見出し画像

WISHING 11/17/23 もう誰にも止められない〜国産コロナワクチン購入契約

すごいニュースが飛び込んできた。

現在の国内コロナ感染者数は8月末から9月上旬の10分の1に、入院者数も14分の1になっており、さらに減少中である(1196)。死者数は、世界中でも国内でもほぼゼロ(100万人当たり7日間平均0.0人)(1197)。WHOでさえ高齢者のリスクをmoderate(中)に引き下げた (1203)。

米国における秋以降のワクチン接種者数は、成人全体の7%、小児の2%で、重症化リスクのある人々の接種率さえも低迷している。75歳以上の5人に一人、65歳以上74歳までの15%が接種したに過ぎない (1198)。

日本の場合は、全体で1700万回(13.8%)、そのうち1240万回を65歳以上(34%)が接種している (1199)。最前線の現場では、発熱患者に対する検査結果で、インフルエンザ陽性100に対してコロナ陽性は2程度まで激減し、その後を追うように、コロナワクチン接種者数も日毎減少の一途を辿っている。

世界全体のワクチン需給見通しの最も良い指標は、NASDAQ上場ビオンテック社の株価および財務状況である。

株価は2021年8月の最高値464ドルから現在は99ドルに低下。財務状況は、前年比で、収益が74%減、純利益が91%減、営業利益が95%減、キャッシュフローが116%減であり、さらに、アナリスト予想によれば、来年第二四半期は赤字転落予想となっている (1200)。

ビオンテック筆頭株主は(売るに売れない)持ち分を大幅に縮小中である (1201)。

そこへ、「厚労省、コロナワクチン140万回分を購入、第一三共と合意 」 というニュース。1本100ドル1万5千円と仮定すると、210億円の売買契約。(国家予算の予備費5兆円の0.4%に過ぎないと言ってしまえば、それまでなのだが)

第一三共が申請中の「ダイチロナ」の製造販売の承認が前提だという。同社が9月7日に厚労省に承認を申請しており、11月27日の厚労省の専門部会で承認の可否を審議する。了承されれば厚労相による正式承認を経て来月から配送を始めるという。しかも、厚生労働大臣はじめ誰もがもう少し早かったらよかったのにと思っているのにも関わらず、このまま進められる案件らしい (1202)。

大きな負債を抱えている人は、余裕(そんなものはどこにもないが)ができた時には、凡人感覚からすると、利息でも元本でもいずれにせよ少しでも返済に回すのではないかと思う。国内企業を利する義務があるのか、どんなノルマがあるのかは知る由もないが、素晴らしい資産運用立国を実現してくれるものだと期待している。

(1196)

https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/covid19/pdf/COVID-19_2023w44.pdf

(1197)

(1198)

(1199)

(1200)

(1201)

(1202)

(1203)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?