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再開登山(11座目) 雨飾山

1.雨飾山に行こう!

天気予報は台風3つが日本に接近と報じています。
こりゃ登山は無理だな、と諦めていたのですが、連休初日、最初にくるはずの台風が大きく逸れて太平洋上へ。
おお、これは行けるかも♬ と思い直して降水確率をチェックしたら、魚沼市、南魚沼市は相変わらずの雨予報。やっぱりダメか…と思いつつ念のため上越の方を見てみたら…天気良さそうじゃないですか!
これは是非行かねば!ということで、まだ未踏の雨飾山をターゲットにしました。

「ついに私は久恋の頂きに立った。しかも天は隈なく晴れて、秋の午後三時の太陽は、見渡す山々の上に静かな光をおいていた。すべての頂には憩いがある。梢にはそよとの風もなく、小鳥は森に黙した…
一休みして、私たちはもう一つのピークの上へ行った。案外近く、三十米ほどしか離れていなかった。下から眺めてあんなに美しかった、その二つの耳の上に立った喜びで、私の幸福には限りが無かった。」
深田久弥『日本百名山』

かの深田久弥がここまでほれ込んだ山です。さぞ素晴らしい山なのでしょう。
ということで、例によって車中泊で現地入りし、2021年8月8日の早朝からスタート。

2.登山口から山頂まで

越後の秘境宿、雨飾山荘からまだ薄暗いうちにスタート。
ここ、売り文句だけではなく、正真正銘、本当に秘境感漂う素朴な宿です。

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ちょっと歩いて薬師尾根へ。
展望が開けると鋸山が異様な姿で迫ってきます。凄い山だなこれは…

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けっこうな急登が続きます。危険個所はありませんがなかなかしんどい。
梯子も数か所あります。

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アルミ梯子を上ると「一ぷく処」。
まだまだ先は長い。

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中ノ池。ここでようやく行程の半分強くらいですね。一休み。
中ノ池は苔むした古木などがあり神秘的な雰囲気が漂っています。

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遠くは見通せないものの、やはり眼前の鋸山が気になる。
雲が掛かって高山感がありますね。

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あと60分。なかなか山頂は遠い。
またここからしばしの急登です。

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ようやく、笹平に出ました。
ここからは楽園。広い笹の平原に高山植物が咲き乱れています。
あ~来てよかった。

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そして最後の急登を登って山頂へ。
残念ながらガスで遠くは見えませんでしたけど(また…)笹平だけで十分満足。

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3.笹平の花コレクション

今回、花が撮りたくて、EOS RにRF24-240mm F4-6.3 IS USMを取り付けて(というか、それしか持っていないのですが)、ザックに入れて上がりました。
本格的なカメラで高山の花を撮るのは今回が初めてです。
構図の締まらなさやピン甘は、重いカメラを山上まで運び上げた努力に免じて大目に見てください(笑)。
あと、花の名前はセルフサービスとなっておりますので、どうぞご自分でお調べください(詳しくないもので…すみません)。

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4.最後に

下山して、雨飾温泉で汗を流して(いいお湯でした)、車で日本海に出たら、そこには真夏の海が広がっていました。
遠くに入道雲。

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いい旅でした。
また行こう、雨飾山。

■ コースタイム

雨飾温泉~山頂       3時間25分
山頂~雨飾温泉       2時間35分

YAMAPこれしか記録されてなかった……





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