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【就活の軸】作って満足するな

あの山場を超えた瞬間までタイムスリップしてぇ〜って瞬間ありますよね。高校時代の定期テストとか。今は修論提出後まで飛びたいです。えがです。


今日は、就活の軸についての話です。

22卒のみんな、軸できてる?



面接官がこぞって聞いてくるやつです。

「軸とかありますか?」

って。

あれは、

「軸あるよな?うちを志望する動機をここから聞いていくから、早く言えよ。ないなら帰れ。」

の合図です。

就活生はみんな一度は通る山ですね。
軸ってなんなん?って感じ。




◉就活の軸って何?

就活の軸とは、

自分が行くべき企業を選定する効果と、面接官が学生の志望動機の妥当性を判断するのに役立つ効果を持つもの

です。

キャリア支援をしていると、相場は大体軸3つだなと感じています。





◉就活の軸って大事?

超大事です。

ただ、本音と建前の軸は多少ずらしましょう。その理由は以下の通り。

・面接で伝える必要がない軸はある
⇨福利厚生とか新卒が軸で伝えても意味ないです。そんなのあれば誰でも嬉しいものなので。面接官も「ほぇ〜」って感じになるだけです。
・内容は同じでも言葉の表現の違いだけで相手に与える印象も自分の納得感も変わる
⇨本音の軸は自分が納得できる言葉で、面接で話すのは面接官が納得する言葉にする。

軸があれば自分の就活に迷いが生まれにくくなり、まっすぐ志望先に突き進みやすくなります。また、志望動機を書くのに苦しまなくなります。

面接でも聞かれることなので、超大事です。


◉軸を作ることを目的にするな

ここまで「軸大事やぞー!作っといた方がいいよー!」って言ってきました。

ただ、就活生にあまりにも多いのが、

軸を作ることが自己分析の目的になってしまっている人

です。

具体的には、こういうことを言っている就活生です。

・軸を作らないといけないから、自己分析頑張らなきゃなと思ってます
・好きな企業とかやりたいこととかは見えてきているんですけど、軸の言語化がうまくいっていなくて、、、

こういう就活生に伝えたいのは、

軸は自己分析における道具でしかない

ってことです。

軸を作るために自己分析してるわけじゃないですよね。受かるのと、自分が納得できる企業を見定めるためですよね。

なのに、軸が作れなくて困り続けるんです。

軸を作ることに奮闘すること自体は悪くないです。頑張るべきです。

ただ、その言語化の壁にぶつかった就活生が行き着くのは、

言語化の快楽

です。




◉言語化の快楽とは?

自己分析に悩みに悩んだ結果、就活生はある状態に陥ります。

それは、「言語化できたことが嬉しくて満足する」

っていう状態です。

好きな企業を見定め、そこに受かり、納得感を得ることが重要だったはずです。

それにもかかわらず、クソどうでもいい軸を生み出して気持ち良くなって、また迷路にハマるんです。

その軸って本当に外しちゃダメなの?
なんでその軸がそんなに上位なの?

ってことを大人に詰められてまた壁にぶつかります。

この言語化の快楽には陥らないでほしい。




◉まとめ

自己分析は、言語化ができてやっとスタートラインです。そこで気持ちよさを感じていては、まだまだです。

自分の行動指針が言語化できたら、あとはそれに沿ってひたすら行動してみましょう。

やりたいことがわかったなら、就職してからとは言わず今この瞬間から行動しましょう。
行動できないならそれまでです。多分、あなたにとってそんなにしたくないことってことです。

仮説を立てる⇨検証する⇨軸を修正する⇨検証する

っていうサイクルを、学生のうちから回しましょう。

やりたいことがわからん人は、挑戦の量が足りん。

最高に日々を楽しんでください。


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