、ライブのお土産文化が割と苦痛だったりする。
ちなみにジュースも飲めない。パインとかならたまに飲むけど、年に1回あるかないかだ。
きな粉が苦手なので、学生時代の給食の揚げパンは苦痛だしその日の給食は地獄だった……揚げパン自体が高カロリーかつ重めのメニューだから、他のおかずが軽めなんだよね。
一口も食べれないので毎回人にあげて自分はスープのみとかになる。
つらたん。

そんなゆんだから好きって中でも夢中になれるってレベルで好きなものはかなり稀だし、好きな物自体も稀だし、稀なものをひたすら積み上げた結果あの数なのだが、今回は特にその中でも特に2つについて書こうと思う。

①怪獣

なんで、こんなに好きなんだろう。特にゴジラとガメラとピグモンへの愛は深い。マリアナ海溝並に深い。ぁ、モスラもそれなりの深さ。

物心ついた頃にはゴジラが好きだった。ガメラも好きだった。キングギドラのぬいぐるみを謎に持っていたが、正直アイツは好きじゃない。
頭が3つあるの狡くない!?狡くない!?あんなに可愛いゴジラに食いつきやがって!!ハリウッドゴジラのキングオブモンスターズの予告で、1つの頭を抑え込んだけれども、残り2つに噛み付かれてあがるゴジラの悲鳴を見る度にコチラも悲鳴をあげて半泣きである。

後、シン・ゴジラは苦手だ。ゴジラ、傷付ける、嫌い。福岡のキャナルシティによく行くのだが、そこで一時期やっていたシン・ゴジラのゴジラを撃破するイベントに遭遇してしまった時には皆がゴジラを撃ち抜くべく指をスライドする中、「ゴジラ撃たないで……」と半泣きになっていたし、その半泣きの様を姉に撮られていた。
ゴジラ、傷付ける、良くない。

ガメラは基本平成ガメラが本当に好きだ。幼少のゆんは何を考えたのかオリジナルのガメラの歌を作って歌っていた……どんだけ好きなんや、お前。
どれもいいけれど、平成ガメラ3部作の特に3では、ガメラの聖母っぷりに涙が出るので見てほしい。
後、福岡のPayPayドーム見る度にガメラ聖地やな……ってニヤニヤします。

最後に、だいぶ前に近所でゴジラ展があった時に撮った写真を見て欲しい。(当時のゆんの精一杯で)めちゃくちゃアングルにこだわりまくった1枚である。
ちなみにこの時ゴジラを如何にかっこよく撮るかに夢中になった結果、スカートで行っている事をすっかり忘れて学芸員の方に心配された1枚だったりもする。

②長野まゆみさん作品

私がこの人の本は基本ハードカバーで全作集めると心に決めている作家さんである。
内容や装丁次第でハードカバーと文庫本両方持ってる作品もあるけど。
好き。本当に好き。とにかく好き。

元々、出会いの切っ掛けは小学校6年生の時である。
当時、ゆんは図書館に行くたびに自分のカードだけじゃ飽き足らず、姉の貸出カードまで使って本を借りていた。
図書館は家から少し離れていたし、小学生1人では行けない。
2週間に一度しか行けない中、ゆんは一日に数冊呼んでしまうのに姉はその2週間で1冊読めればいい方。1つのカードで5冊まで借りれるのだ、冊数の有効活用だと思って欲しい。

ある日、姉が珍しく自分で読む本を複数冊選んでいた。(基本読むのが間に合わないから1冊しか選ばない事が多かった)
聞けば、表紙が群ようこさんの「トラブルクッキング」と同じ方の絵だったから、似たような話かと思って借りてきたらしい。
「耳猫風信社」という本だった。ついでに、同じ作家さんの本で「少年アリス 三月うさぎのお茶会へ行く」という本があったので、アリスが好きなゆんが興味を示すかもしれないと思って借りてきたらしい。

当時のゆんでも、装丁のイラストレーターさんが同じだからって似たような話な訳があるか、と思った理由だが、この時ばかりは姉の本に対する知識の無さに感謝でしかない。

ファンタジー要素のある話が苦手な姉が早々に投げ出した本を、ゆんはいつものように手に取った。
元から、とっとと自分の借りた分を読み終えたら姉の借りた本まで読むのが常だったのだ。

面白かった。
とにかく面白かった。
鉱石や、星々の煌めき。ノスタルジックで、でもどこか近未来的でもある世界観。
書かれる小物の端々はとにかくクラシックかつ、私の興味関心をくすぐるもので、何故これが現実に手に入らないのか小一時間頭を抱えたくなる。

とにかくその世界は私のドツボにハマったのだ。

次に図書館に行った時には、借りている本の半分が長野まゆみさんの著作だった。
元々何回同じ話を読んでも飽きないタイプだったが、長野まゆみさんの本に対しては特にそれが激しく「これは買わなきゃ気が済まない」となった。
各地の本屋に行けば持っていない過去の著作はないか探し回り買い集める。
新刊ももちろん買って読むし、何度も読み返す。
持ち歩きやすい文庫本などは旅行のお供や出かける際に持ち歩いては読んでいるおかげで、ページが外れて買い直したものもある。
ぁ、ちなみにサイン入りの書籍は保存用なので、別途読む用にも数冊買っている。

いつか、夜間飛行みたいな旅行をしてみたい。なんて夢物語だけど。
でも、あれがずっとずっと、ゆんの理想の旅行像なんだ。

これからも夢中なものは増えていく

まだまだ夢中なものは増えていく。
いや、寧ろ夢中というか、沼、というか。

沼ってレベルの夢中が増えると、当然イベントも何もかも増えるんだけど、それでもゆんはまだまだ夢中を増やし続けるんだろう。

遊び尽くしたい。
素敵なものをできるかぎり味わいたい。
そんな強欲さは、人一倍強いのだ。

今日も、明日も。
大きなものから小さなものまで。
夢中がいっぱいで、楽しい日々を過ごすんだ。

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