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俳句を詠む若者たち

朝のカフェ
流れるジャズと
木枯しと
いつも余計なパン
チョココロネ

前にNHKで見たんですよ。
「俳句甲子園」

毎年、愛媛県松山市で開催される高校生のための俳句大会です。これがおそろしく壮絶な闘いで、なんとなくテレビを付けた僕としずえさんは、画面から目を離せなくなってしまったのです。

高校生たちは伝えたい情景を17文字に凝縮するために四苦八苦(ものすごく青春!)するわけですが、これがまた、見ていると楽しそうなんですよね。

学生ならではの性的衝動ばかりを俳句にしようとする強豪校も取り上げられていました。普通なら下ネタで終わってしまうような若者の迸(ほとばし)る性欲を「いかに美しく表現するか」に心血を注いでいる様子は滑稽ではあるんですが、表現ってそもそもそういうものだよなあと考えさせられる部分もあり、なんだろう、笑いながらも勉強になるという素晴らしい番組でございました。

この番組、およびこの大会の一番の功績は、俳句は決してお年寄りだけの趣味ではない、ということを改めて世に知らしめたことだと思います。なぜなら僕自身、俳句って面白いじゃん!やってみたい!と思ってしまったからです。

冒頭の一句は僕が作りました。珍しく早起きしまして、一人でカフェにいます。店内にはジャズが流れており、外は寒いです。木枯しなんて言葉あんまり使ったことないので、ネットで調べましたよ(笑)

学校で「季語」って習いましたよね?
あれの必要性が今日やっとわかりました。
季節をまず指定しないと、単純にイメージが伝わりにくくなるんですよね。だって、

朝のカフェ

だけだと、春かもしれないし、夏かもしれない。人によって捉えるイメージの幅が広すぎます。だから、とりあえず季節を指定することによって、イメージがバラけるのを防ぐんですね。

俳句に限らず、人に何かを伝える上で「それはいつの出来事なのか?」をまず言うことは、とても大切なことですよね。

ただ「恋人にふられた」といっても、昨日ふられたのか、3年前にふられたのかではイメージがまったく異なります。

そういったわりと単純な事情で、俳句には「いつ / When」つまり「季語」を入れろ、と口うるさく言うんだろうなと、僕は解釈しました。イメージを正確に伝えるためのテクニックということですね。

最後にチョココロネについてなんですが、いつも僕は惣菜パンに加えて、ついチョココロネもトレーに乗せてしまうんですね。そしてあとで後悔するんですよ。見た目は可愛いくせにボリューミーなんですよ、あいつ。高校生なら余裕で行けるんだろうけど。

この「イメージを少ない文字に凝縮させる作業」についてはまだ語れそうな気がするので、また自作のゆるい俳句とともにnoteしたいと思います。

※ネットで調べたところ、俳句では季語が必要とされますが、川柳では必須ではないとのことです。他にも俳句には「切れ字」が必要など、いろいろとルールがあるようですが、僕は大会に出ようとしているわけではないので、好きなようにやっていくつもりです。

Photo by @jetdaisuke

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