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DAY9#18/起きて、サルバドール

日記を一週間続けてみて気がついたのだが、私はこれを書くタイミングを「起床すぐ」と「寝る直前」にしているため、いつも半分寝ているような状態だ。夜は書いてる途中に寝てしまい、未明にビクッとして目覚め、続きをちょっと書いて投稿ボタンを押すという事も2、3回あった。朝も似たようなもんである。二度寝を挟んで書いている。

1つの記事を書く間に、一回寝落ちしてしまう。ベッドに仰向けに寝ながらスマホで書いているので、寝落ちするとスマホが私の顔面に落下する。びっくりして起きる。そして続きを書く、という具合にだ。
これは以前なにかで見たことがある。そうだ、シュルレアリスムのグレイトアーティスト、サルバドール・ダリの絵の描き方と同じである。
キャンバスの前の椅子に座って、左手にスプーンを持ったまま過ごし、眠くなって寝落ちした瞬間に持っていたスプーンが手元から落ち、床に当たった音で目を覚まし、夢で見たビジョンをもとに絵画を制作する、というやつだ。

浅い眠り、夢の入口。それにタッチしてすぐに覚醒した脳は、創造性が向上するという臨床試験結果をフランスのパリ脳研究所が発表した。科学的裏付けもある。

こうなってくると、もう私はほとんど「ダリ」である。
「ほぼダリ」が毎日書くシュルレアリスム日記と言っていい。

起きて、まだ寝るな、とりあえず起きてサルバドール。
がんばれ、だめだ、おやすみなさい。


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