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山登りを再開しようかな

最近、ちょっと、そんなことを考えています。
20年近くブランクがあるので、さて、どうしようか。

きっかけは、やはり写真を撮りだしたこと。
風景の一部として遠くの山を写真に収めるうちに、「あの山、まだ行ってないな…」などと思い出してしまって。

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また、つい先日、風景写真家の米美知子さんがCP+で語っていたテント泊登山のスタイルにも大いに刺激を受けました。
米さんがテント泊登山を始めたのが2019年からとのこと。女性の年齢のことを話題にするのは失礼かもしれませんが(すみません)、50歳を超えてから幕営登山を始めたというのに驚きました。
自分の場合、既に思い出と化していたというか、「もういい歳だから」と諦めていたようなところがあったのですが、「まだまだいけるかも」、と思い直しました。

そしてそのスタイル。
「山頂を目指さない」という姿勢がまたいいな、と思いました。「写真を撮りたくて登ってるんで」「槍ヶ岳は見る山」という割り切り。とにかく自由。
自分の場合、若い頃はガイドブックに頼りっぱなし。しかも記載された参考時間の7割くらい、場合によっては半分くらいの時間でガツガツと山頂まで登って、ちょっと景色を楽しんだら駆け降りる、みたいなスタイルでした。流石にこの歳でそれは無理でしょう。
でも、米さんの動画を見て年齢相応の楽しみ方もあるのではないかと思い直しました。フルサイズミラーレスも買ったしね(笑)

そして、自宅近くから見える山々の写真を撮りだして、有名どころにあまり登っていないことにも気づきました。
自分が本格的に(というほど本格的でもないですが)山登りを始めたのが東京に出てからなので、案外新潟の山には登ってません。
主なところで、二王子岳、御神楽岳、粟ヶ岳、八海山、谷川岳くらい。白馬岳は登ろうとして悪天候で引き返しました。

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もし再開するとしたら、まずは自宅から見える飯豊連峰のどこか、それに朝日連峰、守門岳、越後三山の越後駒ケ岳と中ノ岳には是非行ってみたいですね。
また、ピークを踏むだけではなく、やはり綺麗な写真も残したい。

でも、やるならまた山道具を揃えないといけません。
新潟に帰ってきて山登りをやめてからもしばらくはテントやシュラフなどを持っていたのですが、東日本大震災の年、救援物資としてすべて寄付してしまいました。
更に、公私とも何かと忙しく、若い頃のようになかなか時間がとれません。

さて、どうしようかな……と、まだ雪に覆われた山々を見ながら考えています。

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