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祝10周年かもしれない🍎

りんごといえば、やはりこちらヨシタケシンスケさんの衝撃の絵本デビュー作🎉

ヨシタケシンスケ『りんごかもしれない』(ブロンズ新社、2013年)

哲学的な考察を想像力を駆使してユーモラスに展開してみせたこの絵本は、いまや世界各国で翻訳され愛されている。出版からもう10年?まだ10年? ヨシタケさんの絵本がない本棚なんて!(大昔こんなCMがありましたね…「○○○○を入れないコーヒーなんて」☕️😆)

ヨシタケシンスケ作・伊藤亜紗 相談『みえるとか みえないとか』(アリス館、2018年)
伊藤亜紗『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書、2015年)

大学の英語の教科書に、片足を引きずる鳩を見た場合に母が子に「かわいそう」と言うか「しっかりしてるね」と言うかの文化的相違に触れたものがあったのだけれど、絵本『みえるとか みえないとか』もズバリその問題を扱っている。障がい者は可哀想なのか、障がい者との共生は可能なのかについて、宇宙人と地球人の対比でわかりやすく問題提起されているので、小学生にはこの絵本を教科書代わりに読んでもらえたらいいなと思う。

ヨシタケシンスケ『このあとどうしちゃおう』(ブロンズ新社、2016年)

『このあとどうしちゃおう』は、今の私の教科書みたいなもの。こうしてnoteにあれこれ綴っているのは、私のエンディングノートなのかもしれない。お葬式はしなくていいから、身内や仲間内で美味しいものでも食べながら、私の悪口大会でもやってもらえたら大満足。その時、下手なピアノをBGMに流してくれたらもっと嬉しい。…なんてことを日頃からフランクに語り合えたらいいね、というメッセージが込められた絵本。

他にもいろいろ読んできたけど、ヨシタケさんの本はまだまだ読み足りない。

この「ヨシタケさんにきいてみよう!」シリーズもオススメ👍

ヨシタケシンスケさん、絵本デビュー10周年おめでとうございました🎊
今日から読書週間だそうです📚 皆さまもこの機会に絵本を1冊いかがでしょうか。