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今まで出来たのに出来なくなったこと

この前サンドウィッチマンラジオショー(ニッポン放送)ってラジオを聞いてたんです。

土曜の13時から放送してるお笑い芸人のサンドウィッチマンがパーソナリティーをつとめる2時間番組なんですけどその日のメールテーマが『今まで出来たのに、できなくなったこと』だったんです。サンドウィッチマンの伊達さんは「こんな悲しいメールテーマでいいのかな〜?」と苦笑としながらも進行。

やれ「最近の音楽についていけない」だの「人の名前を覚えられない」だのといったおじさんおばさんらから送られてくる哀愁や悲哀の感じるメールに僕もやけに共感を覚えてしまったのです。

あれ、俺まだ34だよな。いや、もう34なのか?

そりゃ俺は昭和寄りの価値観だしデジタルが苦手なアナログ人間だけど実はもうおっさんなのか。テレビに出てるようなシュッとしたタレントは多少歳食っててもお兄さんって感じがあるけど、一般的に34はおっさんなのかな。

俺は学生時代から若年寄りだのお父さんだなんて言われてたけどどうなるんだろ。お兄さんだった時はあったのだろうか。思い返してみるとそんなに無かったような気がする。せいぜい歓楽街を歩いててオネーチャンのお店の呼び込みに「おにーさん、一発どう?」と声をかけられる時くらいか。

いつの間にかおじさんになっていた。というよりおじさんのような子供がそのままおじさんになってしまったと言った方が正しい。

なんか急にテンション下がっちまったよ。

時を戻そう。

そんな俺の今までできたのにできなくなったことは、とにかく走らなくなったことかな。歩行者信号も点滅してたら進まないし、ホームに電車が止まってて走れば間に合う距離にいても走らない。遅刻しそうな時も「ここで走ったところで着く時間はそこまで変わらん」とちょっとくらいの距離だと走らない。まぁ状況次第では走らなくはないけど本当に切羽詰まってなきゃまず走らない。

他にも朝勃ちしなくなったとか寝ても疲れがとれなくなったとか色々あるなぁ。なんか悲しくなってきちゃった。

気持ちを切り替えて明るい話をしよう。

逆の発想で今まで出来なかったのに出来るようになったこと、これって何かあるかな。

うーん…

特にねぇな。


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